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▼アンカレッジに1ヶ月滞在予算の目安
アラスカのアンカレッジは、アメリカ本土のほかの州の都市と比較すると若干物価が高めに感じられます。
雇用・物流などが限られていることの影響もあり、アメリカ本土から駐在で転居する場合には、「アンカレッジ手当」的な追加補助を受けることもあるといいます。
実際に滞在する場合には、賃貸住宅で基本的に自炊を心がけるという前提で月に15万程度は最低必要だと考えておきましょう。
▼アンカレッジの物価(食料品の値段で比較)
物価の高さが目に付くようですが、都市部には大型スーパーマーケットやホームセンターなども複数出店するようになり、ある程度の価格破壊が起きています。それでも、月あたりの食費は少なくとも3~4万円程度かかると考えておく必要があります。
各家庭では、冷蔵庫とは別に巨大な冷凍庫を用意していることが多く、食料の多くは冷凍食品を安い時に大量に買いだめする傾向があります。また、冬の寒さが厳しいことから、季節によって食料品の価格に差が生まれます。
これらの状況は、単身生活の場合には不利になりそうです。入寮する、ホームステイする、シェアするなどの工夫で共同購入して一人あたりの負担を減らす努力が必要でしょう。
▼アンカレッジの治安と安全対策
人口が少なく田舎のイメージのあるアンカレッジだけに、犯罪は少ないと思われがちですが、アメリカのほかの都市と比べても犯罪率は低くありません。
アンカレッジ内には、治安が安定しているとされる地域と、治安が悪く避けたい地域とがあり、一部の地域では重犯罪・軽犯罪ともにかなりの頻度で発生しています。
一般的な旅行者として、携行品や詐欺に対する注意だけでなく、身を守り、財産を守るためには、治安の良い地域に住み、一人での行動を避けるなどの安全対策を心がける必要があるでしょう。
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▼アンカレッジのビザの取得方法
アメリカなので、長期ビザの取得は簡単ではありません。90日以内の観光目的の滞在ならばビザは不要ですが、それ以上になる場合、受け入れ校が決まっている学生であれば学生ビザ、就労が確定していればビザサポートを受けて就労ビザを取得することになります。
長期ビザを申請する場合、過去に滞在日数の超過があると受理されにくくなるので気をつけましょう。
▼アンカレッジの近くの病院、医療事情(なるべく日本語が通じる)
日本人医師のいる病院はなく、英語での対応となります。病院設備や医療水準には問題ありません。
日本語での対応を求める場合には、海外旅行保険に付随する電話通訳サービスを利用するか、現地で通訳を雇いましょう。
▼アンカレッジの交通事情、電車、バスなどのローカル移動手段
気候のいい季節は多くの自転車が街を走りまわっています。市内にはバス網が細かく張り巡らされていますが、乗り換え乗り継ぎしないと、目的地にたどりつけないことも多く、利用者は無料で乗れるアンカレッジ内の大学に通う学生や運転をしないお年寄りが中心です。
もっとも一般的なのは、自家用車でしょう。どこへいっても巨大な駐車場があり、完全なる車社会であることが分かります。また、スーパーマーケットなども郊外にあり、大量買いしないとしても車がないと不便さを感じます。
▼アンカレッジの主な見どころや観光スポット
アンカレッジ市内と近郊の主な観光スポットを巡る市内観光バスがあり、まるで遊園地のアトラクションのようなレトロなバスらかの車窓とドライバーの解説を楽しめます。
アンカレッジを探検した英国人クックの名を持つ湾に向かってクックの銅像が立つ「レゾリューション・パーク」からは、遠くアラスカ山脈を見渡すことができます。
「アンカレッジ歴史芸術博物館」では、主にアラスカの歴史に触れられます。
また、厳しい自然を持つ広大なアラスカで暮らすのに必要な交通手段として「水上飛行機」があります。市内のフッド湖とスピナード湖は個人や観光用の水上飛行機がたくさん停泊しています。アンカレッジからの空中散歩ツアーもあり、雄大な景色を味わると人気です。
▼アンカレッジの周辺にある美味しいレストランや食生活
ステーキやバーガーなどのアメリカンなレストランもあれば、中国・韓国・日本・タイなどのアジアンレストランもたくさんあります。
外食価格はファストフードを除くとやはり高めですが、どこでも共通なのは量が多いこと。レストラン外食は、一人よりも複数で出かけて、いろいろなものを分け合って食べるのがおすすめです。
「ブリューハウス」はダウンタウンに位置するアメリカンレストラン。ディナーは一品20ドルからと値がはりますが、ランチタイムには、13ドルほどで日替わりランチ、20ドル以内でステーキも食べられます。
普段は自作サンドイッチランチでも、時にはちょっと豪華なランチを楽しみたい時におすすめです。
▼アンカレッジの住まい(アパートメント、ゲストハウス等)
旅行者用のゲストハウスはありますが、長期間滞在になると費用がかなりかさんでしまい、住まいとしての利用価値があまりありません。
アパートメントは市内に、ハウスであれば市内にも郊外にもありますが、市内の場合には古くてもそれなりの、新しければかなりの家賃を負担する必要があります。
また、寒い土地柄だけに、冬の過ごし方も考える必要があります。まずは暖房費。セントラルヒーティングになっているサービスアパートメントならば、電気代の心配がありませんが、これが郊外に一戸建てだと、電気、薪、雪かきなどのプラスアルファの出費や労力を考慮する必要があります。
▼アンカレッジのインターネット、ネットカフェ事情
アンカレッジ市内ではほかのアメリカ都市と同じように、ケーブルテレビ系列のネットサービスと電話会社系のサービスとがあります。
日本ほど複数のサービス会社があるわけではないので、使用状況に合ったパッケージをインターネットなどでよく比較してみるといいでしょう。
また、接続工事や修理などの対応が非常にスローなので、すぐにインターネットが必要な場合には、そのあたりもきっちりと交渉し、さらに何度も電話で催促するくらいの気合いで臨みましょう。
▼アンカレッジの年間天気、気候
冬は氷点下が当たり前。平均気温がマイナス10度、最低気温はマイナス40度という想像を絶する気温となります。建物の中はしっかりと暖房されていますが、一歩踏み出せば凍死しそうな世界です。
また降雪も多いので、公道部分は除雪車が通ったとしても、自宅の駐車スペースから道までは自力。そのあたりも、暮らしていく上で考慮しておく必要があるでしょう。
冬ばかりに目がいき、夏の暑さを見過ごしてしまいがちです。朝晩は驚くほど涼しいのですが、日中はかなりの暑さとなります。刺すような日射しを全身で感じることでしょう。
▼アンカレッジの長期滞在まとめ
アンカレッジ市内には、これといった観光名所や歴史があるわけではなく、生活都市的な存在です。
ただ、アラスカの雄大な自然を楽しむスタート地点、拠点としての役割が大きく、アラスカへの旅で訪れた人が、アンカレッジで暮らして、アラスカ各地を巡ってみたいと考えて長期滞在に挑戦することが多いようです。
物価が高く治安も良くないという、条件としては決して恵まれないアンカレッジですが、周りを取り巻くアラスカを味わいつつ、日常生活を送るには最適の地といえるかもしれません。
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