マフィアの島シチリアの観光名所を歩いてみた感想

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マフィアの島から観光の島へ~シチリア(Sicilia)/イタリア

ブーツの爪先にくっついた三角形。それがイタリアにおけるシチリアの位置関係だ。

四国よりも大きく九州よりも小さなシチリア島は、マフィアの島としてその名を知られてきたが、古くは紀元前10世紀前後から小都市として発展し、古代ギリシアやローマにおける多くの伝説的戦いや中世以降の各王国における政治的・文化的場面の舞台ともなってきた。

現在のシチリア州内には6つの世界遺産があること、美しい地中海と謎めき怪しげなマフィアの存在が見え隠れすることなどから、近年は観光地化が進み訪れる人が増えている。イタリアでありながら、シチリア独自の文化を保っているところも魅力的だ。

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パレルモ「カテドラル」と「マッシモ劇場」

パレルモはシチリアの州都であり、歴史上常に島の中心として栄えてきた。街の建造物はバロック調もあればアラブ朝もあるというミックスカルチャーが当たり前。

観光スポットの多くは旧市街に集中していて、歩いて見て回ることが可能だ。イタリアでありながらまるでアラブの迷路のようでもある路地を歩いているとタイムスリップと瞬間移動気分を味わえる。

「カテドラル」は、12世紀以来増改築が繰り返されて巨大化した街のランドマーク。パラティーナ礼拝堂、マルトラーナ教会、サン・カタルド教会など、歩けば教会にあたるほど多くの教会がそれぞれに異なった建築様式や装飾でその美を競いあっている。

「マッシモ劇場」は名門中の名門オペラ劇場であり、映画「ゴッド・ファーザー3」のラストシーンに登場することから訪れる人が多い。

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モンレアーレ「カテドラル」と「カップチーニ修道院」

カテドラルと呼ばれる教会はあちらこちらにあるものの、パレルモの中心から少し離れた丘の上のモンレアーレの「カテドラル」は黄金のモザイクが目に眩しい大聖堂だ。

一方で同じくモンレアーレの「カップチーニ修道院」は、なんと8000体ものミイラが収容されているという。

パレルモの市街地からはバスを使ってアクセスできる。夕方に向かうとサンセットも楽しめるだろう。

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タオルミーナ「ギリシア劇場(テアトロ・グレーコ)」

映画「グラン・ブルー」の撮影地となった観光地であり、海に突き出た崖の上に建てられた「ギリシア劇場」で知られている。非常に見晴しはいいが、誰がいつなぜこの地に劇場を建設したかはまだ分かっていない。

現在の姿はローマ時代に改修されたものを修復・保存したものだ。現役の劇場として使われていて、夏には毎年芸術祭の舞台となっている。

タオルミーナも、古代にギリシアやローマの影響を強く受けていたため、神殿や教会が多く残されている。パレルモに比べるとシンプルだが、青い空と海に白い壁と黒い影が映えて絵になる。

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アグリジェントの考古的地域

アグリジェントは、古代ギリシア時代の多くの遺物がそのまま残っていることから世界遺産にも登録されている遺跡の街だ。

「神殿の谷」と呼ばれる考古遺跡は、7つの神殿が残るエリアで、巨大な円柱が四方に残る神殿やわずかに数本の柱と土台だけになった神殿などが点在している。

パレルモからは100kmほど離れているが日帰り圏内だ。

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チェファル「ニュー・シネマ・パラダイス」

海辺ギリギリまで迫る白い壁とオレンジの屋根の街並みを見ながらの海水浴を楽しめるリゾートとしてヨーロッパで認識されているチュファル。

小さな街だが、古くは港町として繁栄し、その頃の遺跡が残されている。市街地内は狭い路地に古い店からオシャレな店までが混在している。ところどころに映画「ニュー・シネマ・パラダイス」の撮影地もあり、映画ファンとしては感激だ。

市街地を離れて街の裏手にある岩山を目指すと、中世時代の城壁やディアナ神殿跡などを見ながらのトレッキングを楽しめる。風にあたりながら市街と海を見下ろすのはなんとも爽快だ。

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シラクーサ「シラクーサとパンタリカの岩壁墓地遺跡」

新市街はシチリア本島に、旧市街は橋で渡るオルディージャ島にある。シチリアの中ではパレルモに次ぐ都市ともいわれ、観光地としての人気も高い。

ヨーロッパでもっとも大規模な「ギリシア劇場」は修復され整備されていて、遺跡とはいえ現在も使用できる立派な野外劇場としてそこにある。ローマ闘技場もまた、シチリア最大規模を誇る。

「シラクーサ大聖堂」は古代アテナ神殿を改造した一風変わった姿をしている。内部の古いモザイク画や聖ルチアの銀の像などが見どころだ。

シラクーサは聖ルチアが殉教した地ともいわれ、「サンタ・ルチア聖堂」には「聖ルチアのカタコンベ」と呼ばれる墓所も存在している。

「パンタリカの岩壁墓地遺跡」は、紀元前13世紀から2000年間分の5000基以上の墓が集まるネクロポリス。アナポ川とカルチナラ川の渓谷沿いの岩の斜面に人工的に掘られた小さな洞窟がたくさん見られるが、それが墓であり、いくつかは住居や礼拝所にもなっていたことがわかっている。

世界遺産として登録されているのは広大な面積で、観光するにはシラクーサの街から内陸へ入り、さらに10~15kmのトレッキングとセットになる。

また、日本の教科書で馴染みの「走れメロス」はこのシラクーサが舞台だ。

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エトナ山

エトナ山はヨーロッパ最大の火山で、現在も活動を続けている。近年は大規模な噴火こそないものの小規模な噴火は続き、夜には赤く光る姿も見ることができる。

エトナ山へはリフトが整備されていて観光に訪れることができるが、火口付近は閉鎖されていることがほとんどだ。

エトナ火山によって農業のために適した土壌が作られ、エトナ山の麓にはシチリアのワインとなるブドウ園やレモンやオレンジの果樹園が広がっている。

近くの街カターニアは早くから都市として発展してきたものの、エトナ山という火山の影響を受け、噴火や地震で壊滅状態に追い込まれたこともあった。今あるカターニアの街は、17世紀に再建・修復されたものだ。

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ピアッツァ・アルメリーナ「ヴィッラ・ロマーナ・デル・カサーレ」

シチリア島のど真ん中に位置するピアッツァ・アルメリーナは、その街の郊外で発見された古代ローマ時代の別荘「ヴィッラ・ロマーナ・デル・カサーレ」で知られている。

4世紀頃から150年ほどの間、別荘として建設され居住していたと考えられているものの、その後完全に放棄され忘れさられていたため、再発見されたのは19世紀に入ってからだ。

大規模な発掘の結果、豪奢な別荘を構成していたらしい土台や円柱が発見されたほか、部屋の壁や天井、床などに美しいモザイクが残されていたことから有名になった。特にビキニを着たローマ美女たちのモザイク画は、そのテーマもスタイルも古代のものとは思えない作品だ。

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シチリアの味

シチリア島に渡ると最初に感じるのは匂いだ。漁師町では潮の香りが、内陸の傾斜地ではオレンジやレモンの花の甘酸っぱい香りが漂っている。

海に囲まれ、発展している都市のほとんどが港町であることから想像されるように、食ではシーフードが人気だ。イタリアでありながらアラブ風の料理が多いのにも驚かされる。

イワシやサバ、アサリや牡蠣など、日本人の味覚に合う魚介を島の特産品であるオリーブやレモン、各種ハーブで味付けている。また、甘いものに目がないのもシチリアの特徴で、ジェラードやアーモンド菓子などは舌がマヒしそうな甘さ。

魚介の生臭さもデザートの甘さも流してくれるのが、シチリアワイン。果実酒と呼ぶのにふさわしいフルーティーな味わいを楽しめる。

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最後に

映画の影響もあり、アメリカンマフィアの故郷としての名ばかりが先行してきたシチリアだが、近年は観光地としての人気が高まっている。

しかし、シチリアそのものは大きく変わったわけではなく、人々の生活はマフィアの影響を大きく受けつつ、今も数百年前と同じように魚をとり、畑を耕し、果樹園の世話をして暮らしている。

世界遺産などの遺跡や自然、そして変わらない人々とその暮らしを垣間見ることができる巨大なテーマパークのようだ。

そこを訪れた人しか感じることのできない感動を、写真、動画、そして言葉で表現してみませんか? あなたの旅の話を聞かせてください。

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