どんなに楽しい海外旅行でも、旅が進むにつれて飽きてしまうもの。それが食でしょう。
突然ですが、南米の食は、どこもよく味が似ているんです。
どこへ行っても鶏肉の炒め物にポテト、葉物の野菜。キヌアのスープばっかりなのです。もちろん、店ごとに細かな違いはありますが、2週間も南米にいた私にはかなり厳しかったのは事実。

南米料理の基本スタイル
そこで今回は、ボリビア・ラパスで出会える日本食レストランの中で、特に美味しかったレストランについて紹介していきたいと思います。
1.けんちゃんー☆☆☆☆
一言コメント:日本食が食べたきゃ、まずはココ!
ラパスの学生広場にあり、中心地からはやや遠いです。
けんちゃんは、テレビで紹介されたこともあり、日本人が多く訪れるラパスを代表する日本食レストランです。親切な店員さんが多い印象を抱きました。
料理が出てくるまでの待ち時間は、日本のマンガを読んで待つことができます(比較的ポピュラーなものが多かったです)。
私はラーメンを注文したのですが、しっかりと鶏のダシが出ていて、チャーシューもやわらかい。日本のラーメン屋にはもちろん及びませんが、フードコートにあるようなラーメンよりは美味しかったと思います。
2.ブルーベリーズ・カフェ(Blueberries Cafe)ー☆☆☆
一言コメント:テリヤキTeriyakiは南米共通語!
少し中心地から離れているのが残念ですが、タクシーなどでアクセスすると良いでしょう。
日本人が経営することのお店では、何といってもオススメが照り焼きチキン。実は南米では醤油ベースの「照り焼き」味の料理の人気が非常に高く、日本と変わらないハイクオリティな照り焼き味の料理を食べられる店が多いのです。
白米がやや柔らかかったですが、久しぶりの日本食だと思えばノープロブレム!
3.よしこ(Yoshiko’s Restaurant)ー☆☆☆☆☆
一言コメント:知名度は低いが、確かな定食のクオリティ
肌寒い夜のラパスに訪れました。ウェルカムドリンクとしてほうじ茶が出てきて、日本人としては非常にありがたかったです。
最もコストパフォーマンスが高そうなのは、定食セットでした。白いご飯、お味噌汁、おしんこやお刺身(セビーチェという魚の種類)、天ぷら(野菜天やえび天)など、本当の日本の味を提供してくれました。
南米でお刺身を食べることに若干不安もありましたが、特に食中毒にかかることはありませんでした。ボリビアは水道水が飲めない国なので、その分かなりを気を使っているのでしょう。
ボリビアということもあって、定食にそれほど期待していなかったのですが、素晴らしいお味に大満足です。また、こちらはけんちゃんとは異なり、日本人以外の観光客が多かったです。
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番外編.一番ホテル
一言コメント:朝こそ和食が食べたいあなたへ
こちらは番外編。日本人が経営している宿、一番ホテルでは、和食の朝食を食べることができるのが、最大のオススメポイントです。「昼食や夕食だけでなく、朝食こそ日本食が食べたい」という日本人は大井のではないでしょうか。
オーナーの南雲さんは日系2世の方で、一見厳つい顔つきですが、話してみると親切そのもの。ボリビアでの旅行について様々なアドバイスをもらうことができます。
その南雲さんが、ボリビアにある食材で丹精込めてつくる朝ごはんは、白米とみそ汁、卵焼きなど、まさに日本の朝ごはん。忘れかけていた感覚を取り戻すことができました。
さいごに
いかがでしたか?ラパスは日系移民がとても多く移住していたという背景もあり、私たちが思う以上にクオリティの高い日本食にありつくことができます。
皆さんもリサーチしながら、ラパスの日本食を堪能してみましょう。きっと旅の疲れを癒してくれるはずです。