25,000ドル寄付?~若者による寄付やボランティ活動

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誕生日、クリスマス、お正月、もらったプレゼントやお金のすべてを寄付する、言葉にすれば簡単なようでも、なかなかできることではありません。

それが、自分でお金を自由に稼ぐことのできない「お小遣い世代」のティーンであればなおさら。

でも、この13歳の少年にはできたのです。

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25,000ドルっていくら?

少年が寄付した総額は25,000ドル。日本円に換算すると約280万円!

少年の寄付金額としてはもちろんですが、13歳がお祝い金として集めた金額としても十分にビックリな金額です。

少年はこの25,000ドルで、800足のNikeシューズと800足の靴下を購入。チャリティ団体を通じて、近隣の低所得者たちの通う公立学校、地域の孤児院、女性と子供のための避難所に寄付しました。

学校などの大きなグループ単位で集めたお金ではありません。企業がスポンサーについたわけでもありません。あくまで13歳の少年の個人的なお祝い金です。そこがポイント。13歳の少年が280万円を手に入れて、それを丸ごと寄付に回せる、その心意気がスゴイ!

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13歳がなぜ&どうやって25,000ドルをゲット?

おそらく誰もが思い浮かべるだろうと思われるのが、13歳の少年がもらうお祝い金が25,000ドルってどういうこと? との疑問。

これ、実は「成人」の祝いで得たお金なのです。ユダヤ教徒の間で行われる「バル・ミツワー(男)」または「バト・ミツワ―(女)」または「ネベー・ミツワー(男混合複数形)と呼ばれる成人の儀式は、かなり大がかりなものです。

13歳の誕生日の後にやってくる安息日(たいていは土曜日)に、教会で礼拝を行い、その後はパーティー。特に裕福なユダヤ教徒の家庭では、とても13歳の子どものためとは思えないような規模の晩餐会が催されることもあります。

バル・ミツワーには親戚・友人などありとあらゆる知人が招待され、それぞれに祝い金や祝い品を持ち寄ります。寄付をした少年はこのバル・ミツワーの祝いとして受け取った金額の合計額が25,000ドルに達したわけです。

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サンクスギビングとユダヤ教と地域性

少年が寄付を行ったのは、サンクスギビング(感謝祭)の時期。サンクスギビングそのもののはじまりは、ピューリタンのアメリカ移民者たちが、厳しいアメリカ大陸移住初頭の生活の中で神に収穫を祝ったのが始まりだとされますが、現在は宗教的な背景はかなり薄まり、クリスマス前に家族や親戚、友人たちが集まって食事をする機会として認識されています。

この家族の枠組みが広く「アメリカ国民」とか「人類」とか「あらゆる生物」へと広げられる傾向があり、サンクスギビング精神は、感謝祭前後の炊き出しや寄付といった活動の活発化としても現れます。

その証拠に、今年の感謝祭もアメリカのニュースでは、あっちでもこっちも助け合い、寄付を行い、恵まれない子供たちをアダプトしたという報告が盛りだくさん。

さらに、少年が暮らすエル・パソはアメリカとメキシコの国境の街。多くの移民者が暮らすエリアでもあり、低所得者層は厚く、同じ町の中でも貧富の差は決して小さくありません。

そんなバックグラウンドから、少年の脳裏に「寄付」が浮かんできたのかもと想像できます。

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地元チャリティ団体の狙い

少年は25,000ドルものお金を靴と靴下に変えて寄付しましたが、これには受け皿となる団体がありました。それが「Braden Aboud Memorial Foundation」です。このチャリティ団体は2008年以来、毎年靴の寄付を行ってきました。ただし、これまではその基金をイベントやビジネスレベルの寄付に頼ってきたそうです。

それが今年はたった一人の少年の寄付で賄えてしまいました。そして、それが大きなニュースとして全米から全世界へと発信されてもいます。

これにより、チャリティ団体は来年以降、より大きなNikeやPumaなどのスポンサーがつくことを期待しています。

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でも、少年の狙いはいたってシンプル

「お古のスニーカーを順繰りにお下がりで履いていて、新しいスニーカーを履くことのできない子供たちにプレゼントしたいんだ」と語る少年も、彼の考えに賛成して一緒に寄付の方法を考えたという両親も、サンクスギビングの精神を正しく持ち、エル・パソで毎年行われてきた靴のチャリティについての知識も持っていたのかもしれません。

少年はただ「自分より恵まれていない子供たちのために」と語っています。その狙いはいたってシンプルです。

おそらく、少年の家庭はかなり裕福なのでしょう。でも、たとえ裕福な家庭で育ち、十分な物資やお小遣いを持っていたとしても、自分が手に入れた25,000ドルを、新しい靴を履けない同年代の子どものため、靴チャリティの発展という将来のために、全額ポンと差し出せる、そしてそれを親が後押ししてくれるという状況を自分にあてはめた時、「自分もできる」「自分もやる」と言える人がどれくらいいるでしょうか?

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若者による寄付やボランティ活動の日本における現状は?

日本で若者による寄付、ボランティアといった活動は? と問われて思い浮かぶのは、学校単位で行う「赤い羽根募金」や地震などの災害時に行う「募金活動」、または近隣の老人ホームなどを訪ねる慰問や地域清掃などのボランティアでしょうか。

ボーイ・ガールスカウトでも行っていますね。子ども会などが主導して行うこともあるようです。ただ、小さな子どもを含む若者の間に、日常的な「寄付」や「ボランティア」の考えが浸透しているかというと、疑問を感じずにはいられません。

でも実は、一部の若者たちの間でボランティア活動は非常に活発化しているという説もあります。20代・30代のベンチャー系やキャリア系の若者の間で、その忙しい身と決して億万長者ほど裕福ではない収入とを削るようにして、自らNPO法人やNGO団体を立ち上げたり、参加したりして、積極的にかかわろうとする人は増えています。

ただし、それは広く若者層に広がるのではなく、あくまで一部に深く濃く発生している状態のようです。

日本は世界的に見ても、経済的に安定している国ですが、現実として、日本人の若者の収入は消費との兼ね合いから厳しい状況に向かっています。多くの若者にとって、助けが必要なのは自分たちであって、他人ではないのです。

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若者による寄付やボランティ活動の海外における現状は?

日本を離れ、アメリカやヨーロッパなどの他の先進国での状況はどうでしょうか?

気になったのは、学校のカリキュラムにボランティアが組み込まれている点です。日本でも最近もてはやされるようになったIB(インターナショナル・バカロレア)では、その単位の中にボランティア活動があり、募金箱を持って街角に立つ、地域で慰問活動を行う、海外の人手を必要とする場所で働くといったさまざまなオプション付きで学生たちがボランティア活動に参加する機会を作っています。

ボランティア活動を「学ぶ」という感覚に若干の引っかかりは感じるものの、知らなければ取り組むこともできないのは確かである以上、こうして「教育」としてボランティアを若者に浸透させる方法もアリなのかもと最近は考えるようになりました。

多くの先進国では、幼稚園から老人ホームへ慰問に出かけ、動物のアダプトセンターで掃除や散歩のボランティアを行い、小学校から高校にかけては、授業の一環だけでなく、サンクスギビングなどのイベント時を中心に公私にわたってさまざまな催しを行うことで、地域のボランティ活動を発信していくことを学びます。

成長過程でボランティア精神を学んでいるかどうかは、確実にボチャリティやランティアに対する親近感の有無として表れてきているように感じられます。

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まとめとして

ボランティアやチャリティへの親近感は、25,000ドルを寄付した少年のクラスアメリカでも浸透しています。特にアメリカ人にとって、寄付は成功と切っても切れない密接な関係を持っています。特に成功者は、寄付を行う義務があり、弱者に手を差し伸べることはごく当然の身近な行動だと考えられています。

少年は確かに裕福なのでしょう。25,000ドルはひょっとしたら彼にとってそれほどの重みがないのかも(?)しれません。また、少年の「新しい靴を履けない子にプレゼントをしたい」という言葉も聞き方を誤れば、不遜にも傲慢にも聞きとれます。

でも、彼はそれができるからした、実のところそれだけのこと。そして、それができるのにやらない人も多いのが現実なのです。だからこそ、彼の行動は素晴らしいと称賛されているのです。

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