「なんで窓からお金投げてるの!?」そのお金の先には…。
みなさんこんにちは。
Shigeです。
今回は、海外を旅する中で、電車やバスなどの陸路移動がいかにその国の現在を伝えてくれるか。
そして、陸路移動を通して知ったタイ 、ミャンマーの魅力をみなさんにお伝えしたいと思います。
旅での陸路移動には、こんなにたくさんの魅力が詰まっているのです。
その国が見える電車・列車移動−線路沿いの居住区でみた発展の途上
都市部の線路沿いにはまだまだ発展途上の工事模様が見て取れます。
発展した市街地の建物とは対照的に、線路沿いの居住区を見ると、トタンなどを利用した家が長く連なっているのが見えます。
貧富の差が鮮明に表されています。しかし、この居住区がなければ賃金の低い人々が生活していけないこともまた事実です。
ある町を出発して車窓から外を眺めていると、不思議な光景が目に入ります。
列車の乗客が、窓から外に向かってお金を投げているのです。
その先には、手を振ってアピールする村々の子どもたち。
彼らにとっては、これも一つの収入源なのでしょう。
いつから始まったのか、誰が始めたのかは分かりませんが、最初にお金を投げた人もここまで馴染むとは思っていなかったでしょうね。
日本にはない文化を知る−海外の電車・列車旅の特徴
トラン発バンコク行きの寝台列車
日本にも寝台列車はありますが、海外での寝台にはまた違った魅力があります。
トラン発バンコク行きの列車では寝台を利用することができるのですが、長距離移動のため、様々なタイの景色を堪能することができます。
夕陽を堪能した後は、時間を持て余した乗客同士で仲良くトランプなんかをして楽しむことありました。
プラットホームが低い
タイ、ミャンマーの駅のプラットホームは日本の縁石ほどの高さしかありません。
みんな思い思いにホームを行き来しています。
ここで豆知識ですが、アジアの列車は大抵がトイレの排泄物はそのまま線路に垂れ流しですので、線路横断ではその点にもご注意ください。笑
個人車内で販売が豊富※虫あり
列車では乗降者のたびに、様々な種類の食べ物を持った売り子さん達が乗り込み車内を賑やかに練り歩きます。
中には虫を売っている人もいたので、ろくなことにならないと先に後悔しながら虫をお一つ購入し、いただきました。
味は、ほのかに塩気がし、カラッと揚がっているかと思いきや中はスポンジの様な柔らかさ、あとで聞いてみるとその時、僕の口の中は緑色をしていたそうな…。
バス・車移動で得られる経験
交通の不便を経験する
バスや乗り合い車で長距離を移動することになると、山を越えることも時にはあります。
国や場所にもよりますが、舗装が行き届いていない山道を何時間も車に揺られながら移動するのは、今の日本ではなかなか体験することはできないでしょう。
それだけ便利になったということでもあるのでしょうが。
しかし、その苦労を経験した人のみが味わえる、目的地に到着した時のなんとも言えない解放感と達成感は、それを乗り越えた人にのみわかる魅力でしょう。
なんども経験したいものではありませんが…笑
燃料はペットボトルでパック売り
一歩都市部を離れると、大抵どこの田舎でもバイクや車の燃料は、個人がペットボトルに詰めて売っていました。
待ち時間で現地の人たちと交流
バスや車での長距離移動では基本的に1日に何本で、何時に出発かということが決まっています。
そうすると当然待ち時間が発生するのですが、田舎町や、便数の少ない街には得てして観光客などが訪れる事が少ないのです。
そんな数少ない旅人の僕たちに、彼らは警戒と興味の色を示します。
しかし、こちらから話しかけてみると、また、とても好意的にこちらに接してくれるのです。
空や海からは見えないものがある
−世界の車窓から見るタイ、ミャンマーの豊かな原風景
PR広告
まとめ
みなさんいかがでしょうか。
陸路移動、したくなりましたか?
事前に計画をして目的地で過ごす時間も、もちろん楽しいと思います。
しかし、移動という過程も楽しめるなら、旅や旅行がもっと面白くなると思いませんか?
この記事を通して、みなさんに移動の楽しみ、魅力が少しでも伝えることができたならとても嬉しいです。
Shigeでした。
列車移動で聴きたくなった一曲
スタジオジブリ「魔女の宅急便」から ルージュの伝言