インドネシア・ソロの観光地を一通り歩いてみた感想

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古き良きインドネシアの王朝文化が息づく古都~ソロ(Solo)/インドネシア・ジャワ島

ジャワ島最長河川であるソロ川のほとりにある古都「ソロ」には、18世紀に王都が置かれていた。

今は消えてしまったマタラム王国の中心地であり、インドネシアの伝統芸能となった「ガムラン」・「ワヤン・クリ」・「ジャワ舞踏」などを育んできた。

ジョグジャカルタやバリなどに比べて、ソロは観光地としては目立たない存在だが、そのおかげで古都としての威厳や伝統をきっちりと残している。

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ソロはどこ?

ジョグジャカルタから北東方向へ65kmほど行ったジャワ島中部にある古い都市。車なら2時間ほどで到着する。

市街地には王宮や寺院があり、街角では若いソロっ子たちが年配の先輩たちから伝統芸能を学んでいる姿を見かける。

街を離れるとそこはジャングルのように茂った大自然に囲まれている。トレッキングコースからは、休火山の麓に広がる熱帯雨林を通って大きな滝の真下まで歩いていける。観光客だけでなく、地元民にとっても涼と自然を楽しむ場所として人気だ。

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ソロの歴史的背景

ソロの正式な名は「スラカルタ」。ジャワ島にあった「マタラム王朝」の首都だった。しかし、この王朝は分裂して2つに分かれてしまう。その一つがジョグジャカルタに、もう1つがソロに王朝を引き継いだのだ。

ところが、ソロに残った王朝はさらに継承争いで分裂し、ソロの王家は2つに別れ、さらに分裂・分家で複数の王家が連立して存在するという事態になってしまった。

オランダ統治と民族主義運動のぶつかり合いとなった20世紀になり、ジョグジャカルタの王家は民族主義運動を支持したことから独立後も王家としての自治権を一定範囲で保つことができた。しかし、ソロの王家はオランダの下から抜け出さず、民族主義運動に参加することはなかった。そのため、インドネシアの独立後には自治権を失ってしまうという結果となった。

それがソロの発展を妨げたが、同時に伝統的文化を遺すことにもつながったといえる。

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ソロの王宮たち

ソロに残った王家はそれぞれに王宮を持ち、政治や経済よりも伝統を保護するスタイルでソロに存在感を残した。

王宮そのものは18世紀頃に建てられたものであり、遺跡のような古さや歴史的価値はないが、その内部は現在博物館として機能している。

ソロで大切に引き継がれてきた伝統芸能の練習や発表の場として定期的に演奏や演技が行われているほか、王家の宝物や家具調度品なども展示されている。

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マンクヌガラン王宮

1757年建設のジャワ様式の王宮。今も9代目とその一族が暮らしている。入場時に国籍や使用言語を聞かれるが、それは見学が全てガイド制だからだ。

素足になってペタペタと王宮内を巡っていくが、総大理石張りの広間は足の裏がひんやりと気持ちいい。ジャワ様式といわれているが、オランダ統治の影響を色濃く受けているのが分かるヨーロッパ風の空間も多い。

内部は暑い気候に合わせ、白や青が多用され、素足が心地いい大理石やタイル張りの部屋がほとんどだ。また、壁が少ないのもソロにおける建築物の特徴。風通しの良さそうな作りだ。

博物館コーナーには、王族の肖像画、装身具、宝石などの貴金属、クリス(ジャワ短剣)などが展示されている。

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カスナナン王宮(カラトン・カスナナン・スラカルタ)

カスナナン王宮もまた、マンクヌガラン王宮と同時期である1745年に建てられた。マンクヌガランが煌びやかなイメージなのに対し、こちらはより伝統を重んじている雰囲気があり、インドネシア人たちの見学者が多い。

コロニアル風とジャワ風の様式が折衷されていて、白いギリシャ風の彫像が立ち並んでいるコーナーもあったりする。

敷地内にはインドネシアでは珍しい塔があり、これは周囲を見張るためと祈りを捧げるための二つの役割を持っていたとされる。

博物館部分は、王家の儀式で使用される道具類、伝統芸能である音楽や舞踏、演劇などで使われる道具などの現物が展示されている。王家がジャワの文化を守り続けてきたのがよく分かる。

また、カスナナン王宮では古いジャワの暦に従ってさまざまな儀式や祭礼が執り行われている。運が良ければ参加したり見学したりできるかもしれない。

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ジャワ更紗(ガレリ・ダナ・ハディ)

東南アジアの各地で特徴ある柄のバティックが作られているが、ジャワにも古くから伝わるろうけつ染めの「ジャワ更紗」がある。

近年は機械化が進みプリント地のバティックばかりが目につくようになってしまった。手作りのろうけつ染めは手間がかかる上、伝統的な図柄を描ける職人の減少もあってその取扱いはどんどん減っているそうだ。

それでも、ソロの街では時折市場の中や屋台などで売られているジャワ更紗を見かける。非常に華やかなカラー染め、細かい図柄におもわず見惚れてしまう。今後さらに手に入れにくくなる可能性を考えると、気に入ったものは購入しておいたほうがいいかもしれない。

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骨董品探し

古都だけあって、ソロには骨董品店や市場があり、古いもの好きにはたまらない。

売られているものの中には、博物館のガラスケースに収まっているべきではないかと思われるような発掘品や調度品もある。その一方でどうみてもガラクタにしか見えないものもあり、購入するにはかなりの目利きである必要があるかもしれない。

パサー・ウィンドジェナーは、世界から骨董品の買い付け人が集まるといわれる骨董品専門店エリア。古銭や土器のようなものから、バティックやお面、人形劇の操り人形などが人気。中にはサンギラン遺跡から出土した化石も扱っている店がある。

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クレウェル市場

クレウェル市場は主に布を扱うマーケット。古くは手作りのバティックが所狭しと置かれていたが、近年は大半がプリントものとなってきている。

それでも、掘り出しものもあるので、安くジャワ更紗を手に入れたい、ジャワ更紗を使った洋服が欲しいという場合には覗いてみるといいだろう。

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スクー寺院

ジャワ最長の川であるソロ川の水源であるラウ山の中腹にある寺院。ソロの街からは40kmほどの距離だ。

訪れてすぐに感じるのは、「ここはインドネシアではなかったか?」という疑問。この遺跡は15世紀に建てられたものだが、そのスタイルがマヤ文明のピラミッドに酷似しているのだ。

ヒンドゥー教に関連する生き物や物語りを題材としたレリーフや像も確かにあるが、亀や動物たちの像はマヤにもある。

実際につながりや関連性があるとは思えないものの、不思議さだけはぬぐうことができない。

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チュト寺院

スクー寺院と同時期に建てられたチュト寺院もまた、不思議なことにマヤ文明の香りを漂わせている。

古代からの自然信仰を形としたものらしいが、祀られている動物もその建築様式もそっくりなのだ。マヤ文明の生き残りがここまで流れ着いたなどという説を思わず信じてしまいそうになるほど。

ラウ山の裾野には、スキー山とチュト寺院以外にも王家の霊廟などもある。

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サンギラン遺跡

ジャワといえばジャワ原人。サンギランは世界遺産にも登録されている初期人類の遺跡だ。

ソロの街のすぐ近くにあるサンギラン遺跡では、ジャワ原人の頭蓋骨などの骨格のほか、初期人類たちの化石が本当にたくさん発見されている。数だけでいえば、世界で発掘された初期人類の化石の半数はサンギラン産だという。

発掘されたものはサンギラン博物館で見ることができるが、発掘現場の跡も散策できるようになっているので、足を運んでみたい。

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最後に

インドネシアといえば、リゾートとしてのバリ島や世界遺産のボロブドゥールなどばかりが注目され、ジャワという名こそ耳にしたことはあっても、旅行先としてあげられることは少ない。

特にソロはまるで忘れられた土地のように、古都としての姿をそのまま残しながら、歴史の中に置き去りにされている。しかし、それがたまらない魅力となり、一度訪れた旅行者は、インドネシアのどこよりも印象に残る町として記憶に刻んでいく。

そこを訪れた人しか感じることのできない感動を、写真、動画、そして言葉で表現してみませんか? あなたの旅の話を聞かせてください。

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