»旅を職業にしたい人募集中!旅を人生の中心にしてよりハッピーな生き方に!「詳細はこちら」
皆さんは、コサッド/Caussadeというフランスにある小さな町をご存知でしょうか。
フランスの南西部に位置するこの町は、トゥールーズの少し北に位置します。人口は6700人(2013年時点)という比較的小さなこの町は、日本のガイドブックにもあまり情報が載っていないので、観光地というには程遠い町なんです。町を歩いていても、大きな観光名所というものはあまりありません。
しかし、この町には毎年7月に開催され、2016年に24回目を迎えたインターナショナルなお祭りがあるのです。
そのお祭りが、”帽子の祭り”(エスティバル・ドゥ・シャポー/Estivales du chapeau)なのです。
世界の様々な国から参加者が集い、コンテストなども行われるこのフェスティバルは、見るのももちろん楽しいですが、帽子作り職人の参加者たちにとっても、出会いの場・情報交換の場として、楽しいイベントになっているようです。
2016年は7月13日から17日にかけて開催されていました。日差しの強い日が続いていたのですが、催し期間が複数日あるので、ゆっくりと少しずつ見学することが可能でした。
様々な帽子
このフェスティバルの特徴は、もちろん帽子に特化したものだと言うことです。子供用から大人用まで、普段用からパーティー用まであり、さまざまなスタイルのありとあらゆる帽子が、展示されています。
たくさんのスタンド
50近くのスタンドが並んでおり、フランスやヨーロッパ各国はもちろん、ウクライナ、日本、オーストラリアなど世界各国から参加者が集っています。それぞれのクリエーターたちの自信作がこぞって展示・販売されています。
それぞれの出店者は、自身オリジナルの作品を展示しており、素材やデザインなど、ユニークなものがたくさん並んでいます。製作者の方と直接話ができるので、作られていく工程を聞いてみたり、さまざまな質問が直接できるのもこのフェスティバルの醍醐味です。
スタンドによっては、自分のサイズにぴったり合った帽子をオーダーメイドすることもできるのです。好みのスタイルのクリエイターを探して、話し合いながら帽子を注文するのも中々面白いものです。
帽子型
帽子が作られる様子も見ることができます。帽子の種類にももちろん違いますが、帽子を形作る構成の機械を見学することができます。熱によって変形されて帽子の形になっていく生地を見るのも、面白いですよ。
帽子の木型もありました。日常で帽子を作るところを意識することは少ないのではないかと思いますが、帽子はこのように、型に合わせて作られていきます。ここでは、そんな様々な種類の型を見つけることもできるのです。
社会を捨て私たちと共に「旅人」になりませんか?
月収38万円~保障。学歴・性別・年齢・経験 問いません。旅が好きな人、旅人になりたい人を募集しています。
帽子製作
下の写真のように、帽子の手編みをしている様子も見学できます。手作業で少しずつ編み進められていく帽子の様子は、お見事!としか言いようがありません。リズムよく編まれていくのは、まさに職人技です。
ダンスショー
会場ではダンスなどのショーも行われていました。インターナショナルなフェスティバルにふさわしく(?)なのかはわかりませんが、アフリカのダンスや南アメリカのダンスなど、様々なダンスを鑑賞することができました。このようなダンスショーの他にも、参加型のカラオケもあり、希望者がその場のカラオケで歌うことができる、というイベントも行われていました。
ファッションショー
最終日の夜には、会場に設置された舞台でファッションショーが開催されます。世界各国から出店された200近くもの帽子で飾ったモデルがランウェイを歩くのです。普段身につけ難いほどの華やかな帽子のファッションショーは、もの目面しいものです。帽子が主役のショーはなかなか他では見られないのではないでしょうか。
日本ではあまり聞くことのない町の名前、コサッド/Caussade。そんな町で開かれている一風変わった帽子のフェスティバルです。ガイドブックに載っていなくても、たくさんのクリエイターの情熱によって盛り上がっているお祭りです。パリのファッションショーも魅力的ですが、少し違った身近なフランスのファッションショーを見に行ってみてはいかがでしょう。
社会を捨て私たちと共に「旅人」になりませんか?
月収38万円~保障。学歴・性別・年齢・経験 問いません。旅が好きな人、旅人になりたい人を募集しています。