7.世界の宗教にはどんな違いがあるの?
世界的な共生を目指す上で障害となることが多い宗教。信じる人にとっては重要この上ないことでも、それ以外の人にとっては無関係? 共生していくには、互いを知ることが大切です。無関心は、異なる文化の距離を縮めることはできません。
まず、どんな宗教があるのか書き出してみましょう。それぞれの宗教の特徴を調べてみましょう。自分の目には「変わっているな」と見えたとしても、それが「当たり前」の人もいると理解すること、それが多様性を受け入れることであり、共生のための歩み寄りです。
8.蛇口をキュッと閉めて、水も電気も節約
水道からほとばしる水。水資源豊かな日本では、はみがき中、洗顔中、食器洗い中、シャワー中の流しっぱなしがほとんどデフォルト。水がもったいないといわれれば、確かにそうなんだけど、水はたくさんあるじゃない…と思っていませんか?
確かに日本は比較的水に恵まれています。でも、日本国内にも真水の供給が困難地域があります。その年によっては水不足が起きて取水制限がとられることもあります。もちろん、世界的に見れば恵まれていない国のほうが多いのです。
また、水は水だけの問題ではありません。蛇口から一度流れ出した水を集めて浄化するには、大量の電気エネルギーを必要とします。これ、意外と知られていない事実です。
水を節約することは水だけでなく電気エネルギーの節約にもなるのです。
9.足を使おう!
ちょっとそこまでコンビニへ、そんな短距離に車を走らせていませんか? 十分歩ける距離の通勤にバスや電車を使っていませんか?
1人~数人しか運ぶことのできない個人用の車はエネルギーの無駄遣いの筆頭に上がります。いわゆる贅沢品。バスなら数十人、電車なら数百人から数千人を一度に運ぶことができます。
でも、何より一番省エネなのは足。歩きましょう。自転車に乗りましょう。地球環境のためだけでなく、自分自身の健康のためにもなる、コストも減る、一石で二鳥も三鳥も取れる、とっても身近なSDGsです。
PR広告
10.ミニ菜園デビューしよう
いきなり土を耕す必要はありません。小さな鉢に土付きのネギを買ってきて植えるだけでも十分です。腐りやすいネギを有効活用するという正しい消費者となるだけでなく、生産者の立場を知ることにもつながります。
ネギ以外にも、豆苗を再発芽させたり、根つきの三つ葉を水耕栽培したりと、キッチンや部屋の窓辺でも十分ミニ菜園ができます。自分で育てた野菜にはきっと愛情がわき、無駄遣いせず、残すこともなく、大事に食べようと思えるようになるはず。
11.ごみの分別にチャレンジ
自治体の多くが、細かなルールを作ってゴミの分別収集を行っています。私たちの生活にはさまざまな材質のものが入り混じっていて、それらを完璧に分別するのはかなり難しいといえます。
まずは、自分がゴミだと思っていたものが本当にゴミなのか? 再利用はできないのか? 自宅で処理できないのか? その辺りから考えてみましょう。現在、ほとんどの地域でごみ収集のための袋が有料になっています。ついつい忘れがちですが、すなわちゴミ出しは有料だということを再確認。だったら、少しでもゴミを減らしてコストも削減できればウィンウィンですね。
まとめ
今日からでも、そして、誰でも始められるSDGs行動の例を11あげてきました。
SDGsってそんな簡単なことなの? と思いませんでしたか? そう、難しく考える必要はないのです。SDGsに関する情報を集めるだけでも、既に最初の一歩は踏み出しています。次は、まずは身近なところで、自分にできることからちょっとずつ始めてみませんか?