ペットを連れてキャンピングカーで旅をして分かった事をまとめました

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ペット可の宿泊施設はずいぶんと増えました。でも、実際にペット連れで旅行に行けるのは、ほんの一握りのペットオーナーとペットだけなのをご存知ですか?

ペット連れ旅行ができない理由・問題点を分析し、ペットを連れて旅行に行きたいけど行けずにいるあなたに、それを回避・解決する策として、キャンピングカーでのお出かけを提案します。

ペット可なのにペットと泊まれない!?

サイトを検索すれば、ペット可の宿泊施設は大量にリストアップされます。やった! とよさそうな宿をクリックして内容をみると、「小型犬のみ」の文字。いやいや、ほかにもあるしと、次へ行けば、「犬のみ」との断り、さらには「ペットは2頭まで」という注意が記載されていたりして。小型犬2頭以下のオーナーしか泊まれない!? という事態が発生していることがあります。

世間一般でペットとして認識されている犬や猫でさえ、ペット可の宿泊施設からはじき出される例が少なくありません。もし、あなたの大切なペットが犬や猫以外だったなら、「お断り」される可能性はさらにグっと上がります。

また、ペット可とある宿泊施設でも、ペットを室内に連れて入れるとは限らないという、ペットとの同居や添い寝が当たり前なペットオーナーにとっては、「は?」とばかりに、驚き1/3・怒り1/3・呆れ1/3の条件が小さく書かれていることもあります。たとえば、「ペットはベランダのみ」とか、「ペットは別棟のペット専用ゲージ内」といったもの。

すべてのペット可宿泊施設が、そんな「詐欺だ!」と叫びたくなるような中途半端なペット可を売りにしているわけではありませんが、そんな宿も少なくはないのが現実です。

ウチのコ、特別だから…、旅行は無理

また、ペットを連れて旅行に行けない理由の中には、宿泊施設側ではなく、ペットとペットオーナーという客側に問題がある場合も。

「ウチのコ、特別だから…」という言葉には深い意味が隠されていることがあります。普通なら、「私にとって特別大事な存在」という溺愛や、ひょっとしたら「すごく血統がいい」という自慢にとれるでしょう。でも、「特別ダメなコ」というパターンも少なからず存在しているのです。

この「特別ダメ」が何をさすかは、ペット差があります。たとえば、すごく無駄吠えをするタイプ、おもらしタイプ、人見知りタイプ、自律神経失調症タイプなどが考えられます。この自律神経失調タイプとは、おでかけするとお腹を壊したり、性格が変わったように凶暴・臆病になったり、普段はできるトイレルールをはじめとしたさまざまな躾が崩れてしまうペットたちをさします。

どのタイプも、公共の場に連れ出すのが難しいですね。たとえ、ペット可の宿泊施設だとしても、連れて行ったオーナーは気を使いすぎてクタクタ、連れていかれたペットも吠え疲れや叱られ疲れ、さらには体調を崩すなどで、せっかくの旅が総崩れになりかねません。

そんなこんなでペット連れの旅を諦めているペットオーナーも多いのです。でも、そんな特別ダメなコだとしても、オーナーにとっては、唯一無二のパートナー。それに、「ダメなコほどかわいい」というくらいです。できれば、一緒に楽しい旅もしてみたいですね。

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ハイエースキャンピングカー写真1

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霧島から始まった旅は、流されるまま、繋がり、チームとなってきたこの頃です。

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ペットとキャンピングカーの相性

そこで、おすすめしたいのがキャンピングカーです。

キャンピングカーは一言でいうと、動く家。交通手段と宿泊施設の両方を兼ねてくれる、とても便利な存在です。

これは、宿泊施設サイトに「ペット可」と書かれていても、そのペットの枠に収まらないタイプのペットを連れている人や、特別ダメなタイプのペットのオーナーにとっては、最高に都合がいいものといってもいいのではないでしょうか。

キャンピングカーの内部は、ペットとそのオーナーだけの空間です。宿泊施設スタッフの視線もなければ、他の宿泊客に気を遣う必要もありません。ペットとしても、見知らぬ人との遭遇に興奮したり、怯えたりする必要がないだけでなく、キャンピングカー内部に日頃から慣れ親しんでおけば、自律神経を失調する可能性も最小限に抑えられます。

これなら、ペットもオーナーもWin Winですね。

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マイカーではなくキャンピングカーがおすすめな理由

移動手段としてだけなら、マイカーという選択肢もあります。たとえば、目的地と宿泊地がペットにとってもオーナーにとっても勝手知ったる別荘や実家などなら、それもアリでしょう。

でも、それでもなお、キャンピングカーをおすすめしたいのは、移動中のストレス軽減に大きく役立つからです。

旅の移動中には、人もペットも休憩を取る必要があります。トイレタイムを考えると、室内トイレが可能なタイプ以外は、マイカー・キャンピングカーのどちらであっても、定期的に車から降りる必要がありますが、運転をひと休みするという意味では、キャンピングカーなら後部に移るだけでのんびりできます。空間の広さと設備の違いですね。

また、ペット連れの旅はどうしても、荷物が増えます。キャンピングカーなら、スペースが広いだけでなく、もし、マイカーなどならたっぷりと用意する必要がある水は備え付けの水道があり、足拭きのためのウェットティッシュは、水道があるおかげで手ぬぐいで代用できます。ペットの食餌も、車に冷蔵庫つきだとありがたいというペットオーナーが多いはず。特に、長距離の移動の場合には、マイカーよりもキャンピングカーのほうがありがたく感じられるでしょう。

ただ、これらのおすすめポイントは、あくまでペットがそのキャンピングカーに慣れていることが前提です。ほんのたまにしか使わないのでは、借りてきたキャンピングカーに借りてきたペット状態になってしまい、緊張からは逃れられません。

自分の持ちキャンピングカーであろうが、レンタルキャンピングカーであろうが、かなり頻繁に利用して長時間をそこで過ごして、慣れておくことが第一条件です。

どんなキャンピングカーがペット連れにいい?

まずは借りる場合。

レンタルキャンピングカーの場合、当然のことながら、ペット可のキャンピングカーを選びましょう。レンタル会社は、ペット可と不可の車を区別しています。後からこっそり乗せればバレないだろうと内緒で同乗させたなら、後から大きな額の違約金や清掃費などを請求されるかもしれません。

次は、買う場合。

最近、ペット連れ仕様のキャンピングカーが、セミカスタムで販売されています。キャンピングカーはもとから、メーカー側で一定のキャンプスタイルカスタムが行われているものの、そこに購入者の希望に合わせたプラスアルファカスタムが可能です。自分が同乗させるペットの種類やサイズ、自分たちの旅のスタイルなどによって、選ぶべきベース車もカスタム内容も変わってくるでしょう。

では、借りようと購入しようと、こんなキャンピングカーなら、ペット連れの旅に最適! というポイントを挙げていきましょう。

●防水仕様
ペットは普通靴を履きません。そのため、外出の度に足が汚れて足を洗う可能性があります。また、時にはトイレの失敗や、車酔いなどから床などを汚してしまうこともありそうです。そこで、キャンピングカーの後部居住空間の床は防水仕様にしておくのがおすすめです。ただ、ツルツルだと、4つ足ペットの足腰によくない場合もあるので、スペースに合わせてカットできて洗えるタイプのマットを敷き詰めるのも一つの手です。加えて、座席や寝床も、ペットが使うなら皮や布ではなく、ササっとスイ~っと汚れを拭き取れる防水素材がベストです。

●掃除のしやすさ
防水と似た理由ですが、水気っぽい汚れのほか、ペットの種類によっては、毛で汚れることもあります。そのため、掃除のしやすさ、洗濯のしやすさ、または交換のしやすさも大切なポイントといえます。

●車内の汚れを防ぐ水場
キャンピングカーには、シャワーなどの洗い場がついているものもあります。ただ、それが車内奥にあると、汚れたペットがそこまで到達する間に車内が汚れてしまいます。そのため、例えば、シャワーヘッドが外まで伸びるタイプや、玄関部分や車体後部にユニットタイプの排水のよい簡易シャワーエリアが付属しているととても助かります。ペットだけでなく、人も汚れた足や体を流してから車内に入ることができて、車内をいつも清潔に保てます。

●十分な冷暖房装置と電源
ほとんどのキャンピングカーには、車のバッテリーのほか、ガソリンから直接発電できるサブバッテリーが搭載されています。ただ、これだけだと、ある意味、人間以上に暑さや寒さに弱いペットを守るのに不十分なことがあります。車内全体を冷やしたり温めたりできる容量のエアコンを、ほぼ24時間体制で使う可能性、それに加えてそれなりのサイズの冷蔵庫も欲しいとなると、さらに発電機を用意しておきたいところです。

●換気・空気清浄機
窓を開ければいいだけのような気もしますが、暑い時期寒い時期には、それはかないません。また、高速運転中も窓開放は避けたいですね。もともと密封性がよい造りであるうえ、ほぼ住居と化したキャンピングカー内には、ニオイが充満しやすいという特徴があります。自分やペットのニオイには慣れているつもりでも、密封空間でペットのオナラ攻撃やトイレのニオイを嗅ぎ続けるのは、非常な苦難となります。換気扇の設置、または空気清浄機があると、心地よい空間を保つのに役立ちます。

●安全装置
規則上、車が走行中、人はシートベルトを締めなければなりません。でも、ペットには規制がありません。ペットの安全はペットオーナーが守るべきものなのです。ペット用のシートベルトは、車載オプションとしてついていることがありますが、自分のペットに合うものを用意しておくのが無難でしょう。場合によっては、クレートやゲージ、サークルなどもペットの安全対策となることがあります。特に、運転席付近(足元などは特に)へとペットが近づくと、大きな事故の原因になることがあるので、十分な配慮が必要です。

ペット連れ旅行、キャンピングカーだからこその利点とは

キャンピングカーで旅をすることは、ペットオーナーの立場からすると、これまでは諦めていた旅ができることを意味します。旅はしていたけれど、常にペットを置いてきた、預けてきたという罪悪感を持っていた人は、それから解放されます。そして、ペットが一緒だからこそ、これまで以上に充実した旅を楽しめます。

また、宿の予約が必要なくなり、時間にもあまり縛られなくなります。そう、何時までにあそこにたどり着かなくては! というプレッシャーからも解放されるのです。旅の費用も抑えられ、別のことに費やせます。

キャンピングカーでのペット連れ旅は、自宅での日常をコンパクトにして、そのまま動かしてしまう、そんなアットホーム感覚が一番の利点であり魅力といえます。

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ハイエースキャンピングカー写真1

「廃材」を使った手作りの「車のお家」で、石垣島の「自由の果ての旅人の村」から、スタートし、家族3人+犬二匹で「学び」の旅をしています。

霧島から始まった旅は、流されるまま、繋がり、チームとなってきたこの頃です。

旅の様子は「こちら」からお楽しみください。ブログ更新中です♪

ペット連れキャンピングカー旅の楽しさ

キャンピングカーがあると、行動範囲が広がります。たとえば、普通の宿泊施設を利用していると、そこから周辺地域への外出は、マイカーか徒歩などになります。持てる荷物が限られ、行動範囲も限られます。その点、キャンピングカーなら、行きたい場所のすぐ近くまで住環境ごと移動できてしまいます。

海、川、山などがいい例。もちろん、駐車スペースは必要ですが、それでも多くの場合は、宿に泊まるよりも目的地近くまでペットともにキャンピングカーごと移動ができ、行動範囲はそれこそどこまでも広がっていきます。

また、遊べる内容も変わってくるでしょう。ペットを連れている以上、宿に泊まっていようがキャンピングカー泊だろうが、ペット連れでない場合とはできることの範囲が変わります。高級レストランや観光地のミュージアムなどにはほとんど入れません。でも、それは仕方のないこと。

ただ、キャンピングカーなら、思いっきり海で潮まみれ、山で泥まみれになっても、キャンピングカーのシャワーで流せばOK。少しくらい濡れたままでも、タオルで巻いておけばいいし、キャンピングカーの近くに椅子やマットを出してそこで乾かしながら休憩できます。もちろん、すぐにそこで食事も昼寝もできますね。

それが一般の宿での泊まりだったなら、宿まで戻ってまずはペットを洗って乾かし、次はオーナーがシャワー、みんながキレイになったらようやく部屋で一息つけるという感じでしょうか。ペットの洗い場は、ほかの宿泊客が利用していれば、順番待ちもありえます。部屋風呂ではない場合には、時間によってはお風呂に入れないことだってあります。さらに、持ち込みができない宿なら、再度外出しないとおやつや食事にもありつけないかもしれません。

最近、ペット可を宣伝文句にする宿の中にはよりペットフレンドリーな環境作りをしてくれているところもあります。それでも、キャンピングカーという移動可能なミニ自宅には、その気楽さで負けると思うのですが、いかがでしょうか?

ペット連れキャンピングカー旅の注意

ペットをキャンピングカーに慣らせることが大切です。車内を安心して過ごせる場所としてペット自身が認識できると、ペット連れキャンピングカー旅の楽しさはぐっとランクアップします。そのためには、普段から自宅の離れくらいの感覚で、一定時間をそこで過ごすといいでしょう。それによって、キャンピングカー内に必要な装備も自然と揃っていきます。そうして、人もキャンピングカーにペットと一緒にいることに慣れていけます。

また、走行中には、ペットが自由に動けるエリアを限定しておきます。これは、先にも述べたように、ペット自身の安全と車の事故防止の両面から必要です。

キャンピングカーを停めている間、ペットを車内に残していくのもできるだけ避けましょう。十分な電源が確保され、エアコンがきいているとしても、密閉された空間に残していくことはおすすめできません。食料の買い出しや入浴など、どうしてもペットを置いて車を離れる必要がある時でもできるだけ短時間にし、複数人いるなら一人は留守番で残すなどの工夫をしましょう。

たとえキャンピングカー旅でも、ペットを連れていけない場所があります。キャンプサイトなどでオートキャンプする場合、最近は少ないもののペット禁止の場所もあります。または、ペット可エリアと不可エリアが分けられていることもあるので、注意しましょう。

もう一つ、時々耳にする事故例として、普通の車でも起こりうることですが、車を停車させてドアを開けた途端にペットが飛び出すことがあります。キャンピングカーの場合、マイカーに比べてペットが自由に動き回っていることが多いこと、玄関にあたる部分がペットにとっても、出入り口として認識されていて飛びだしやすいこと、さらには、後部のドアが大きく開いてしまうことなどが原因として考えられます。

飛び出した結果、行方不明になったり交通事故に遭ったり、または、高い位置から飛び降りたことでケガをしたりする危険を避けるため、ストッパーとなるネットを張っておくなどの工夫をしておくと安心です。

ペット連れキャンピングカー旅に用意するもの

ペット仕様のキャンピングカーに装備されているもの、または装備可能なもの以外で、ペット連れキャンピングカー旅に持っていきたいものをリストアップしてみました。

●ペット用シートベルト(付属している車もあり)
●十分な食料(ペットと人間両方分・買い出しを最小限にするため)
●ペットシーツ(トイレとしてだけでなく、いろいろな場面での吸水グッズとして役立つ)
●掃除用コロコロ
●救急箱
●ペットお気に入りのおもちゃ類

こんなペットにもキャンピングカーはおすすめ!

ペットとして人が想定するのは、犬や猫がメインでしょう。でも、犬や猫なら、一緒に泊まれる宿もまだたくさんあって、キャンピングカーがなくとも旅はできます。

ところが、こんなペットだと、泊めてくれるところは減ってしまいます。たとえば、爬虫類、鳥類などは愛好家が多いわりに、受け入れてくれる宿泊施設は多くありません。ほかに、ハムスターやウサギ、フェレットなども大人しくてペットに向いていると人気があるわりには、受け入れ先は少なめ。

こんな、犬や猫以外のペットを飼っている人にとって、キャンピングカーは救いの神。

もう一つ、自宅の植物が心配で長期の旅に出られないという人にも、キャンピングカーはおすすめ。もちろん、車載可能なサイズと数限定となりますが。

まとめ

ペットとの旅は、専用のサイトができるくらい人気があります。それでも、実際に旅に出る人はそれほど多くなく、その中でも十分に楽しめている人となれば、もっと少なくなります。

ペットとの旅は制約付きで当たり前? いいえ、自宅の一部を持ち出せるキャンピングカーなら、その制約は最小限に減らせる上、楽しみは倍増します。

駐車スペースや購入資金、メンテナンス経費など、それなりの条件はありますが、以前に比べれば手の届く存在になったキャンピングカー。ペットとの旅に夢を持っているなら、次の車の買い替えの選択肢にキャンピングカーを加えてみてはいかがでしょうか?

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