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日本人大歓迎! ビーチリゾートとパリを一度に楽しめる島~ニューカレドニア (Nouvelle-Caledonie)/フランス・海外領土
天国に一番近い島として、一時は日本中の女子たちが憧れた島だが、フランス語圏であり英語が通じにくいことやフランスとの帰属紛争などがネックとなって、日本人観光客数は大きく伸びなかった過去がある。
安定した観光収入を目指すニューカレドニアは、日本人に的を絞った観光政策を打ち出した。現地では日本語を学ぶ若者も増えているとか。
日本人が求める南の島の要素を、ニューカレドニアがどれだけ持っているか、確認してみたい。
アクセスと距離感
日本からは直行便が運行しているものの、所要時間は8時間半と決して近いとはいえない。ただし、距離のわりに時差は2時間と少ないのが利点といえるだろう。週末や連休に有給休暇を2.3日プラスすれば十分訪れることができる。
また現在は、アジアのビーチリゾートに押され気味なため、ツアーも航空運賃も意外と安い点にも注目したい。実際の距離はあるが、精神的・経済的な距離はそれほどでもないといったところだろうか。
気候と気質
島は南半球の熱帯に属し、風が強く雨も多い。ただし、何時間も何日も降り続くのではなく、風も雨もザーっと吹き降っては通り過ぎていく。後には真っ青な空と水たまりが残されているのだ。
この気候のおかげで、内陸部には豊かな熱帯雨林ジャングルが形成されている。近年はこの自然を生かしたネイチャートレッキングもさかんになってきている。
ニューカレドニアで暮らす人の半数近くがカナックと呼ばれるメラネシア人。いろいろな民族が混血して形成された人種であり、外見には幅がある。中には肌の色こそ違えど、日本人的な雰囲気を持つ人もいる。
大らかで優しい性質を持つ人が多く、日本に対しては特に友好的。聖地への立ち入りや写真撮影など、現地で守られているいくつかのルールを守れば、問題が起こることはまずないだろう。
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言葉の問題
フランスの海外領土であることから分かるように、公用語はフランス語だ。観光のための施設である、空港・ホテル・レストランなどでは英語や日本語も通じることがある。
ただ、フランス本国でのカタコトのフランス語を話す外国人に対する反応に比べて、ニューカレドニアの人たちは我慢強く、親切。こちらがたとえ一言でもフランス語で会話しようとすると、それを喜んでくれる様子が手に取るように伝わってくるので、「ボンジュール」、「メルシー」など旅行フレンチをいくつか憶えていくといい。
遊び方~海で
南の島である以上、海での遊びは最重要課題だ。
ニューカレドニアの周囲は変化にとんだビーチを持ち、グレートバリアリーフに劣らない規模の大サンゴ礁群があったり、巨大な波が発生する浜もある。
シュノーケリングやダイビングといった一般的なマリンアクティビティだけでなく、サーフィンもできれば、海風を利用したウィンドサーフィンやパラグライダーもできる。
ボートで少し沖にでれば、イルカやクジラに出会えたり、大物狙いのフィッシングも可能だ。
遊び方~離島で
ニューカレドニアは、中心都市ヌメアのある「グランドテール島」といくつかの島で構成されている。もっとも大きく、開発も進んでいるのはグランデール島だが、周辺の離島にはグランデール島以上の手つかずの自然がある。
「イルデパン島」は、「海の宝石箱」と呼ばれるだけある姿を持つ。真っ白ふわふわのビーチと透き通った青色の海を見ているだけで、楽園気分を味わえる。
「マレー島」では、機材を使うようなマリンアクティビティはほとんどなく、体と頭を使って自然を堪能する。海は水中メガネ一つあれば一日中泳いで飽きないだけの珊瑚や魚であふれ、島の大部分を占める鬱蒼と茂ったジャングルでは探検気分のハイキングが楽しめる。
「ウベア島」は、細長い島で途中は橋でつながっている。日帰り観光で訪れる人もいるが、あまり開発されていない無人島といった雰囲気を持つ。島内には小さなリゾートホテルと民宿などが数件あるだけで、のんびりと天国暮らしを満喫する長期滞在者が中心だ。
それぞれグランドテール島から離島まではフェリーか国内線で移動する。30分から数時間のフライトだ。小型飛行機でのフライトもまた、青い海を見下ろす観光遊覧のようで楽しい。
遊び方~山で
ほとんどのエリアが自然保護区なのではないかと思われるニューカレドニア。これまでは海の美しさと楽しさばかりがもてはやされてきたが、最近はその変化に富んだ地形と大自然をより濃く味わう方法が考え出されている。
その一つが乗馬だ。グランド・ランドネと呼ばれるグランドテール島を横切るコースを、時には野原を時にはジャングルを時には川を馬に乗って進んでいく。もちろんこのコースはハイキングも可能。
また、ニューカレドニアは、古代の大陸のきれっぱしにあたり、世界のほかの地域では見ることのできない変わった生態系が存在している。中でも、白いカラスのような姿の飛べない鳥「カグー」がよく知られている。見かける動物、魚、虫、植物などのどれもが、普段見かけるものとはどこか違うのだ。
遊び方~街で
自然を生かしたリゾート観光がメインのニューカレドニアだが、「ヌメア」はまるで南フランスのようなコロニアル風の建物が立ち並ぶ都市だ。
フランス領だからあたり前なのだが、センスのいいフランス製の品々を扱う店がたくさんあって、パリを思わせるかと思えば、ニューカレドニア物産であるハーブのエッセンシャルオイルや民芸品も魅力的な光線を放っている。
スーパーマーケットには、パリらしいおしゃれなお菓子から不思議な南国風のスナックまで揃っていてお土産選びに困るほどだ。
遊び方~ホテルで
収入資源を観光で担っている部分が大きいニューカレドニアは、宿泊施設もさまざまな工夫を凝らしている。
民宿やゲストハウスは、旅人同士もスタッフも知り合うことのない、ただ寝るだけのスペースではない。くつろぎ、食事やおしゃべりを楽しみ、仲間を見つけて旅をもっと楽しくできるような、開放的なのにアットホームなスタイルのものがたくさんある。
高級リゾートホテルは、エステやマリンアクティビティなどを全面に押し出した積極的で活動的なものもあれば、なにもせずに南国の空気を味わう空間づくりに徹しているところもあって個性的だ。
ホテル選びによっても、ニューカレドニアでの過ごし方も思い出も変わってきそうだ。
遊び方~味を楽しむ
フランス領とくれば、当然たのしみなのがフランス料理だ。本場のフランスで修行を積んだシェフたちが、ホテルや街のレストランで腕をふるっている。
ただ本国フランスと違うのは、シーフードの新鮮さと種類の豊富さ、そして空気のおいしさだろう。
また、地元料理ともいえる伝統的なカナック料理も味わえる。バナナの葉でくるんで蒸し焼きしたイモ類とシーフードは、ココナッツミルクで味付けされていて、ほんのりと甘い不思議な味わいだ。
最後に
天国に一番近い島は、決して日本から近くはないが、南の島リゾートも、ジャングルも、ショッピングも本場以上のフレンチも楽しめるとなれば、感じる距離感はぐっと近づいてくる。
フライト数の増加、新しいホテルのオープン、新たな観光開発など、ニューカレドニアはよりその魅力を深めていきそうだ。
そこを訪れた人しか感じることのできない感動を、写真、動画、そして言葉で表現してみませんか?あなたの旅の話を聞かせてください。
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