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90歳だってガンだって!「Driving Miss Norma」の旅は続く

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90歳だってガンだって!「Driving Miss Norma」の旅は続く

アメリカ在住、90歳の女性「Normaさん」が、アメリカ横断の旅の真っ最中です。その旅の様子は刻々とフェイスアップで伝えられ、アメリカ中から「いいね!」の応援が寄せられています。

90歳だから女性だからといって、アメリカ横断がそんなに珍しいのか? という声も聞こえてきそうですが、Normaさんはちょっと特別なのです。

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Normaさんが旅に出た理由

67年間人生を共に歩んできた夫に先立たれたその2日後に、Normaさんは子宮ガン宣告を受けました。1ダウンをくらったところにさらなる追い討ちというわけです。もう立ち直ることさえできないのではと思えるようなダブルパンチをくらったNormaさんでしたが、彼女はそこで奮起したのです。

手術や抗がん剤治療という「正しい治療」を勧める医師に対して、「No!」をつきつけ、「このままでいいのよ」と治療を受けないことを宣言しました。

Normaさんの場合、90歳という年齢、可能性の高くない手術、辛いだろう治療などを考慮すると、いわゆる「正しい」病院でのガン治療への期待やありがたみは薄いものだったのも事実です。時間もお金もかけて病院に縛りつけられるかわりに彼女が選んだのは、旅で残りの人生を楽しむことでした。

彼女の残りの人生を賭けた選択には賛否両論があるにしても、「自分の最後を自分で選択する」ことに対する賞賛や憧れが、多くの人の心を惹きつけているのも確かです。

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Normaさんが旅に出られたのは

そこには、彼女の息子さん夫婦の存在がありました。

息子夫婦は、キャンピングカーでアメリカ内を移動していく生活をしていました。でも、夫に先立たれたNormaさんに残された家族は彼らだけ。

「母さん、一緒に来る? そうでなければ、僕が一緒にいられない以上、ケアホームに入れなくちゃいけないよ」と息子が言うと、彼女は一瞬考えて「一緒に行きたいわ」と答えたそうです。

こうして、90歳ガン患者のNormaさんは息子夫婦とその愛犬と共に旅に出ることになったのです。

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「旅」は人生の最後の、そして最大の選択

ここで確認しておきたいのは、同じように高齢や病気になってもそれをおして旅にでる人たちの多くが、「旅が人生最大の目標だったから」という理由をあげますが、Normaさんの場合は違います。

最愛の夫を亡くしたこと、自らが死病を患い治療を受けても完治するとは限らないこと、そして唯一の家族である息子夫婦が旅をライフワークにしていたことなどが、彼女に「旅」の選択肢を与えたのです。そして、この選択肢を受け入れ後押ししてくれた家族と医師がいたこともまた、大きな理由となるでしょう。

彼女の意思もありましたが、たくさんの偶然が重なり合って、彼女の人生は「旅」へと方向転換したのです。

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65000を超えるフォロワーが楽しみにしているのは

Normaさんの笑顔。彼女がアメリカ大陸の行く先々で初体験を繰り返し、新鮮な感動や喜びを表現した写真とつぶやき一言がフェイスブックにアップされると、フォロワーたちが一斉に「イイね!」をクリックします。

ビールを飲み比べながら「ウフフ」の笑顔、劇甘に違いない大きなケーキに満面の笑み、予想外の雪を手で丸めておどける様子、クリスマスプレゼントの気球ライドでの感動、ディズニーワールドのショップでファッションショーを気取る図、愛犬プードルと一緒にうたた寝をする様子、そしていつも隣で手をつなぐ、やっぱり満面の笑顔の息子さん。

その全てが、Normaさんフォロワーの楽しみであり、勇気や元気ともなっています。

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誰にでも許される選択ではないけれど

彼女の「治療ではなく旅」という選択に対して、「医師として無責任だといわれるかもしれない。でも、彼女の意思を尊重することにしたんだ」とは、Normaさんの医師の言葉です。さらに続けて、「ガンの治療に辛い副作用が出ることが多いのも確か、90歳の彼女が手術にも治療にも耐えられるかどうかもわからない」と判断し、Normaさんたちの旅を応援する側についてくれたのです。

Normaさんの選択は、同じような高齢のガン患者すべてに許されるわけではありません。いくら本人が希望しても、医師の理解がなければ実現しにくく、家族の協力も必須です。旅に耐えられる体力や財力も必要でしょう。

旅の途中で91才を迎えたNormaさんにはそれがあったというラッキーな部分もありますが、彼女の選択とその結果ともいえる彼女の笑顔からは、「こんな選択肢があるんだ」というメッセージが、多くの人のもとへと届けられています。

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旅の効果

この旅は、Normaさんにとっては大冒険であり初体験の連続。楽しく幸せすぎて、息つく間もないような毎日でしょう。フェイスブック上の彼女の笑顔を見れば、そこに疑いはありません。

ビールにケーキにハンバーガーにポテトというまさに「アメリカン」な食事をおいしそうに食べる様子からも、車イスを降りて記念撮影をしている様子からも、90才とは思えないような元気そうな様子が伝わってきます。

さらに、彼女の体に「このままで」と残されたガンは、その活動をスローダウンし、サイズを縮小させている兆候が見られるそうです。

まさに、「笑いが病魔を遠ざける」という現象が彼女の体の中で起きているのかもしれません。

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「Driving Miss Norma」が教えてくれること

2015年の9月にスタートした3人と1匹の旅は、もうすぐ10か月。映画「Driving Miss Daisy」をもじって「Driving Miss Norma」とつけられたフェイスブックに毎日のようにアップされるNormaさんの笑顔は、今もイキイキとしています。

旅に出て人に会い、物を見て刺激を受けることが増え、外出して歩き、たっぷりと食べる、そんな生活が彼女を以前より健康にしていると息子さん夫婦は語っています。

彼女の場合、この「旅」という「治療法」がピッタリだったのでしょう。
ピッタリの治療法とは、必ずしも「正しい治療法」とイコールではないことを、彼女と彼女の旅とが教えてくれます。

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Norma’s To Do Listはまだまだ続く

グランドキャニオンを見ること、ディズニーワールドを訪れること、岩に刻まれたプレジデンツを見ることなどを既にクリアしたNormaさん。でも、あれもこれもとやりたいこと行きたいところはまだたくさんあるそうです。

彼らの旅の行先は、Normaさんの希望を息子さんがオーガナイズする形で決められていきます。彼女のTo Do Listの中には「To the Moon(月へ)」もあるとか。

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まとめとして

人生の伴侶との別れは、多くの夫婦のどちらかが味わわざるを得ないこと。そして、医療の発達によって、ガンと診断される人も、ガンが死因になる人も少なくないのが現実です。

その両方を90歳で一度に迎えたNormaさんですが、彼女のその後の決断と行動、そして現在の笑顔は、誰もが「うらやましい」という思いを抱くのではないでしょうか?

私たちが今後直面するのは違う状況であり、違う家族とともにあり、違う文化や考えも持っているでしょう。それでも、選択肢はきっと、医師や周囲から目の前に並べられただけではなく、自分の気持ちの中にまだあるはず。

それを口に出すことができる環境作り、それがこのフェイスブックを立ち上げたNormaさんの息子さんの願いの一つです。その環境の中で、人と人とが「会話」を持つことが、これまでは「無理に決まっている」と拒否し拒否されてきた選択肢さえも、可能にしてしまう魔法となります。

Normaさんが医師や家族との会話という魔法で得たのは、「その時」に選びうる「自分なりの選択」。これこそが、人生の最期が近づいた時の岐路で得られる、最高のプレゼントとなるのではないでしょうか?

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