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初めての海外一人旅、ハプニングだらけで「一体これからどうなるんだろう・・・」と不安になった。
だけどポルトガルに着いてその不安は一気になくなり、今までのハプニングが嘘のように毎日が充実していた。
道に迷ったり、言葉が通じないとかはたくさんあったけれど、今ではそんなことがどうでも良くなり、日々新しい出会いに飢えている。
始まりの場所をポルトガル・リスボンにしたのはただ何となくの閃きで、パリから安く行けるからという理由以外に特になかったんだけど、約2週間ほど滞在して思ったのは『ポルトガルという国はとても素敵で素晴らしい国だ』と感じた。
近いうちにまた必ず行きたいと思ったし、もっとポルトガルの人たちと触れ合い、ポルトガルの文化や伝統を学びたいと本気で思うことができた。
こんなにもポルトガルを好きになれたのは、現地での新しい出会いだったり、道行く人の優しさのおかげだ。
ポルトガルの人たちは、バスや電車の待ち時間、コインランドリーでの洗濯物の待ち時間、スーパーマーケットでのレジでの待ち時間には必ずといっていいほど人と話をしている。
もちろん、今出会ったばかりの人だ。
こういった習慣は絶対に日本では体験することはできないし、シャイといわれる日本人の気質からしたらありえないと思う。
そして親切を親切と思わず当たり前のことだとして行動している姿、知り合いに会えば笑顔で挨拶をし、信号が青になっていようが関係ない、そういったポルトガル人の性格が大好きだし見習うべきことだと強く思った。
そりゃあ全員が良い人だったわけじゃない、愛想が悪い人、ちり紙を投げつけてきたクソガキとかもいたけど、そんな奴らの存在を忘れるくらい良い人たちで溢れていた。
これは実際に体験しないと分からないと思うし、言葉で表すことはできない。
ポルトガルのタトゥーショップに感謝
毎日毎日、何km歩いたか分からないほど歩きまわりショップを巡っていた。
やっと見つけて交渉してもその日に撮れるなんてことは一回あっただけで、ほとんどは次の日や何日か後だったりしたから歩いて終わる日なんてざらにあった。
だけど言われた通りに行ってみると、好きなだけ撮っていいよとか、いい写真は撮れてるかとか言ってくれてどこのショップもとても楽しい時間を過ごすことができた。
時間の都合や予定が合わなかったりで撮影することができなかったショップが何件かあるんだけど、それがホントに悔しい。
そして皆が仕事している姿を見たり、写真を撮ったりすることがこんなにも楽しくてエキサイトするなんて思ってもなかったし、後日Facebookに写真をアップしたり、メールに添付して送ると「サポートしてくれてありがとう」「とてもいい写真だよ」なんていうコメントをもらった。
「ありがとう」はこっちのセリフだし、いい写真が撮れたのはあなたたちが凄いのと快く撮らせてくれたからだと感謝の気持ちでいっぱいになった。
苦手なものが好きになった
ポルトガルではコーヒーは欠かすことのできない飲み物みたいで、ほとんどの人がご飯の後や仕事の休憩中、仕事終わりに必ずといっていいほど飲んでいた。
私はコーヒーが苦手で自分から飲むなんてことはまず考えられないんだけど、店でご飯を食べていたら笑顔で「カフェ飲む?」といわれ、あまりの素敵な笑顔に断れず飲むことにした。
カフェとは日本で出てくるカフェとは違い、大体エスプレッソがでてくる。店によってはエスプレッソかアメリカンか聞いてくれるところもあるけど。
ただただ、苦いだけで何も美味しくないし余計に喉が渇くだけだった。
だけど、みんなホントによく飲んでいるから「せっかくポルトガルに来たんだからポルトガル文化を取り入れよう」と思って何回か飲んでいるうちに飲めるようになっていった。不思議だ。
郷に入っては郷に従えという言葉があるから実践しただけなんだけど、やってみてよかった。
それからもうひとつ、基本的に食べ物の好き嫌いが多くてそのほとんどが食わず嫌いなんだけど、ひとつ克服したものがある。というかむしろ好物になったほどだ。
その正体はパプリカ。あんな鮮やかな色をしたくせに食べたら苦いのが意味が分からないし、全く美味しくなかったんだけどポルトガルで食べたパプリカは苦くないしちょっと甘い。
毎日パプリカを炒めたものを食べてもいいやと思ったほど。
ポルトガルのスーパーマーケットは日本に比べ安く、量も多いし、野菜が大きい。
気候とかの問題なのか分からないけど、野菜もポルトガル人のように優しさを持ち合わせているから苦みがないんだと思う。
勧められた場所には行くべき
人と人がひとつの場所で出会う確率ってどんくらいなんかな?
少しでも時間がズレていたり、やっぱりやめておこうとか思っていたら一生出会うことはなかった人たちとの出会い。
そんな奇跡ともいえる出会いだからこそ、オススメされた場所には必ず足を運ぶことにしていた。
コインランドリーでジェシカという女の子と出会い、乾燥が終わるまでの短い時間ではあったけれど、かけがえのない思い出をつくることができた。
彼女とは主に日本の話をしていたんだけど、「ジェシカって日本語で書いて」といわれたので、メモ帳に書いて渡すととても喜んでくれて自分で書いて練習していた。
そんな彼女に勧められたミュージックハウスCasa da musica(カーサ・ダ・ムジカ)に見学に行ってガイドツアーに参加してみると、全て英語だった。
でもヒアリングの練習と思って1時間一生懸命聞いた。8割は理解できてないけど、結果どういった話をしているのかは分かったし、内部を見ることができたのはよかった。
それとついに出会ってしまった日本人。モロッコからポルトに飛んできた大学生で同じホテルに泊まっていたんだけど、彼が教えてくれた近所のカフェにあるマフィンがホントに最高だった。
パサパサしてなくてしっとりとした、甘さ控えめでしかも安い。
こういった新しい出会いのおかげで新しい発見や新しい感情が芽生え、そして刺激を受けて自分自身、成長していくんだと思う。
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最後に
ポルトガルでの日々はあっという間に過ぎていき、油断するとずっといてしまうんじゃないかと思い、ポルトガルを去ることにした。
こんな気持ちになるなんて予想もしなかった出来事だし、ポルトガルを離れるのがとても寂しくなってきた。
何だか今とても切なくて、涙があふれてくる。
だけど時間は待ってはくれないし、戻ってもくれないから前に進むしかないんだ。
気持ちを切り替え、次はスペインへ。
今度はどんな出会いや出来事が待っているんだろう。気持ちを引き締めて、まずはマドリードに降り立とう。
ポルトガルで出会えたすべての人と素敵な町に感謝。「Obrigada(ありがとう)」
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