「海外の仕事」外国で清掃員として働いて自由な生き方を実現

人の住むところで必ず必要な「おそうじ」。これを仕事にするのが「清掃員」です。

一般家庭の日々のお掃除を請け負う掃除夫、定期的な大掃除を担当する清掃員もいれば、ショップなどの営業時間外に掃除をする清掃職員もいます。また、道路や公衆トイレだって、誰かがキレイに掃除してくれていますね。

誰かのためになり、喜ばれる。そんなやりがいある「清掃員」とノマドの相性はいかがなものでしょう?

お掃除の仕事はどこでも必ずある身近な仕事

日本では、清掃員といえば、ビルやオフィスなどの制服を着こんだ専属清掃員を思い浮かべるかも。それに、自分の部屋や家は自分で掃除するのが当たり前、汚れたり散らかったりした状態を他人に見せることはご法度…。そんな考えがどちらかといえば強いですね。でも、ところ変われば考え方も変わるのです。

週に1,2回、または1日おき、はたまた毎日のように、お掃除を人に頼むのが、ごく普通だと考える人が多く暮らす地域もあります。それも決して少なくありません。

清掃員は嫌われる仕事?

そうでもありません。身近なところにあり、特に昼間は学生をしている苦学生などが夜や週末に働いて、きっちり収入を得られるお得感ある仕事という見方もあります。パートタイムでもフルタイムでも働ける融通の利くところもお得なイメージです。

縁の下の力持ちというか、妖精さん的仕事というか、人知れずみんなのために働いてるよ~的なところを、プロ清掃員たちは自慢に思っているそうです。

家庭や職場が稼働中に、黒子のようにお掃除をしている、そんな清掃員タイプもあります。どれも、人のためになり、時には感謝の言葉を受ける点では同じ。もちろん、清掃員を格下として見下す人もいますが、それはごく一部の話です。

オフィスの夜間清掃は?

先に紹介したように、学生のパートタイムとして、中には昼間も働いているけれど、ダブルワークとして、という清掃員もいます。彼らの多くが選ぶのがオフィスなど夜間に人がいなくなってから、ビル全体を一斉に清掃するオフィス清掃。

これはたいてい数人でチームを組んで行います。中には、何十というフロアーを一晩かかって清掃することも。オフィス清掃は、機密書類などもあるため、ゴミの捨て方にルールがあったり、守秘義務契約があったりします。また、清掃中にも監視カメラが回っている場合が多いなど、ちょっと緊張感があるかもしれません。

それでも、一般家庭に比べると汚れ方は少なく、細かい作業もないおおざっぱな掃除が多いので、比較的楽だとされます。

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貯金30万円、財産すべてをザックに詰め込み、7歳と9歳の娘たちを連れて地球放浪の旅に出たのが10年前。今になっても着地できず、旅は年々刺激と学びが増すばかり。

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店舗の夜間清掃は?

これも割とよく募集がかかっている清掃員のパターンです。ショッピングセンターなどの集合型販売店だったり、衣類店や飲食店など1店舗だったりしますが、どれも、閉店してからの掃除です。

衣類店は埃取りが一番のメイン作業となり、汚れは少なめ。水仕事も少なめです。それに比べると飲食店はちょっと大変。調理場の調理器具などは、清掃員の作業範疇ではありませんが、店舗側のテーブルや椅子、床や窓。調理スペースの床などは清掃員の担当。水や油との闘いになることもあります。

オフィス清掃は、広いスペースを時間をかけて掃除することが多いのに対して、店舗清掃は閉店後、または開店前の数時間で一気に掃除することが多く、短時間パートを希望するタイプには向いているかもしれません。

家庭でのお掃除

自分の家の掃除くらい自分でやるべきだと思うのは日本人。そこまで言い切りはしませんが、日本人に多い考え方であるのは確か。最近でこそ、清掃専門会社が提供する、年末の大掃除パックを使う人や、定期的なお掃除クルーの派遣を頼む家庭もちらほら。それでも少数派です。

ヨーロッパやアメリカなどでは、共働き家庭であれば、週に1,2回お掃除のパートを雇って家を片付けてもらおうとすることは、よくあることです。中流家庭以上であり、ある程度の部屋数のある家に住んでいれば、正直掃除の手が足りないという現実もあるでしょう。また、アジアでも、低価格でお手伝いさんを雇える地域があります。

ただし、彼らの必要とする掃除レベルと日本人が当たり前とする掃除レベルは若干違います。もちろん、日本人のほうがハードルが高いのです。そのため、海外で日本人が清掃員をすると、「え、そんなに簡単な掃除でいいの?」「この程度のキレイさじゃ気持ち悪い」とさえ思うかも。そんなわけで、家庭の清掃員は、平均すると意外なほど楽な場合が多いでしょう。

ハウスキーパーではなく清掃員

ハウスキーパーと清掃員。どこが違うの? ほとんど同じじゃないの? と思っている人もいるかもしれません。確かに混同していることも、仕事内容がかぶっている場合もありますが、実際にはくっきりと違う職業です。

ハウスキーパーは、家事全般を監督する人、または全般を管理する人。すなわち、担当は家事すべて。ただ、それを自分でするとは限らず、誰かがするのを監督する立場の場合もあります。主婦とほぼ同じ立ち位置ですね。

中流以上の大きな家だと、執事とまではいきませんが、通いや住み込みのハウスキーパーがいて、さらに掃除係や料理係、庭師などがやはり通いや住み込み、フルタイムやパートタイムで雇われている場合があります。この場合、ハウスキーパーはそのほかの使用人たちのまとめ役をするわけです。

ハウスキーパーより清掃員?

ハウスキーパーの方がなるのが難しいというのが一つ。かなり信用のある人物でないとなれません。日本でいう家政婦と執事の真ん中くらいでしょうか。家の中のドメスティックな作業をすべて任せられる場合もあるため、それだけの重責を負います。職業としては良くても、ノマドとの組み合わせには向かないでしょう。

でも清掃員なら、パートタイムもありです。また、パーティーなどが開かれる時だけの、清掃係アルバイトなどもあり、これはスポットではあっても待遇がいいので、もし募集を見かけたらやってみたいですね。

まとめとして

清掃員は、フルタイムあり、パートタイムあり、スポットあり、昼アリ、早朝あり、夜間ありといろいろな選択肢のある職です。自分の都合に合わせやすいのがうれしいですね。

また、人付き合いが苦手な人でもできる、現地の言葉がまだうまくなくてもできる清掃の仕事もあります。

飲食店の清掃などは、時間が短くキツい面もありますが、その代わりにまかないがつくことがあります。一般家庭の清掃も、その家庭と仲良くなれれば、ホームステイができたり、食事付きにしてもらえたりという可能性も。

汚くてつらい仕事と思われがちな清掃員ですが、自分でピカピカにキレイにしたオフィスや店、部屋を見るのは気持ちのいいもの。もちろん、そのオフィスや店利用者や部屋の持ち主も喜んでくれる仕事です。

ノマドとの相性も決して悪くありません。一考の価値がありそうですね。

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