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▼サンクトペテルブルクに1ヶ月滞在予算の目安
サンクトペテルブルクに、個人的な趣味や観光で数か月から数年という長期間滞在する日本人は多くありませんが、留学生や企業赴任、起業家などが一定数滞在しています。
ロシアではモスクワが首都であり大都市として発展してはいますが、歴史や趣き深さと、暮らしやすさでも、サンクトペテルブルクが勝っています。ヨーロッパに近い点もアドバンテージですね。
実際に暮らす場合、学生寮が格安であり、月の生活費は5~6万円程度に抑えることも可能です。ホームステイになると10万円、一人暮らしになると15万円近くかかると考えておきましょう。
▼サンクトペテルブルクの物価(食料品の値段で比較)
食料品は、「それがどこからきたものか」と「どこで売られているか」と「誰に売るか」で大きく価格に差があります。
サンクトペテルブルクにある高級食材を扱うスーパーマーケットでは、なんてことのない肉や魚やお菓子がびっくりするような価格で並んでいますが、駅近くのローカルマーケット「自由市場」へ行けば、より新鮮そうな食材が半額以下で売られています。
ローカル価格で買い物をしていれば、食料品価格は日本と同じか少し高い程度と考えておけばいいでしょう。ただ、輸入品の多くは輸入量に制限があるため価格が高め。食費を抑えるには、その時市場で売られている旬の安い食材をうまく利用しましょう。
▼サンクトペテルブルクの治安と安全対策
ロシアと旧ソビエトとのつながりからくるイメージのせいか、治安が悪いと思われがちですが、サンクトペテルブルクの治安はヨーロッパの先進諸国と差がありません。
旅行者を狙った集団スリ事件などが発生していますが、これは個人で現地に滞在して溶け込んでいる日本人には起こりにくい事件です。
サンクトペテルブルク滞在中には、一般的に海外での生活で気をつけるようにいわれる、夜間の一人歩き、バッグの管理などに気をつけましょう。
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▼サンクトペテルブルクのビザの取得方法
観光ビザは原則最高30日間有効です。以前よりも取得しやすくなりましたが、個人の場合にはロシアの旅行業者の受け入れ確認が必要です。多くの場合は、ロシアのホテルを予約することで受け入れ確認がわりになります。
それ以上の期間に滞在には、いくつかの条件をクリアした上で90日から180日間のビザが認められます。
学生や現地の知人の招待であれば、3か月以上のビザも比較的簡単に取得できます。
▼サンクトペテルブルクの近くの病院、医療事情(なるべく日本語が通じる)
日本語の通じる病院はありませんが、総合病院では英語が通じます。また、個人的に通訳を雇うこともできますが、日本語通訳者はあまり多くないため、ロシア語も英語も自信がない場合には、日本で電話通訳などのサービスが含まれた保険に入っておいた方が安心でしょう。
▼サンクトペテルブルクの交通事情、電車、バスなどのローカル移動手段
バス・トロリーバス・路面電車・マルシュルートカ・地下鉄など多彩な交通手段がありますが、もっとも利用しやすいのは地下鉄でしょう。駅名の発音や記号にさえ慣れれば、目的地まで間違いなく到達できます。
バス・トロリーバス・路面電車も市内の中心部を細かく走っていますが、路線を把握しにくいうえ、停留所の案内もないため、頼りになるのは車窓ばかり。慣れないと、乗り過ごしたり乗り間違えたりすることが確実です。
マルシュルートカは乗合タクシーの一種ですが、こちらも知る人ぞ知るルートを走っているらしく、目的地にあったマルシュルートカに乗りこむのも、目的地で降車するのも至難の業です。
▼サンクトペテルブルクの主な見どころや観光スポット
「イサーク聖堂」と「血の上の教会」は数多い寺院の中でも外せないスポットです。
「イサーク聖堂」は金色のドームを持つ重厚な外観と40種を超える宝石で飾られた内観が見どころ。壁一面のイコンがなければ、聖堂というよりも宮殿といった豪華さです。
「血の上の教会」は、皇帝アレクサンドル二世が暗殺された場所に建てられた玉ねぎドームを持つ教会で、非常に繊細で緻密なモザイク画で装飾されている美しい教会です。
「エルミタージュ美術館」や「ロシア美術館」などは1週間あっても見切れない規模なので、滞在中に何度も足を運んで存分に味わいましょう。
▼サンクトペテルブルクの周辺にある美味しいレストランや食生活
サンクトペテルブルク名物ともいえる「ブリヌイ」は、中身なんでもありのクレープ風のスナック。チョコレートやクリームなどのスイーツが入っているものもあれば、サラダや魚肉が入ったサンドイッチ風のものもあります。値段は50ルーブル~とお手頃価格。ほとんどのカフェで扱っているほか、専門店やチェーン店もあります。
「チャイナヤ・ローシカ」はブリヌイ専門のチェーン店。オレンジ色に統一された店はサンクトペテルブルクのあちこちで見かけます。おいしいロシア紅茶とセットで100ルーブルほどです。
▼サンクトペテルブルクの住まい(アパートメント、ゲストハウス等)
前述の通り、学生であれば学校の寮に入るのがもっとも格安な住まいとなります。ホームステイは意外に割高ですが、食事や光熱費が込みになることを考えるとやはりお得感があります。
一人でアパートメントを借りるとなると、家賃だけで10万円近くかかる可能性があります。治安が悪くはないとはいっても、外国人は目立つため、ある程度のセキュリティ設備が整っているところに住んだほうがよく、安く古いアパートメントはあまりお勧めできません。
また、日系の不動産業者やインターネットサイトから探すこともできますが、やはり割高になるので、実際に現地で足を使って見つけるのが掘り出し物に出会うコツです。ただし、ロシア語は必須です。
▼サンクトペテルブルクのインターネット、ネットカフェ事情
インターネット網は徐々に整備されているものの、まだ十分ではありません。ホテルであっても、Wi-Fiがなかったり、有料だったりすることがまだまだ多くあります。街中でフリースポットを見つけるのも簡単ではありません。
寮やサービスアパートメントなどに滞在すれば、インターネット接続は含まれていますが、個人で賃貸する場合には、大家との交渉やプロバイダーとの契約などが必要となるでしょう。
空港でレンタルできるルーターや、短・中期間用のsimカードを利用してインターネット接続するほうが手軽で使いやすい面もあります。
▼サンクトペテルブルクの年間天気、気候
緯度が高いため、夏は昼が長く、冬は夜が長いという特徴があります。
気温は日本の東北地方程度と考えていいでしょう。夏には30度以上の真夏日もありますが、平均気温は20度前後と過ごしやすく、冬の寒さはロシアのイメージから想像するほどの厳しさはなく、平均でマイナス5度ほどです。
ただし降雪量は多く、冬の滞在には衣類も家財もそれなりの準備が必要です。
▼サンクトペテルブルクの長期滞在まとめ
旅行でこそ距離感が縮まった感じのあるロシア・サンクトペテルブルクですが、住むとなると、一部の必要に迫られた人の話題のように感じられます。
しかし、ロシアの古都であり歴史的建造物が多く残されているサンクトペテルブルクに憧れを持つ日本人は少なくない上、ヨーロッパ各地へのアクセスの良さもあり、長期滞在先として考える人が増えています。
ただ、まだ実例が少ないこと、そのため当然情報も少ないために、実行する人は少ないのが現状。憧れのサンクトペテルブルクロングステイはまだ開拓途上ですが、親日家が多い土地柄もあって、体験者たちの間では好感触の思い出が多く残されているようです。
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