ボドルム観光スポットやビーチを歩いてみた感想とおすすめスポット

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トルコに残るギリシャの歴史ととっておきリゾート~ボドルム(Bodrum)/トルコ

耳慣れない地名で「どこ?」と聞き返したくなる人も多いだろう。「ボドルム」は地中海のアジア側入り口とでもいうべき港町で、トルコではかなり名を知られた高級リゾート地でもある。

紀元前11世紀というはるか古代から都市として発展していた歴史と謎を持ち、訪れる人をただのリゾート気分では終わらせない魅力を持つ。

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世界七不思議「マウソロス霊廟」

ボドルムの歴史的見どころとして一押しである「マウソロス霊廟」は、紀元前377年から紀元前353年頃にこの地を統治した州知事マウソロスのものだ。

ギリシャ風の守りに固い都市を造りあげようと考えたマウソロスは、港の建築、広場や道路などの公共工事、神殿や劇場などを建てた後、巨大な要塞宮殿も建てたとされる。

そんなマウソロスが死んだ時、彼の妻であり妹であり政治的パートナーでもあったアルテミシアは壮麗な霊廟の建設を決めた。2年後にアルテミシア自身も死んでしまい、工事のスポンサーは事実上いなくなってしまったが、霊廟の建設は続けられたという。

それは、アルテミシアが世界中から集めた一流の建築士や彫刻家たちが、自分たちの作る霊廟が特別な芸術的・歴史的価値のあるものとなることを確信していたからだといわれている。

現在、霊廟はその遺構が残るばかりでその姿は想像することしかできない。しかし、稀代の名人たちが天塩にかけたこと、紀元前2世紀に書かれた「世界七不思議」にあげられていることから、その威容がしのばれる。さまざまな学者たちが想像図を発表しているが、現在残る遺構とマッチするものはまだない。

紀元前4世紀から1600年の間に廃墟となってしまった街を見下ろす丘にポツンと立ち続けていたという霊廟は、度重なる地震という天災によって崩れ落ちてしまい、15世紀には土台しか残されていなかった。

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ボドルム城

15世紀にはじめにこの地へ入った十字軍騎士団は、丘の上で廃墟となっていた「マウソロス霊廟」の資材を再利用して要塞城を建てた。これがボドルム城だ。

彼らはマウソロス霊廟の残骸を資材として使う際、土台部分に棺を見つけたが、遺灰や宝物の一部はすでに荒らされた後だったという説や騎士団たちがそれらをボドルム城へと移し、大英帝国へと持ち去られたという説がある。

しかし、わずかに残っていた土台部分の彫刻や遺構が新しい城の建築のために破壊されてしまったのは確かだ。

騎士団の守護聖人である聖ペテロの名をとって「聖ペテロ城」とも呼ばれ、地中海一の要塞城へと発展した。

19世紀末には刑務所として、現在は沈没船の資料や引き上げられた宝物を展示する水中考古学博物館としてオープンされている。展示内容は、古くは青銅製のコインや像など、沈没船ロマンをかきたてられるものばかりだ。現在もボドルム周辺の海域にはすくなくとも30隻の船が沈んでいるという。

港のすぐ近くにかなりの広さを持つこの遺跡は霊廟に比べてまだまだ見どころが残っているため、十分な時間をとって訪れたい。

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ギリシャ領コス島とロードス島

地中海に面するボドルムからは、ギリシャがすぐそこ。港から船で1時間でコス島へ、2時間でロードス島へと行くこともできる。

コス島は医学の父ヒポクラテスの出身地といわれ、街にはヒポクラテス博物館もある。ヒポクラテスが医学について仲間や生徒と語り合ったと伝えられるヒポクラテスの木が有名だ。

また「アスクレピオンの聖域」は、古代ギリシャ・ローマ時代の聖域で、病気治癒のための施設だった場所。治療といっても当時は医術よりも神への祈願が中心。ここは病院でありながら神殿にもあったのだ。ヒポクラテスも医学の基礎知識をここで学んだといわれている。

ロードス島は、もう一つの世界七不思議である「ロードスの巨像」があった場所であり、その旧市街地は「ロードスの中世都市」として世界遺産にも指定されている。

古代から中世まで都市として繁栄してきた歴史を持つだけあり、遺跡は数多く、見どころが多い。クルーズで立ち寄ったくらいでは物足りないかもしれない。

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クルーズ

コス島やロードス島へはフェリーや中型・大型のクルーザーを利用することが多いが、ボドルムの港にたくさん停泊しているヨットをチャーターしての近海クルーズも楽しい。

周辺の小さな島・入り江・洞窟などをめぐるにはヨットがちょうどいいサイズなのだ。美しい海と変化のある景観を楽しみ、海に飛び込むだけでなく、ミネラルたっぷりの温水が湧き出している洞窟温泉もあり、泥パックを楽しめるところもある。珍しいところでは隕石落下地点とされる場所もあり、そこだけ海の色が違っていて不思議な雰囲気を作りだしている。

これらのヨットツアーは旅行代理店でも扱っているが、港を歩くと張り紙や小さなデスクで申し込みができる。船の持ち主であり、運転手であり、コックでもある本人と交渉するのが一番安くお得なツアーを組むコツ。

行きたい場所へ行き、ヨット上で新鮮なシーフードを使ったトルコ料理をふるまってもらえる。

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街歩き

トルコでありながら、徹底したギリシャ風の街並造りをしているボドルム。家の壁は白、花はブーゲンビリアと決められているかのようだ。

小さな港町をぶらりと歩いていれば、そこがトルコであることを忘れてしまいそう。ただ、時折通りから漂ってくるスパイスの香りとアラブ風のおじさんたちが違和感となる程度だろう。

最近は現代アートのギャラリーが増え、足休めにもちょうどいいので覗いてみたい。

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ビーチリゾート

トルコでも有数のリゾート地である以上、ビーチも楽しまなければもったいない。港町ではあるが、少し街を外れたところには、美しいビーチがいくつも点在している。ビーチ沿いのホテルであれば、プールもビーチもクラブも楽しめる。

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ショッピング

小さな街でありながら、民工芸品の店が非常に多く、ショッピングにも決まりきったお土産だけではない目の楽しさがある。トルコの柔らかい綿製品、青いガラスビーズ、刺繍もの、キリムや絨毯など、トルコグッズもあれば、地中海グッズもあるといった感じ。

値段は必ず交渉すること。大きく新しいショップよりも、通りを外れたところにあるローカルな小さな店のほうが味わいある品を安く買える可能性が高い。

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アクセス

イスタンブルから飛行機なら1時間。国内便は格安チケットが販売される機会も多く、シーズンオフならバスとあまり差がない。

長距離バスは年中安い価格で各地を結んでいる。イスタンブルからは12時間ほど。一晩寝ていれば朝着くわけだ。

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最後に

トルコ旅行の目的にリゾート保養をあげる人は少ないかもしれない。活気あふれる街、世界遺産にも登録される魅力的な建造物や自然、それらこそがトルコを代表する見どころだが、どこかでリラックスする時間をとってもいいのでは。

そんな時に足を向けたいのがボドルムだ。小さな港町なのに、不思議と洗練されているリゾートで、トルコの都市でもまれた疲れを癒してみてはいかがだろうか?

そこを訪れた人しか感じることのできない感動を、写真、動画、そして言葉で表現してみませんか? あなたの旅の話を聞かせてください。

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