世界一周で盗難にあった。トラブル対策に良い服装

Accident

旅に多少のトラブルはつきもの。

このトラブル、たとえ苦笑いであっても笑って済む範囲ならばいいのですが、笑っていられない状況に陥ることもあります。

世界一周中のトラブルとして考えられるものを大きく分けると、「携行品被害」、「人的被害」、「交通事故」、「事件遭遇」の4つがあります。

あくまでざっくりとした分別ですが、それぞれのトラブルの特徴と対応についてまとめてみました。

携行品被害とは

財布、パスポート、カメラ、パソコン、携帯電話などのいわゆる貴重品、時にはバッグ全てが、盗難に遇ったり水没や紛失といった事故に遭う可能性があります。

スリ、強盗、詐欺などのトラブルを完全にゼロにすることは残念ながらできません。ただし、注意することである程度防ぐことは可能です。

携行品を失っても、直接健康や命に影響を与えることはそれほど多くありません。それでも、できれば一人旅を避ける、貴重品は分散して持ち歩く、防犯グッズを利用する、保険に入るなどのトラブル回避を心がけるべきでしょう。

人的被害とは

病気やケガのように、自分の不摂生や不注意が主たる原因の場合もあれば、睡眠薬、下剤、ドラッグなどによって、体の自由を奪われての詐欺や強盗、さらにはチカンや暴行などの被害も考えられます。

病気やケガの一部に関しては、渡航予定国に合わせた予防接種を行う事、医者にかかることをためらわずにすむ内容の保険に加入しておくことである程度防ぐことができます。

しかし、他人によって陥れられる人的被害は携行品同様、注意を払うことである程度減らすことはできても、ゼロにすることは難しいでしょう。

ただ、体は物とは違い、取り換えがききません。注意を向ける程度も順位もずっと上位であることを忘れないようにしましょう。

交通事故とは

「世界一周」中でなく、日本で日常生活を送っていても巻き込まれることのある「交通事故」。ただし、海外では日本とは違った交通ルールが存在している場合もあり、リスクは高くなります。

まず、運転マナーに大きな違いがあることを認識する必要があるでしょう。「歩行者優先」は、日本独自の考え方だと思っておいたほうが無難です。「譲り合い精神」もあまり見かけません。

交通ルールの基本は、人よりもバイク、バイクよりも車が、スピードが遅いものよりも早いものが、弱気よりも強気が優先されると考えておくくらいがちょうどいいでしょう。

また、道路状況や車の整備状況にも格差があります。夜間、悪天候下、郊外などのドライブでは危険度がかなりアップします。

保険をかけておけば、治療費用は戻ってきますが、健康や命は戻ってきません。

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貯金30万円、財産すべてをザックに詰め込み、7歳と9歳の娘たちを連れて地球放浪の旅に出たのが10年前。今になっても着地できず、旅は年々刺激と学びが増すばかり。

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事件遭遇とは

これも、日本にいても遭遇する可能性はあります。それでも、世界的に見て、日本はやはり安全な国です。その日本で暮らし慣れている日本人はありがたいことに、平和に慣れた「平和ボケ」状態にある程度侵されている可能性が高いようです。

残念なことに、世界には「安全とはいえない国」もあれば、「危険な国」もあります。

平時の「治安状況」だけでなく、世界の情報が瞬時に手に入る現代だけに、突発的に起こりうる「危険」に対しても、アンテナを立てておく必要があります。

平和な日本では考えにくい「革命」、「暴動」、「戦争」なども世界規模では起こりえます。「外務省の海外安全ホームページ」や旅人たちの見聞きした現地情報を見逃したり、甘く見ないこと、そして、少しでも危険を察したら、そのエリアには立ち入らないことが一番の予防となります。

あらかじめ準備することで防げるトラブル

残念ながら、ほとんどのトラブルを完全にゼロにすることは困難です。

ただし前述のように、さまざまなトラブルの中でも、特定の病気は「予防注射」によって防ぐことができます。

日本国内でも海外でも「予防注射」は受けることができますが、多少値が張ったとしても、「世界一周」へ出発する前に「日本で」受けておくことをおすすめします。

その理由は、予防注射は体に「菌」を入れる行為です。発熱や倦怠感などの体調不良の原因になることもあります。また、海外の施設によっては日本で数週間かけて打つ注射を1日で済ませたり、衛生上の問題があったりすることもあります。

トラブルを回避するための予防接種で、トラブルを呼ぶことになっては本末転倒ですね。

注意次第である程度防げるトラブル

全てのトラブルに共通する回避方法は、「危険に近づかない」ことです。

さらには、貴重品の管理を徹底して犯罪(者)につけいる隙を与えないこと、体調管理に気をつけて病原菌を寄せつけないこと、宿選びを慎重に行うこと、あらゆる危険情報に敏感に反応するアンテナを立ておくことなどで、「危険を呼び寄せない」ようにすることも大切です。

絶対に避けたいトラブル

貴重品は奪われ失くしても、現金以外のほとんどは再発行が可能です。現金を最小限にすることで、トラブルを最小限に防ぐことができます。

しかし、命や健康にかえがきかないのは、前述の通り。

スリや強盗に遭った時に物に執着すると、命に係わることがあります。「世界一周」も「命あってのもの」です。トラブルに遇わないための注意は十分に、万一遇ってしまった時には「命と健康」、この2つを守るための行動を心がけましょう。

そのトラブル、保険が適用される? されない?

第一条件は、必要な保険に入っていることですね。

トラブルの一部は保険によってまかなうことができます。しかし、どんなトラブルが保険適用となるかは、加入する保険によって異なります。

保険に加入する際に、窓口やウェブページで勉強するか、カード付帯などで加入済みの保険に関しては、細かい規則にきちんと目を通しておく必要がありそうです。

トラブルに遇ってしまったら

こちらに大きな非がないこと、トラブル後早急に正しい対応を行うことも、保険適用の条件とされます。

物を失くした、詐欺にあった、病気になった、ケガをした、そんなトラブルに見舞われたら、まずは現地の警察にレポートすることが大切です。トラブルの発生を証明することができなければ、保険金はおりません。

その上で、大使館や領事館、保険会社、カード会、日本の家族などへ連絡を取り、必要な手続きに関する情報を得ましょう。

実は重要な外見

「世界一周」中のトラブルを回避するにあたり、意外に盲点なのが、「外見」です。

大きな新品バックパックを背負って、やっとの思いで歩いている旅人が、トラブルの標的になりやすいのは当然です。

体格の良さや旅慣れた雰囲気は、犯罪を招く確率を下げます。身長は変えられませんが、ある程度の筋力や護身術を身につけていること、衣類やバッグパックなどの荷物がピカピカの新品であるよりもくたびれていることなども、狙われにくさのポイントとなります。

新しい服は一度洗濯をしてから、新しいバックパックは近くの公園で護身術訓練の相手をさせてから、靴は履きなれたものを、そんな些細な「外見」の変化がトラブルを防ぐ手助けとなることもあります。

まとめとして

「世界一周」中のトラブルはゼロであるに越したことがありません。そして、トラブルに遇いたいと思って「世界一周」に出発する人もいないはずです。

一方で、日本人が世界各地の犯罪者にとって格好のターゲットであるのも事実です。安全で平和で清潔な国で暮らしているだけに、危険防御能力が低めまたは眠った状態であるのも確かなのです。

安全な「世界一周」を続けて終えるためにも、「出発前」にできること、「現地」でできることは、全て網羅するつもりくらいが、安全対策の基本でしょう。

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