ビクトリアハーバーとその周辺観光スポット全部行ってみた

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煌びやかなウォーターフロントを陸から海から味わい尽くす~ビクトリアハーバー/香港

香港を代表する観光スポットとして知られるビクトリアハーバー。

香港島と九龍半島の間に横たわる天然港であり、香港でももっとも発展し輝いているエリアに囲まれたウォーターフロントでもある。

ポンポン船から豪華大型客船までが激しく行き来するビクトリアハーバーには、昔も今も物も人も集まる。

しかし、埋め立てることで狭い土地を増やそうとした結果すっかり細く狭くなってしまったビクトリアハーバー。両岸に立つビルはますます高くなり、観光用の船から見る岸はますます近づき、迫力は増すばかりだ。

ビクトリアハーバー今昔

香港がまだ小さな漁村にすぎなかった頃は、中国の交易船の寄港地・避難港程度の役割だったが、香港がイギリス領となるとアジアの海洋貿易の中心地の一つとして急速に発展し始めた。

空や地上の輸送経路が整備された現代も、世界的な輸送の中心は船。ビクトリアハーバーは世界でも利用船舶数でトップクラス。毎日600隻近くが入出港し、なんと10,000隻が停泊・通過しているという。

そして、そんな万年渋滞状態の港内を、さらに地元の足としての船や観光用の客船がかいくぐるように運航しているのだ。

アクアルナクルーズ

AquaLunaCruise

近年、ビクトリアハーバーで一際目立っているのが「アクアルナ号」だ。

真っ赤な帆を大きく広げた木造船は、現地で「ジャンク」と呼ばれる独特の姿を持つ。実は、香港の近海から南シナ海を荒らしまわった海賊船を倣って作られたものだ。

チムシャーツイ・セントラル・ワンチャイ・ホンハムを乗り降り自由な昼間1日券と、夕方以降のクルーズ券とがある。昼は格安、夜景を楽しめる夜間チケットは高額だが、やはり100万ドルの夜景を味わうには夜間を選びたい。

オープンスタイルのアッパーデッキは、長椅子とクッションが置かれたリラックス空間。ロウワーデッキは、中国民芸調の椅子とテーブルが独特の雰囲気を醸し出している。

香港の暦に合わせて特別運航も行われるので、運航時刻や価格は事前にチェックし、人気のクルーズは予約しておいたほうがいいだろう。

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スターフェリーと時計台「クロックタワー」

ClockTower

香港のシンボルである「スターフェリー」。ビクトリアハーバーの下にトンネルが何本も開通し、バスや電車が行き来できるようになった今も、市民の足としてハーバーの渡し船としての役割を果たし続けている。

ただし、ビクトリアバーバー沿いの複数の港をつないで運航していた往年のような勢いはなく、現在残る路線はセントラルとチムシャーツイ、ワンチャイとチムシャーツイの2路線往復のみとなっている。

また、長年スターフェリー乗り場として愛されたセントラルピアが移転し、それに伴って歴史的建造物だった時計台も撤去されてしまった。古き良き香港とスターフェリーを知る者にとっては寂しい現実だが、赤字が続くスターフェリーがなんとか存続していることで満足しておくべきかもしれない。

セントラルピアの移転に先立ち、チムシャーツイピア近くに、新しいランドマークとして時計台「クロックタワー」が修復された。現在はこちらが観光名所となり、写真撮影場として人気となっている。

ハーバークルーズ

スターフェリーでは、内装を1920年代風に改装し、オープンデッキを持たせた遊覧用の客船を使って、ハーバークルーズも運航している。

目的地を定めたシングルライドとグルっとハーバーを一周するラウンドライドが選べるほか、昼間と夜では料金が異なり、夜間クルーズは昼の約倍額となる。シンフォニー・オブ・ライツに合わせたクルーズはさらに価格がアップする。

もちろん、人気は夜間のラウンドライドだ。

そのほかのビクトリアハーバー内クルーズ

スターフェリークルーズやアクアルナのジャンククルーズ以外にも、いくつかのクルーズ船がビクトリアハーバー内を周遊する観光船を運航している。

Water Toursでは、コーズウェイベイの正午の大砲に合わせた昼のツアー、サンセットツアー、シンフォニー・オブ・ライツツアー、ディナーツアーなどが設定されていて、中国らしい赤と黄色に塗られたフェリーで、ドリンクや食事を取りながらハーバークルーズを楽しめる。

ハーバー・クルーズ・バヒーニアでは、主に外国人観光客向けにインターナショナルスタイルのディナーとライブ演奏がついた2時間のツアーが、シンフォニー・オブ・ライツに合わせて運航されている。

それぞれ、船のサイズや内外装が異なるほか、ドリンクや食事、そして乗船時間やポイントも異なる。都合に合わせて選べるが、人気のシンフォニー・オブ・ライツに合わせたツアーはどれも要予約だ。

シンフォニー・オブ・ライツ

SymphonyofLights

ビクトリアハーバークルーズの目玉であり、世界最大の光と音のショーとしてギネス認定も受けている「シンフォニー・オブ・ライツ」は、ハーバーの両側に立つ40棟以上のビルから、レーザービームやサーチライトが発せられ、音楽に合わせて夜空を照らすショーだ。

「覚醒・エネルギー・伝統・パートナーシップ・セレブレーション」の5つのテーマに沿った華やかな構成で約15分間続く。

ハーバー沿いの遊歩道、ホテルやビルの窓や展望階、そしてクルーズ船の中からも見ることができる無料のショーは、香港人の自慢であり、いつも大変な人だかりとなるが、香港を訪れたなら見逃せない。

アベニュー・オブ・スターズ

AvenueofStars

スターの手形といえばハリウッドが元祖だが、香港のビクトリアハーバー沿いには「香港版」がある。

「香港といえば映画」といわれた時代もあったほど、香港映画には歴史があり、「東のハリウッド」として映画業界の発展に影響を与えてきた。

そんな香港映画で活躍したブルース・リーやジャッキー・チェンなど世界的スターたちの銅像、手形、記念品などが展示されているのが「アベニュー・オブ・スターズ」だ。

アベニュー・オブ・スターズは、香港映画の魅力を紹介しているだけでなく、ビクトリアハーバー沿いの遊歩道としても人気。週末を中心にさまざまなイベントも開催されているほか、「シンフォニー・オブ・ライツ」を見る絶好のポイントとしても有名だ。

ただし、あまりの人の多さに進むも戻るもできないような状態の夜もある。遊歩道を楽しむだけなら、時間をずらしたほうがいいだろう。

新登場の大観覧車

Ferriswheel

待望のオープンを迎えた「香港オブザーベーションホイール」。地上60mの大観覧車は、香港にこれまでなかったのが不思議なくらい、香港の摩天楼に溶け込んでいる。

オープンするやいなや、シンプルな作りとライトアップで大人も子どもも惹きつけているが、乗車方法は日本と若干異なっているようだ。

1台の定員は8名で、混雑時には相乗りが優先される。また大きめのゴンドラは安定感があり、冷暖房完備。Wi-Fiもつながっているところが香港らしい。

また、観覧車の動きを見ていて感じるのは、そのスピード。じっくりと観察していなければ動きを感知できない日本の観覧車に比べて若干速め。では、あっという間に下されてしまうのかというと、混雑していない時には、2周以上乗り続けることも可能とのこと。お得なようなそうでないような。

最後に

日本から数時間のフライトであり、LCCの就航数も多い香港は世界へと旅立つ時の最初の目的地として最適だ。

日本も海に囲まれた島国だが、香港はもっと「海」を身近に感じさせてくれる。それというのも、生活の中に海を渡る船という交通手段が浸透しているからだ。

香港内の移動手段は、MTRと呼ばれる鉄道や大小のバス、そして料金の安いタクシーなど選択の幅が広いが、スターフェリーや離島をつなぐ船も、観光用ではなく人々の足として働いている。

ビクトリアハーバーでは、そんな香港の船の活躍ぶりと世界都市の輝きの両方を一度に味わうことができる。

そこを訪れた人しか感じることのできない感動を、写真、動画、そして言葉で表現してみませんか?あなたの旅の話を聞かせてください。

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