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みなさんこんにちは!
Shigeです!
突然ですがみなさん。
異国の地で、お互いに言語が全く通じない者同士が出会ったとき、一体どうなると思いますか。
僕たちは今回、風の向くまま気の向くままに流されて、日本人どころか外国人ですらほぼ訪れないであろうミャンマーの片田舎、”タラワディ”の村に滞在することになりました。
この村で僕たちは色々な人々と交流することになるのですが…
まぁ言葉が通じない通じない!
紙とノートを駆使して、僕たちはなんとか彼らと交流を深めていきました。
それはさながら、新大陸に上陸した冒険者たちのように…。
「ここ…ミャンマー?」名前も知らない駅に降りると…何も見えなかった。
ヤンゴンからバガンを目指し、複数のチームに別れて行動していた爆たちは一足先にバガンへと寝台列車を利用して向かっていたのですが…。
当日券で唯一残っていたプラスチックのボックス席は、旅の荷物を伴ってのすしづめ状態。
これで夜を明かして15時間以上乗るのは余りにも苦行であるため、近くにいた乗客にこの近くにホテルのある町がないか聞いてみました。
「ああ、それならここにあるよ」
たった今着いた村にホテルがあると言うのです。
急げ急げとお礼もそこそこに、大慌てで荷物を引っ張り出し、駅に降りるのと電車が出発するのはほぼ同時で、僕が降りる頃にはすでに列車は動き出していました。
間一髪と安心しつつその場を見てみると…
なんにも見えませんでした。
街灯もなく、家も見当たらず、目が慣れてきた頃にようやく月明かりでうっすらと人影が見える程度でした。
「ここどこ…?」
そんな誰かのつぶやきは虚しく夜の闇に溶けていくのでした。
知らない村の夜はファンタジーだった
一緒に降りたおばちゃんにホテルの場所を聞くと、なんと案内してくれることに!
おかげで僕たちは難なくホテルにたどり着くことができました。
チェックインを済ませた僕たちは一休みした後、道すがら見つけた民家のような酒場に繰り出すことにしました。
街灯の無い道を歩くのはなかなか危なっかしいものですが、遠くからする豚や山羊の鳴き声を聞くと、本当にファンタジックな夜の森に迷い込んだかのようでした!
酒場に着くとこれまたジブリチックな内装で、民家の中で宅飲みしているような、それでいてどこか非現実的な空間でした。
中に入ると、先に飲んでいた先客たちと、店の夫婦の目が一斉にこちらに集まります。
言葉の壁は思ったよりも高かった
席に着くと、旦那さんが
「ウイスキー?」(クイッ)
と、酒を飲むしぐさをしたので、一先ずウイスキーを注文することに。
後から分かったのですが、お酒はウイスキーしか無いようでした。
とりあえず乾杯して僕たちが飲んでいると、夫婦や先客たちが話しかけてきたのですが…。
(まったくわからない!)
本当に何を言っているのかが分かりませんでした。
あちらもそれを悟ったのか、一言ずつ、ジェスチャーを交えてゆっくりと話してくれました。
ここから異文化交流の始まりです。
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自己紹介「チャノー ナーメー 〇〇」(私の名前は〇〇です)
こちらもなんとか聞き取ろうと、注意深く相手の言葉とジェスチャーを観察します。
先客A「チャノー(自分を指差しながら) ナーメー ラモゥ」
先客B「チャノー(自分を指差しながら) ナーメー チースーマー」
先客C「チャノー(自分を指差しながら) ナーメー オミャドゥ」
ここで僕たちは、”チャノー”が”私”で、”ナーメー”がおそらく名前、最後に言った言葉が名前なのではないかという解釈をしました。
そして確認のため、一人一人に向きながら、その名前を読んでみます。
すると、彼らは満面の笑みで頷きながら笑っていました。
こちらも嬉しくなり、見様見真似で自己紹介をしてみました。
「チャノー ナーメー Shige」
するとラモゥと名乗った人が「そうかー!Shigeかー!」と言わんばかりの笑顔で寄ってきて握手をしました。
互いの言語を知らない者同士、心が通じた瞬間です!
酒好きには国も言葉も関係ない We have no borders!
それからの理解は早かったです。
あちらの言ったことを紙に書いて、それを確認する。
このやり取りを繰り返し、1時間ほどで約20単語&4つの文章を覚えることができました!
ラモゥと仲間たちともすっかり打ち解けた僕たちは、ミャンマー音楽に合わせて唄って踊ってのお祭り状態でした。
賑やかな音につられて、他のお客さんもちらほら合流。
そこにはもう国なんか関係ない、ただ酔って唄って踊りたい、どこにでもある酒好きたちの宴会が出来上がっていました。
宴もたけなわでは御座いますが
時間を忘れて盛り上がっていると、気づけばもういい時間。
旅の疲れも相まって、みんな眠そうでした。
そろそろ帰ろうと、色んな言葉を教えてくれたみんなに感謝して、僕たちはホテルに帰り、その夜は泥のように眠りました。
優しい村の名前は”タラワディ”
次の日
ホテルをチェックアウトした僕らは駅へと向かって歩くのですが、夜には見えなかったこの村の様子がようやく見えてきました。
この村の名前は”THARRAWADDY−タラワディ” 人と自然が共存している村
昼間に見るこの村は、なるほどやっぱりジブリのような世界でした!
まとめ
今回僕が感じた事。
言葉の壁はとても大きい
けれども、お互いがお互いを知ろうとすれば、それは決して乗り越えられない壁ではないという事。
そうは言っても、一番初めに異国の言語を翻訳した人はやっぱりすごい!
もう一つ、これはミャンマーに来て常感じていることなのですが「ミャンマー人は親切で優しい人が多いな」と僕は思うのです。
もちろん面倒な人も中にはいます。
それでも、笑顔を送れば笑顔が帰って来ますし、今回のように言葉が通じなくても、ちゃんとこちらに向き合ってくれて、わかり合おうとしてくれます。
皆さんは、まったく言葉の通じない外国人が来て、最後まで理解しようとできますか?
できる人もいるでしょう。
しかし、ミャンマー人はほとんどの人がそうしてくれるのです!
これがミャンマー人の国民性なのかなと感じました。
この先も、その国を理解するために積極的にコミュニケーションをとっていこうと思います!
Shigeでした!
楽器を握って20年 村のお父さんの一曲
ミャンマーソング 村の食堂で仲良くなったお父さんから
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