「インディ・ジョーンズ」の舞台、ヨルダンのぺトラ遺跡を訪れて

 

中東ヨルダンの世界遺産「ぺトラ遺跡」。ヨルダンを訪れる旅行者のほとんどが、このぺトラ遺跡を目指すという。

ぺトラ遺跡といえば、映画「インディ・ジョーンズ/最後の聖戦」の舞台として撮影が行われたロケ地として世界中に知られている。

私自身もかつてこの映画を見て、ぺトラ遺跡の存在感にワクワクし、考古学者や冒険家に憧れを抱いた。ずっと行きたいと思っていた場所であったが、治安があまり落ち着かない中東に尻込みしていしまい、なかなか行けずにいた。

しばらく中東情勢が落ち着いていて、その中でもヨルダンは比較的安全だということを外務省ホームページで確認し、2014年~2015年の年越しをヨルダンで過ごすことを決意。

その数日後に、日本人ジャーナリストの後藤健二さんが、イスラム国によって拘束される事件が起こるとも知らずに・・・。

petra n2

首都アンマンから死海を経由して、ぺトラ遺跡へ

空路の場合、首都アンマンの国際空港に到着する。実はこのアンマンからぺトラ遺跡など、ヨルダンの主要観光地までの距離がなかなか遠い。

アジアやヨーロッパなどに比べると、まだまだ観光産業が発達しておらず、公共交通機関での連絡はあまりスムーズとは言えない。今回の旅はあまり時間もなかったこともあり、空港に到着してすぐにエアポートタクシー(料金は定額制)で死海経由のぺトラ遺跡へ向かってもらった。

このタクシードライバーのスルタン氏がなんとも言えないシャイで素敵な人だった。

英語はほぼ通じなかったが、「地球の歩き方」の後ろに載っているアラビア語を駆使してなんとか会話し、とっても楽しい車内だった。どうしても通じない単語は、スルタンがいちいち息子(英語が堪能)に電話をし、息子が通訳をしてくれた。

スルタンはとても信心深く、私がローカルの食堂で昼食を取っている時も、メッカに向かってお祈りを続けていた。

ヨルダンにいると、宗教が本当に生活の一部だということを強く感じる。小さな食堂の中にも必ず礼拝できるスペースが設けられているし、タクシーでお客を乗せていようが、時間になると、「15分ほど待っていてくれ」と言い残して平気でモスクへ入っていく。お客はほったらかし。

それでも彼らにとってのイスラム教を受け入れたいと思うので不思議と腹も立たない。

surtan n

死海(Dead Sea)に到着。アンマンに比べるとかなり暖かい。といってもオフシーズンであるため人はまばら。それでもリゾート地ではあるようで、まわりには高級そうなホテルやスパ施設が並んでいる。

海の家のようなところで入場料を払い、更衣室で水着に着替える。ここにはシャワーやトイレもあり、小さな売店や水着のレンタルもあるので手ぶらで来ても良さそうだ。

死海で本を読むという夢がひとつ叶った

dead sea n2

死海は本当に浮くということを確認できた。

ただ、塩分濃度がものすごく高いので、口に海水が入るととんでもないことになる。塩辛いとかそういうレベルではなく、粘膜が痛い。

浜辺では、死海の泥が溜めてある大きな壺があり、いくらか払うとお兄さんが体中に泥パックをしてくれる。このお兄さんがハイテンションで、冗談を言いながらも結構きわどいところまで体を触ってくる。イスラム教というと、男性は女性とあまり触れ合わないイメージがあるが、外国から来た女性に対しては少し違った感覚を持っているように感じた。

30分ほど滞在し、死海を後にした。この海の向こう側はイスラエルなんだな。

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ぺトラ遺跡はとにかく感動!!

ご対面した時はしびれた。

ぺトラ遺跡の入り口までは、シークという周りを赤い岩で囲まれた細い道を歩いていくのだが、その間、馬車がパカパカと走って行ったり、先住民のベドウィンがラクダを連れていたりして、まるで古代ナバテア人が住んでいた時代にタイムスリップしたかのようだった。

砂漠の民たちのため貿易の中継地などとして栄えたと言われるぺトラ。同じ道を自分も歩いていると思うとドキドキした。

petra girl

シークを抜けて、目の前が急に広がり、エルハズネ(宝物殿)が見えたときは思わず声がもれた。

自分は結構クールな方で、今までも色んな遺跡を見てきたが、それでもかなり感動した遺跡の一つに入る。

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ここは「ノマド」の サイト

「ノマド」= 場所と時間を選ばず「旅」を、生業とし生きる人たち。

東日本大震災(2011年3月)の経験によって、私たち家族4人は日本の家を引き払い、ノマドライフをスタートさせました。

「子連れで世界一周」達成後も旅を終えず、今現在も海外や日本を無帰宅で旅し続けています。

何処の空の下で、何を学び、何を感じ、写してきたのか。私たちが辿ってきた道のりは、

当サイトの「子連れバックパッカー世界一周」「子連れ自転車日本縦断」「手作りキャンピングカー学びの旅(日本)」「ノマド 7人 で旅へ(海外)」「世界の人々の写真」「石垣島での旅人村づくり」「手作り木造ヨット世界一周」

など、1400記事以上にわたって描かれていますので、少しでも目を通して頂ければと思います。

私たちの旅の様子はコチラ👉https://yuuma7.com/

ぺトラ遺跡の15%がまだ未発掘

ぺトラ遺跡はかなり広く、炎天下の中を歩き回るのは結構きつい。見どころを回るにはトレッキングルートのような道を上って行かなければならないため、十分な体力と水分が必要である。

遺跡の発掘調査開始は20世紀後半~と比較的最近であるが、いまだに全体の15%ほどしか調査が進んでないというからさらに夢が広がる。考古学者たちにとってもぺトラは夢の遺跡だと言う。

遺跡を回っていて思ったのは、他の有名世界遺産と比べて遺跡の保護とか安全という面では比較的ゆるいなということ。案内表示も少なく、立ち入り禁止等もみかけないので、ほんとに自由に探検できる。ただ自己責任なので、崖から落ちたり、足を滑らせるといった危険も承知しなければならない。脚力に自信のある方にはぜひ上からも下からもぺトラを満喫してほしいなと思う。

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ぺトラは夜のライトアップも美しい

ぺトラ遺跡では、決まった曜日に夜のライトアップも行われる。

砂漠の岩山の岩盤をくりぬいて建築された遺跡にキャンドルのあたたかい光が浮かびあがるのが、なんともいえず神秘的なのである。

参加者全員に温かいチャイがふるまわれ、先住民ベドウィンの歌と演奏を聴きながら砂漠の夜に酔いしれる。

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ぺトラでは、「Valentine Inn」という安宿に泊まったが、スタッフも皆フレンドリーで親切だし、高台にあって夕日がとっても綺麗で、何よりも夕食のビュッフェが美味しい!色んな種類の料理が並び、アジア風の味付けなので日本人の口にもよく合う。食事を作っている女性がアジア系なのだそう。

ドミトリー部屋のシャワーは、あまり水圧はなく、時間帯や運が良ければ温水という程度。砂漠に囲まれた、水が貴重な地域であるからそれは仕方がない。

petra hotel

ぺトラは一生に一度は訪れるべき世界遺産

中東というとなんとなく危険なイメージを持っている人は多いと思うが、実際行ってみて命の危険を感じたことは一度もなかった。もちろんシリアとの国境付近など危険な地域はあるのだが、ヨルダンは他のイスラム教の国に比べてもかなり旅行のしやすい国である。

観光客用にお酒が飲めるレストランもあるし、移民や難民の受け入れをしているせいか、他民族に対しても皆優しい。日本に対してもかなり好意を持ってくれている印象を感じた。

なぜこのような岸壁を掘って建築したのか、謎は多く残っているが、とにかく、このぺトラ遺跡を見るためだけでもヨルダンを訪れる価値はある。

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