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バール鉄道は、セルビアの首都ベオグラードからモンデネグロの港町バールまでを結ぶ全長約476キロの国際路線です。
セルビア国内部分301キロがセルビア国鉄、モンテネグロ国内部分175キロがモンテネグロ国鉄、またボスニアヘルツェゴビナ国内を10キロ通りますがセルビア国鉄扱いで結んでいます。
見所
この鉄道が景勝といわれるのは、陽の光によって輝くアドリア海と沿岸の街並み。
アルバニアとモンテネグロにまたがるヨーロッパ最大級の湿原シュコダル湖。ヨーロッパに生息する鳥類の7~8割がここで確認されているそうです。
1034mの峠がある山岳地帯の山越え、世界で一番高い鉄橋を通ります。
このほかにも森林地帯やダムの脇を走ったりと、乗客は飽きることなく車窓の風景を楽しむことができます。
チケットの準備
バール駅からベオグラード駅は9:00発と19:00発の快速電車(IC)があります。
チケットは駅で直接購入します。インターネット販売はありません。また電話で問い合わせても値段などは教えてくれますが購入は出来ませんでした。
二日前までに買うと金額が半額になるようなので事前に日程が決まっているとお得です。最安値で9.8ユーロでした。座席予約には別途3ユーロかかります。
バール駅まで
1時間に一本バール市内を同じルートで周遊しているバスが運行しています。チケットは一人50セントでバス車内で支払います。タクシーは2~3ユーロです。
都市から駅まで、そんなに距離は離れていないので頑張れば歩けますが、バスのくる時間を事前に確認しておいてバスに乗ることをオススメします。
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列車内の様子
席は6人乗りのコンパートメント席です。車内は冷暖房完備でトイレもついているので、困ることはありません。ただトイレに紙がないことがあります。コンパートメント内には充電できるところが窓際に一ヶ所あるので、その場所を確保出来れば作業も出来ます。荷物も置くところがあるので、余程大きい荷物を持っていかない限り置くことができます。
また喫煙車と食堂車が同じ車内で、食堂車唯一のメニューは大きなサンドイッチです。3ユーロで食べることが出来ます。他の乗客は色々な食料を持ち込んでいました。
道のり
始発の朝9時前には電車は来ており、チケットに書かれた番号の席に座ります。
私が乗ったバール駅9時発の電車は人もまばらで時間通りに発車しました。
1時間くらいでモンテネグロの首都ポトゴリツァに到着します。ここで多くの乗客が乗車し、席は埋まります。
12時くらいにモンテネグロとセルビアの国境に着きます。
そこで入出国の手続きを車内でします。また走行中に二回程チケットの確認があるので、すぐ出せるようにしておくといいです。
そこからは40km/hくらいのスピードでゆっくりセルビア内を走ります。
車内が空いてきたら席を移動する人が多くいました。
到着間近になると乗客が降りる準備をするので、すぐわかります。ただ遅れることで有名な路線なので、私たちが乗ったときも1時間以上遅れました。
注意
電車はよく遅れるようですが、快速電車・鈍行電車ともに本数が少ないので時間に余裕を持って行動したいです。
バール駅でチケットを買うときは現金のみの受付でした。なのでユーロを用意する必要があります。しかし、バール駅近くはATMがないため都市まで出なければお金が下ろせません。
人は基本的に親切ですが、英語がほとんど通じないので意志疎通が難しいです。
朝発の列車に乗るとベオグラード到着が夜になってしまうので近くのホテルを予約しておくことをオススメします。
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