ポーランドってどんな国?学生必見!歴史をめぐるツアー

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(旧王宮)

日本人にとってはあまり馴染みのない国の一つですが、ぜひ日本の方々に知ってもらいたい国でもあります。実際に、負の歴史遺産として残されたアウシュビッツ強制収容所はどこにありますかと聞かれた時にポーランドと答えられる人は多くはありません。日本人として第二次世界大戦や戦争責任のいち加害者として、ただ単に座学で歴史を知るのではなく、実際に見て肌で感じ取ることが重要です。またポーランドはこういった歴史の遺産だけではなく、音楽の町やグルメを楽しめる町として、ワルシャワやクラクフなど有名都市があり、旅人にとって満喫できる国ですのでこれからご紹介していきます。

初体験のボルシチ…不思議な味がする…

ボルシチと聞くと、ロシアやウクライナ発祥の伝統料理と思いつくと思われますが、実際に東欧地域全体でボルシチは伝統料理の一つとして提供されています。ポーランドのワルシャワでいただいたランチでのボルシチについてですが、色は真ピンクで、日本人が来てくれたということで、寒い冬は温かいボルシチを出してくれるのですが、なんと夏に提供する冷たいボルシチが出されました。寒い冬に寒いスープを飲むのに少し戸惑いがありましたが、個人的に提供されたものは残さず食べる主義ですので、残さず完飲しましたが、味の感想は説明できないぐらいの酸っぱさと、とにかく色の主張が激しいので、次に出てくるメインディッシュが少し重く感じました。なぜこんなにピンク色なのかというと赤カブを使っているからみたいです。現地のポーランド人のガイドさん曰く、伝統料理としてお祝いの時によく食べるみたいですが、あまり好きではないらしく、意外と食べないというケースも多いみたいです。

(赤カブ仕立てのボルシチ)

ショパンの町〜ワルシャワを散策

ポーランドのワルシャワと言ったらもう一つの顔があり、ショパンの町として音楽をこよなく愛する人にはオススメする場所です。いたる所にショパン関連の遺物や像やワルシャワの空港の名前もショパンとつくほど国民によるショパン愛を感じます。ここに訪れたら行くべき場所はワジェンキ公園と聖十字架教会です。初めにワジェンキ公園は大きなショパン像があり、シーズン的に夏場に行くのがオススメですが、冬に行くと曇りのなかで存在するショパン像に哀愁漂う感覚をあじわえます。また旅の豆知識として、日本では国を象徴する木は桜の木ですが、ポーランドでは柳の木が国を象徴する木で、ショパンの像にも柳の木があるのもチェックしましょう。次に聖十字架教会ですが、ここにはショパンの心臓が埋められている石碑が内部にあり、内装は白を基調とした構成になっており、お祈りをしにくる方々もいました。また教会のそばにはコペルニクスの像もあり、世界史を勉強した方々にとっては、歴史満載の町を散策できます。全体的に町は白基調で、所々に点在しているベンチには人体認証センサーに反応してショパンの曲が流れるベンチがあったり、かなりオシャレな散策でき、旧王宮まで、歩いていける距離なので、町を開拓しながら散策するのもオススメします。

(ワジェンキ公園のショパン像)

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夜景とグルメを楽しめるクラクフ〜夜は注意

ポーランドで行く都市の二つ目はクラクフです。クラクフには、旧市街や、ヴァヴェル城など見所満載の観光都市です。基本ワルシャワからクラクフ間はバスか列車でいけますので交通の便も気にせずいけます。初めに紹介するのはヴァヴェル城ですが、城のそばを流れるヴィスワ川との景観的なマッチングは素晴らしいです。ぜひ城の外部から写真におさめることをオススメします。ヴァヴェル城は歴代とポーランド王が戴冠式をあげたところとして有名で、内部にある教会の内装も豪華な造りではなく、設計者の趣を感じる構造になっていて歴史を感じます。次に、クラクフについてですが、見るべきものというのは数少ないですが、中央広場にはマーケットがあり、周辺にはレストランやカフェがあり、グルメやショッピングを満喫できる旧市街があります。行かれる方はご自身の予算や日程に相談していきましょう。それに加えて、夜間は注意が必要です。海外旅行に行く方が絶対守るべきことを守っていれば危険ということはありませんが、置き引きやスリが横行しているのも現実ですので、最新の注意を払っていきましょう。またポーランドの通貨はゾッティ(zt)で2017年6月現在で¥100=zt3.35ぐらいで、物価もそこまで安いというわけではないので、外貨両替には気を付けましょう。

(ヴァヴェル城)

歴史とはなにか〜若い私達が伝えるには…

冒頭で述べたことですが、ポーランドには負の歴史、アウシュビッツ強制収容所があります。歴史を勉強してきた方々は行くことをためらう部分も少なからずありますし、近年のダークツーリズムで、絶対に行くべき場所として紹介されるここアウシュビッツですが、日本人から馴染みが深くない理由として、歴史の考え方や価値について西欧、東欧と比べて日本とは異なり、日本からポーランドまで行くのに時間がかかるという幾つかの点はあります。ヨーロッパの負の遺産の考え方として、2度と悲惨の状態を起こしてはならないという戒めと後世に歴史を伝えるという点で、ヨーロッパの学校では必ず修学旅行でアウシュビッツを訪れることが法律で義務化されていることは現地に行くまでに知らなかった事項でした。個人では実際にアウシュビッツ強制収容所でポーランドで唯一アウシュビッツ日本人ガイドの方のツアーを組んで、3~4時間の行程で現場を見てきましたが、実際に被害に遭われた方々の遺物や備品がリアルに展示されていて、言葉ではあわらす事が出来ない様子を実際に肌で感じてきました。現地のガイドの方が言うには、日本人がなかなか訪れることはないという現状や、世界の歴史問題にもう少し日本人も積極的に参加してほしいと言ってました。戦後70年以上が経った今、被験者はご高齢になり歴史の代弁者が少なくなる一方で、世界中で紛争やテロが相次ぎ、混沌とした世界が続いていますが、次世代に歴史を伝えていくのは、我々若い人々ではないでしょうか?「百聞は一見に如かず」という言葉がいかに大切かを確かめに、ぜひ若い方、特に学生の皆さんにはオススメします。

(アウシュビッツ強制収容所)

むすびに…

以上がポーランドの見所と歴史についてお伝えしましたが、ただ単に旅行を楽しむツアーの他に、歴史を学ぶという姿勢もすこしばかり必要であるということも感じられましたか?近年はリラックスでき、買い物やビーチなど観光都市を周遊するというプランばかり主張されるケースが多いですが、こういったダークツーリズムをするのも一つではないでしょうか。またポーランドは近隣諸国へのアクセスも非常に楽で、ポーランドの他に、ドイツやハンガリー、チェコ、スロヴァキアなどにも列車で行けるのでぜひ周遊プランの一環でまわってみるのはいかがですか?

(アウシュビッツ強制収容所)

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