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テーマパークで絶叫したり花を愛でたり/三重県桑名市
複数のスタイルが異なるテーマパークが一カ所にまとまっていて、1日でも2日でも、開放的に遊べる。それが桑名の魅力。
絶叫し、ショッピングし、走り、泳ぎ、花を愛でたなら、史跡巡りもしておこう。
絶叫するもよし、まったりするもよし「ナガシマスパーランド」
桑名のテーマパーク、一つ目はその広大な敷地にこれでもかと詰め込んだアトラクションが自慢の「ナガシマスパーランド」。
ディズニーランドにも匹敵する広さとトラクション数だといわれるものの、ディズニーランドのような混雑ぶりはなく、1日あれば、かなりのアトラクションを堪能できるのが特徴であり、嬉しいポイント。特に平日なら、貸し切り気分に近い楽しみ方も可能だ。
また、イベントが多く、季節的なものだけでなく、ゆるキャライベントや子ども向けイベントもあり、年中何かしらのお楽しみがプラスアルファされる。
絶叫系マニアも楽しめれば、のんびり雰囲気を味わいたい派も楽しめるという、万人受けテーマパークだ。
昼間は花と緑を、夜にはイルミネーションを「なばなの里」
なばなは菜の花の一種で若芽や茎に独特の甘苦さを持つ野菜。このあたりはこのなばなの発祥地。だからといって、なばなの里にはなばなばかりかというと、そうではなく、ファンタジー感覚のテーマパークとして、スパーランドと並ぶ人気スポットとなっている。
自然を生かしたテーマパークで、ベゴニアをはじめとした季節の花を見ながらの散策、夏には蛍に花火、年末からは毎年テーマの違うイルミネーションがすごいスケールで楽しめる。
中にはレストランのほか、足湯、温泉施設もあり、家族連れで1日中、癒しを得られるスポットだ。強力な惹きつけ感はないが、だれが行ってもいつ行っても満足度の高い場所なので、ぜひ訪れたい。
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子どもは夢中!「名古屋アンパンマンこどもミュージアム&パーク」
あまり大きくないテーマパークだが、だからこそ、アンパンマンが好きな小さな子ども連れには嬉しい。
キャラクターショーの中、道端でも、アンパンマンとその仲間たちが登場し、目移りするほどたくさんのグッズ販売が行われているのはもちろん、アニメに登場するジュース屋さんやパン工場が実際に店舗として営業しているので、子どもたちは大興奮。
また、滑り台などの遊具も置かれているので、体を動かしていたがる子どもにもピッタリだろう。大人用には、遊ぶ子どもを見守りながら座ってお茶のできる場所もある。
場所的には、長島スパーランドとジャズドリームと同地域なので、ついでに寄る感覚の人が多い。
散歩が好きな人に「長島水辺のやすらぎパーク」
テーマパークではなく、無料で楽しめる公園。季節の花が美しく咲き乱れるのを愛でるには最高のロケーションだ。
もともとあった川を利用して整備した川辺の散策路には、桜、ボタン、柳、つつじなどが植えられ、好天時には時間と距離を忘れて歩いてしまいそうだ。季節限定だが、船を使ったツアーもある。
公園内には、長島藩久我家の屋敷がほぼ原型のまま設置されており、内部見学ができる。生活していたそのままの様子を再現しているため、当時の生活ぶりを身近に感じられるだろう。
赤ちゃんもOK「長島温泉・湯あみの島」
利用者のマナーの良さが評判の温泉施設。赤ちゃんも利用できるよう、専用の入浴グッズなどが用意されていてママパパには嬉しい。
内風呂に露天風呂、ジャグジー風呂のほか、岩盤浴もあり、徐々にアップグレードをはかっているという企業努力を感じ取れる。特に露天風呂は広々とした庭園内に複数の風呂があり、気持ちいい上に楽しい。
長島スパーランドで遊んだ汗を流そうと午後から夕方にかけては混雑してくる。混雑しないリゾート風温泉を楽しみたいなら午前を狙おう。
日本最大級のアウトレットでショッピング三昧「ジャズドリーム長島」
最近は日本のあちこちにあり、あまり目新しい感じのないアウトレットモールだが、ここは日本最大級。店舗数の多さは、買い物好きには良いだろうが、買い物しながら足腰が鍛えられそうな広さだ。そんな広さでも、週末を中心にレジやレストランでは長蛇の行列ができることもある。
犬連れOKのレストラン、予約可能のレストランなどもあるので、あらかじめ時間を決めて席を取っておくと安心かも。
長島スパーランドなど多くのアミューズメント施設と同地域内。少し離れた場所へは、シャトルバスも出ていて、あちこち贅沢盛沢山に楽しみ遊ぶにはもってこいのエリアだ。
戦争に負けて破壊された桑名城跡「九華公園」とわずかに残る桑名城壁
川を利用した水城。桑名城は徳川四天王の一人本多忠勝築城だが、現在は、石垣や曲輪、お濠などが残るだけ。
無料の広い九華公園内には、本多忠勝像(多聞橋近く)、松平定信を祀る神社などもあるが、あまり目立たず、雰囲気としては、市民の憩いの場といった感じ。
石垣の多くは、港湾工事の埋め立てに利用されたとか。現在の石垣の多くは修復されて現代風になってしまっているが、三の丸にあたる南西方向には築城当時の姿が少し残っている。この500mほどの区間に、東海道53次をテーマとする小さな公園があって、ちょっとした勉強になる。
重たい名前だが、清々した空気の「鎮国守国神社」
桑名城の本丸跡に建てらえた神社で、松平定信が祀られている。
負けた戊辰戦争の死者を慰霊する碑があるほか、天守台跡とされる石垣も残っている。宝物館もあるが、内部公開は期間限定。
大きな神社ではないが、いつもきれいに清められていて落ち着いた雰囲気を持つ。お参りすると、気分がよくなる神社だ。
馬神事で知られる「多度大社」
5月に行われる上げ馬神事が有名。急な上り坂を馬に乗って駆け上がるという神事は、シンプルだが迫力満点。
坂は、実際に目にしてみると、その勾配のきつさに驚かされる。もし、乗っている馬が前足を上げて立てば、間違いなく転がり落ちて坂の下まで…、と想像してしまう。
北伊勢神社とも呼ばれる格式高さを持ち、馬ゆかりの神社だからか、白馬が飼われていて、何やら上等な空気が漂う。
工事の予算オーバーと工期オーバーで自害「海蔵寺」
その昔、幕府の命令で行った長良川と揖斐川の治水工事で発生したトラブル。この工事を担っていた薩摩人が責任を取って、24名も自害したという。
彼らの大半の墓所があり、供養を行っているのが海蔵寺だ。
大河が複数海へと流れ込む地形から、洪水に見舞われることの多かったこの地で、治水に人力した彼らが、難工事ゆえの予算や期限オーバーの責任を取らされての自害。なんとも酷な話だ。
ゴージャスな和洋折衷館「六華苑」
水色と白を基調にした、かわいらしい外観の洋館だが、内部は和洋折衷。
洋館部分はジョサイア・コンドルによるルネサンス仕様。華美なほど見た目の美しさに力をいれている。
洋館から続く和風館は、和の質素さを醸し出しつつも、最上等建材をふんだんにつかった贅沢さも。
まるで森のように広大な敷地の大半をしめる庭は、池泉回遊式。離れや神社などが点在していて、これが個人宅…とため息がこぼれる。
船で渡って進む東海道「七里の渡し跡」
江戸時代の日本大通り「東海道」の渡し船がおかれた場所。桑名宿と熱田宿の間にあたり、河口近くの海路を船で渡った。現在は石垣が一部のこるだけ。
今は、渡し船もなく、いくら過去には東海道の一部であり、船で七理(約28km)も渡したといわれても、ピンとこないのが残念。
船に乗れるように整備されると、よいのでは。
まとめとして
桑名での観光はテーマパークを有効活用した現代風の楽しみが中心。カップルや家族、女子会などのグループ旅行に適しているだろう。
歴史好き、遺跡好きタイプは、目立った遺物がないため、しっかりと予習していかないと、見どころを求めてさまようことになりそう。
旅の目的をしっかりと定めてから向かいたい場所だ。
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