スペインでサッカー観戦する前に!知っておきたい国内リーグ事情

DSC00057欧州サッカーリーグでも強いチームを誇るスペイン。そのためスペインに行く人はサッカー観戦目当てという人も多いのではないでしょうか。

わたしが旅先に選んだ理由もそうでした。「なんでスペインなの?」と聞かれたら「サッカーが好きだから」と。

国内リーグでも強豪チームのレアル・マドリードFC(以下レアル)やFCバルセロナ(以下バルサ)の試合はとても人気があります。これらの試合は旅行会社でも観戦ツアーが組まれているくらいで、旅行者にとって魅力的なものなのでしょう。

試合カードでも最も注目されているのがレアル対バルサのスペイン伝統の一戦「エル・クラシコ(El Clásico)」。サッカーファンなら一生に一度でいいから観たい、と熱望している人も多い試合です。

DSC_0480しかし、今スペインではこの一戦が見られなくなるのでは?と言われています。

これはなぜなのか。旅先で観戦を考えている人は要チェックです。

スペインの政治問題

スペインでは政府からカタルーニャ州(州都バルセロナ)が独立しようという動きが高まっています。

最近のカタルーニャ州義会選挙では独立派に多数の支持が集まりました。人々の団結力は強く、絶対に負けられない一戦で選手たちがしっかりと肩を組んでいるようなもの。

DSC00043このようにカタルーニャ州(州都バルセロナ)が独立の動きを進めていくにつれて、スペインからなくなることを想像してしまいます。

そもそもなぜ独立にこだわるのか。そのわけは1930年代後半から1970年代前半のスペインにありました。当時フランクという人物が政権を握っていたのですが、彼はカタルーニャの民を酷く虐げたのです。

フランクはレアルを支持していたため、カタルーニャの民はマドリードに嫌悪感を募らせていきました。フランク政権の名残もあって、マドリードと一緒の政府に属することを快く思わない人たちもいるのです。

現地に行ったことがある人は感じたことがあるかもしれませんが、サッカーでレアルとバルサの友好関係がよくないことにもこれが起因していると言われています。

独立した場合、サッカーはどうなるか

スペインから独立する以上、政府どころか国内リーグ「リーガ・エスパニョーラ」からもバルサなどカタルーニャのチームが外されることになります。

国内リーグの伝統の一戦「エル・クラシコ(El Clásico)」も見られなくなってしまうのです。

DSC00050DSC00046UEFAチャンピオンズリーグなど欧州をひとくくりにした試合では対戦する可能性はありますが、一次予選から決勝トーナメントを勝ち上がらないことには成立しません。

ドイツブンデスリーガのバイエルンミュンヘンなど優勝経験のある海外の強豪サッカーチームも出場するため、レアル対バルサを見ることはなかなか難しいでしょう。

独立派には元バルサ監督の愛称ペップことジョゼップ・グァルディオラもいて、彼が今後どう動くのかにもサッカーファンの注目が集まるところ。

元バルサの監督までもが介入しているため、独立問題とサッカーは隣あっていることを強く感じます。

サッカーを観に行くとなると、パスポートと航空券、チケットの手配と考えがちですが、これらに加えて国内のリーグ情報も欠かせません。

スペイン政府がカタルーニャ州(州都バルセロナ)の独立に強く反対していることもあってバルサは国内リーグに留まっているものの、独立の動きが落ち着かないスペイン。

特に国内リーグ伝統の一戦「エル・クラシコ(El Clásico)」を観たい人は、チケット情報だけでなく今後の独立の動きについても知っておきたいものです。

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