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車で「世界一周」ができるなら、当然「キャンピングカー」で「世界一周」だってできるはず。
キャンピングカーなら、寝床の心配も食事処の心配もなく、快適な生活をしながら世界を旅してまわれそうなイメージが浮かびます。
もちろん、そんな優雅な面もあるキャンピングカーでの旅ですが、一方で、大型で特殊な車であることから、日本からの持ち出しが難しかったり、海外での一部の地域では走りにくかったりすることもあります。
キャンピングカーで「世界一周」を目指す場合の注意事項や旅で味わうだろう長所短所についてまとめてみました。
キャンピングカーとは
一般的に日本でいうキャンピングカーとは、寝泊まりできる設備を持つ車のことですが、法律上はもっと細かい規定があります。そして、その規定にパスして初めてキャンピングカーのためのナンバーとして考えられている「8」をもらうことができ、税金や保険などの面で優遇を受けられます。
ただし、その規定に沿っていないからといってキャンピングカーでないわけではなく、好きなように改造しても改造車として登録するつもりであれば、キャンピングカーと呼ぶのは個人の自由。
また、国によってキャンピンカーに対する考えも法律も大きく異なるため、キャンピングカーを選ぶ時には、どんな設備を持ったキャンピングカーが必要なのか、どこでキャンピングカーを購入するのか、世界一周中にどの国を走るのかなどを先に絞りこんでおいたほうがいいでしょう。
キャンピングカーで「世界一周」する利点
やはり、居住空間ごと世界中を移動できるという心地よさ快適さなどが第一の利点でしょう。また、宿代と交通費と食費を大きく節約することが可能です。
自炊でき、重たい荷物を抱えて歩く必要がありません。駐車スペースさえあれば、いつでもどこでも休憩可能です。体調管理もしやすくなるわけです。
また、「世界一周」の間の宿泊施設は、ドミトリーにせよ、個室にせよ、よほどの予算を組んでいない限りは、プライベート空間を持てないことが多くなります。
その点、キャンピングカーなら、常にプライバシーを守ることができますね。
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世界一周向きのキャンピングカーの選び方
「世界一周」にキャンピングカーを選んだことの意味を考えると、そこでほとんどの寝泊まりを含んだ生活を行うことが前提となります。
また、日数も長期になるので、ベッド・シャワー・トイレ・キッチンなどの実際の使い心地は重要です。
また、一緒に旅をする人数によってもサイズが違ってくるでしょう。所持する免許証の種類でも違ってしまうことがあります。
キャンピングカーで「世界一周」は、頭で描くイメージと必要とされる設備、そして実際に用意できる車との間で多少の差異が生じやすく、希望と現実のすりあわせが必要です。
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忘れてはいけない! 故障への備え
故障や事故への備えは、普通車以上に注意を払う必要があるでしょう。キャンピングカーは普通車と違って実際に流通している台数が少なく、地域によっては存在すら知られていない可能性があります。
いざ故障した時に、簡単には部品が手に入らず、もちろんメーカーショップなどもなく、修理がままらない状況になるかもしれません。
せめて、ベース車を汎用タイプの車にしておく、世界的に有名な車メーカーにしておく、または、車の修理工場やメーカーなどにスポンサーや協賛企業になってもらうなどの手段も考えておくといいでしょう。
キャンピングカーをどこで手に入れるか
日本から持ち出す場合には、カルネの発行にともなって、担保金が発生します。これは、持ち出そうとしている車の新車価格を基準として算出するため、キャンピングカーの場合はかなり高額となる可能性があります。
本体自体は中古で安く買っていても、算出方法がそれでは予算繰りが大変ですね。
この算出方法は車全てに対してあてはめられますが、特にキャンピングカーなど特殊な車体の場合は保証金が高く設定されがちとのこと。カルネ発行を行っているJAFとの話し合いで納得いく金額が出るかどうかで、国内からキャンピングカーを持ち出すか、海外で購入またレンタルするかを決定することになるかもしれません。
普通の車での世界一周と何が違うか
キャンピングカーは、普通車よりも快適な住環境を「世界一周」に持ち込めるという利点がある一方で、珍しいタイプの車だからこそ起こってくる問題もあります。
「世界一周」中は、ヨーロッパやアメリカのように、キャンピングカーやモーターホームなどでの旅が珍しくなく、旅のスタイルとして確定している地域もあれば、キャンピングカー自体が存在しないような地域もあります。
故障・修理の時以外にも、ガソリン給油の際、駐車する際、国境を越える際などには、普通サイズの車での「世界一周」に比べて、些細ながらもトラブルが起こりやすいものです。
規定のないサイズの車だからと必要以上の関税や手数料を取られたり、時間がかかったりといったことは、日常的に起こる可能性があります。
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宿探しは必要ないが駐車スペース探しは必要
ヨーロッパやアメリカなどキャンプ先進国以外では、大型のキャンピングカーを駐車するための設備が整った場所を見つけるのは至難の業です。
車の大きさ分のスペースがあれば、駐車はできますが、キャンピングカーは動く家。走っている間にたまった排水を捨て、新たな水を補給し、電気の補給も必要です。
街中でそれらの施設があるのは、ガソリンスタンドかキャンピングカーショップだけでしょう。郊外のオートキャンプ場ならそれなりの施設がありますが、ただのキャンプ場では十分な数のサイトがない場合もあります。
キャンピングカーで旅する場合には、宿の予約は必要ありませんが、かわりにキャンピングサイトのチェックと予約が欠かせなくなってくるのです。
交通費はかからないが、ガソリン代はかかる
ガソリンの価格は国によって大きく異なります。キャンピングカーでの旅の場合、交通費はガソリン代と高速代。国境を越える前に、ガソリンを使い切っておいたほうがいいのか、満タンにしておいたほうがいいのか、予備タンク分の補充も含めて、工夫が必要そうです。
水や電気はどうするのか?
キャンピングサイトなどで補充することになります。しかし、十分な設備を持つサイトはそんなに多くありません。
そのため、旅程を立てる段階で、一つの補給可能サイトから次の補給可能サイトまでに必要になるだろう水や電気量などを計算しておきます。
それに合わせ、予備の水タンクや発電機、ガスコンロなどの用意といった準備をしておくことになります。
まとめとして
キャンピングカーで「世界一周」を果たした旅人も、現在進行形で走行中の旅人もたくさんいます。
ただの憧れではなく、現実にすることが可能な旅のスタイルなのです。
もちろん、困難な部分もありますが、寝場所が確保できているから大丈夫的な楽観だけでなく、移動と適切な住環境を保つために必要な計画を立てて旅をすることで、低予算であってもかなり快適な旅を楽しめそうです。
また、車両は日本から持ち出さず、海外で購入・売却するのが意外とお手軽です。「世界一周」の全ての行程をキャンピングカーにするという目標があれば別ですが、そうでなければ、旅先に合ったスタイルのキャンピングカーに乗り換えながら進み、キャンピングカーでの旅が合わない地域では、バックパッカーに早変わりできるくらいの身軽な荷物と気持ちで臨むといいかもしれません。
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