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パリにはルーヴル、オランジュリー、オルセーなど定番の美術館以外にも、美しい所蔵品を誇る美術館があります。
「クリスタルの代名詞」と称され、日本でもワイングラスなど高級ガラス食器で有名な「バカラ」のミュージアム(Galarie-Musée Baccarat)はそのひとつ。
凱旋門近くの閑静な住宅街の中に建っているので、定番の観光地からも立ち寄りやすいです。
建物の歴史は古く、1900年代のフランスで多くの芸術家の育成にたずさわった女性画家で詩人のマリー・ロール・ド・ノアイユの館が現在のミュージアムになっています。
中に入ると至る所でシャンデリアがきらきらと輝いていて、その繊細で美しいデザインはしばらく立ち止まって見入ってしまうほどです。
場所によってシャンデリアのデザインが変わるので、歩いているだけでも飽きることはありません。
ミュージアム内には美術館・ブティック・レストランが備わっています。それぞれの見どころを覗いてみましょう。
美術館
1764年創業時から現在に至るまでの多くの所蔵品の中から厳選された作品が展示されています。
なかにはフランス人服飾デザイナーココ・シャネルなど著名人のために製作されたものや、昔の日本の皇室への献上品もあります。
これらの展示品の撮影は禁止されていますので、現地で目に焼き付けるほかありません。
展示室の外にある階段の上に吊るされた重さ800kgものシャンデリアは必見です。
屋敷の大きさやその内装を権力のステイタスとしていた時代に、このシャンデリア所有していたら羨望の的だったことでしょう。
1855年に製作された当時は明かりがすべてろうそくだったそうですが、今では電気とのこと。時代の流れを感じますね。
ブティック
10m以上もある長テーブルにバカラが誇る歴代のクリスタルシリーズが並びます。
「ワインはバカラのグラスで」などというバカラファンにはたまらない空間でしょう。
触りたくなっても、繊細なために手に取ることは禁止されているので、写真程度に留めておいてください。
グラスをコレクションしている人はここで同じグラスに出会えるかもしれません。
グラスの他に小さなクリスタルの置物などもあって購入することもできます。こうして並んでいると色とりどりできれいですよね。
€95ほどで手に入るものもありますので、お土産にしても喜ばれそうです。
レストラン
レストラン「クリスタル・ルーム・バカラ」では事前に予約すれば、バカラの食器でランチやディナーをいただくことができます。
つるりとした指通りのよいガラス食器でいただくと料理がよりいっそう美味しく感じられそうです。
上質な食器でご飯を食べたいと思っていても食器になかなか手が届かないかもしれませんが、ここでその夢が叶いますよ。
バカラの食器と装飾に囲まれて気分はすっかり貴族です。
食事しないと部屋の中が見れないわけではありません。
レストランの入り口から中を覗くことはできますので、ミュージアムを訪れた際はぜひ外からの雰囲気だけでも味わってみてください。
アクセス:パリメトロ9号線léna駅もしくは6号線Boissière駅
住所:11, pl. des Etats-Unis 16e
営業時間:10:00~18:00
定休日:火曜日、日曜日、パリ祝祭日
料金:€10 (25歳未満の学生は€7)
ブティック
電話:01.40.22.11.22
営業時間:10:30~20:00
定休日:日曜日、パリ祝祭日
レストラン
電話:01.40.22.11.10
営業時間:12:15~14:15(ランチ)、19:15~22:20(ディナー)
定休日:日曜日
予算:ランチ€50~、 ディナー€130~150くらい
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