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イタリアからフランス・パリへ空路で入った。僕ら旅人は帰国チケット持たずに旅をしているから、ヨーロッパ、特にフランスやイギリスは陸路での入国が非常に困難だった。
パリのイメージは映画やドラマなどスクリーン上で何度も見ているからある程度想像はできていた。
だけど実際にこの地に降り立ってみると、そのスケールのでかさに驚いた。街並みは全く違うけど、スケールのでかさでいえばニューヨークタイムズスクエアに降り立った時の衝撃と同等だ。
街並み、人々、風、空の色、壁の落書き、街路樹、料理、ファッション、そのすべてが洒落ていた。世界一オシャレな街と言われているのも納得出来る。
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だけど、数日滞在していると綺麗な所だけではなく、この街の汚い部分が見えてくる。
浮浪者、小便臭、町中に捨てられている煙草、おそらく世界一多い落書き、激しくマナーの悪い路上駐車…
書けばキリがないけど、どれも人々のマナーの悪さが目立つ。ある意味、日本人のマナーの良さを再確認できたよい滞在だった。
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観光目線でパリの街を見ると、やはり物価の高さから目を背けることはできない。前回のベネチアのように逃げ場がないわけではないが、節約しなければ瞬く間に破産する。
当時レートがドル80円だったが、一般的なオープンテラスのカフェバーのグラスビールが一杯1200円~。一人前サラダが1800円~といったところだ。
レストランでまともに家族4人が食事をしたら、2~3万円は軽く飛ぶ。しかも日本人の口には合わない。
パリは僕らが旅をしてきて飯が不味いと感じたベスト2位の国だ。サラダは塩とオリーブオイルだけ、フランスパンは実に不味い。日本で売られているフランスパンは日本人向けに改良されているから美味いだろうけど、本場のフランスパンははっきり言って不味くて食えない。
6日たつあたりで、さすがに家族みんながゲッソリしてきて、日本食材があるマーケットを探すことになった。電車を乗り継いで半日かけて米と味噌を手に入れた。こうまでしてでもまともな食い物が欲しかった。
日本食レストランも無くはないのだが、やはり2万円コースで大した日本食を出さないので、結局後半は自炊となった。
バックパッカーにはかなり厳しい街だと思ったほうがいい。
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僕の次女は絵が好きだ。だからパリ中にある美術館を回って歩いた。レオナルドダヴィンチ、ラファエロ、ミケランジェロ、アングル…
テレビスクリーンでしか見たことがなかったそれらの絵画は、やはり想像をはるかに超えたスケールだった。娘は沢山の事を吸収してくれただろう。
akiには将来誰にも想像できないような絵を描いてビックになってほしい。
そんな期待が膨らむ街だった。
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