僕の賢くヘルシンキでロングステイ、長期滞在する方法まとめ

Helsinki

ヘルシンキはフィンランドの首都で、ヨーロッパ最北の大都市でもあります。その寒さやアプローチの困難さにも関わらず、住むのに最も適した都市に選ばれたこともある理想都市としても知られています。

ヘルシンキは、16世紀にバルト海沿岸の貿易拠点として築かれましたが発展せず、スウェーデンが対ロシア要塞としてヘルシンキ沖の島を要塞化していく中で、徐々に人口が増えていったという歴史を持っています。

その後、スウェーデンからロシアへと割譲された自治大公国フィンランドの首都として街づくりが進められ、1917年の独立以降は計画的な都市計画によって、「効率的で親しみやすい都市」へと変貌してきました。

フィンランドは、文化的にも異文化や価値観を受け入れ融合する懐深さを持つといわれています。

ヘルシンキの気候

ヘルシンキは高緯度に位置するにも関わらず、バルト海やメキシコ湾流の影響を受ける海洋性の気候を持っているため、冬の寒さがしのぎやすいといわれています。夏は涼しく冬はやはり寒いのですが、同緯度の他の都市よりは過ごしやすいでしょう。

また、緯度の関係から、夏の日照時間は19時間、対する冬の日照時間は6時間と大きな差があるのもヘルシンキの特徴です。

ヘルシンキの物価

北欧の物価は高いというのが相場ですが、ヘルシンキもやはり物価はかなり高く、税金も非常に高い国となっています。

その分、社会保障が充実した安定社会が出来上がっているのは理解できても、実際に生活してみると支払の端々に現れる税金額の高さには驚かされます。

例えば、フィンランドで外食は特別な機会に出かける場所であり、高級なのは当たり前です。手軽で安価な外食というとファストフード以外に見当たりません。日用品も総じて価格は高めです。

一方で、フレッシュな食材は比較的安く手に入るため、自炊することで食費高騰を防ぐ工夫をしています。

タバコ・酒などの嗜好品はもちろんかなり高額となります。

ヘルシンキの住まい

Apartment

物価の高いヘルシンキ、住宅ももちろんかなりの高額物件ばかりです。特に都心部の物件は郊外と比べて驚くような値段設定ばかり。状況が許すならば、郊外で広々としたアパートを借りる方がいいかもしれません。

しかしヘルシンキの中心部で探すとなると、小さなワンルームでも初任給の半額以上が飛ぶような計算となります。ホームステイ先や、シェアフラットが見つかれば、それがもっともおすすめの滞在方法かもしれません。

ヘルシンキの場合は、数週間であれば、ホステルや週・月単位で借りられるサービスアパートメント、1年未満であれば、小さなアパートメント、1年以上になるなら、購入したほうがいいといわれています。賃貸のために払う額が大きすぎてもったいないというわけです。

金額・広さなど全てとは言わずとも、多くの点で納得できる住まいを見つけるのは至難の業といえそうです。

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ヘルシンキの医療事情

充実した医療制度を持つフィンランドですが、正規の方法を辿って診察を受けようとすると、体調不良を感じて最初にホームドクターの診察を受けてから、専門医の診察を受けるまでには数か月がかかることもあります。

慢性的な医師・看護師不足が問題になっていて、せっかくの公的医療システムが十分に機能していない状態なのです。

そのため、重篤な症状であったり、待つのが嫌な場合には、高額な医療費がかかる私立病院へ行くことになります。日本の医療システムに慣れていると、痛みや不調を感じても、実際に専門医に診てもらうのは数か月後といわれても納得できないため、私立病院を利用することになる場合がほとんどです。

高額医療費に備えた日本での保険加入が必要でしょう。

ヘルシンキの交通

Subway

バス・地下鉄・トラム・列車・フェリーなどの公共交通があり、路線は徐々に延伸される予定になっています。また合理的な営業をめざして地下鉄運行の自動化が進められ、混雑緩和が図られる予定でもあります。

自家用車の普及も急速に進んでいて、郊外から都心部への高速道路や都市部の環状道路は時に非常に混雑して、時間を読めない状態になります。

郊外や国内各都市、海外へは鉄道・飛行機を使った移動のほか、貨客フェリーが運航しています。

ヘルシンキの食生活

Market

ヘルシンキの一般的な家庭では、朝夕の食事は自宅で自炊して食べるものであり、昼食はお得なカフェのランチかサンドイッチなどで済ませることが多いようです。

外食は一種の娯楽であり、かなり高額です。特別な機会に楽しむものと考えられています。ただし、一皿の量が多めなので、人数が集まってシェアするつもりならば、いろいろと楽しむことができそうです。

しかし、マーケットでは旬の食材が比較的安価で手に入るため、自炊するつもりであれば、さまざまな地元の食材を使ったフィンランドの味を堪能できます。

ヘルシンキのインターネット事情

ヘルシンキはIT先進国であり、都心部であればかなりの確率でフリーwifiを拾うことができます。

主要観光地や駅や列車内を含む公共施設、ショッピングセンター、カフェなどがwifi対応となっていて便利です。

また家庭での普及率も高く、ほとんどの家庭にネット回線が接続されています。正規の賃貸物件の場合でも、回線は既に引かれていることが多く、契約だけが別となっていることがほとんどです。

インターネット接続が可能なスマホで事足りる、時折出先でメールチェックすればいい程度であれば、住まいにネット回線がなくても暮らせるかもしれませんが、ヘルシンキの街自体がIT対応している上、ITを通して調べたり、申し込んだりするのが前提になっているものも多いため、長期滞在の場合には、契約しておいた方が便利でしょう。

ヘルシンキのビザ

日本人は、シェンゲン協定加盟国であるフィンランドの滞在は6か月間に90日以内であればビザが不要となります。しかし、それ以上の滞在の場合には別途ビザを取得しておく必要があります。

観光や就学のためのビザは、在留許可として通常1年間のビザを申請します。目的に応じて申請方法が変わりますが、受け入れ先があること、十分な資金があることなどの証明が求められます。期間は、現地で更新が可能です。

就労の場合には、在留許可に合わせて就労許可も取る必要があります。雇用契約書などが必要となり、個人での取得はかなりの難関です。

また1年以上滞在する場合には住民登録が義務となり、これにより社会保障を受けることができます。

まとめとして

税金が高く、物価も高く、食費も住宅費も高いヘルシンキですが、それでもなお、住みやすいと感じさせる雰囲気を持っています。

それは、街そのものが持つ懐深さであったり、便利さだったりしますが、何よりも、外国人である自分が溶け込みやすい街であることが、ヘルシンキで暮らしたい、暮らしてみたら暮らしやすいという感想を持つ大きな理由のようです。

世界には手軽に長期滞在できる地域もたくさんありますが、考えてみれば日本も外国人が長期滞在するにはかなり面倒な手続きや心構えを必要とする国です。しかし、日本人にとっては便利で暮らしやすい面もあります。そして、日本で暮らす多くの外国人が日本の暮らしを楽しんでいます。

ヘルシンキとはそんな日本と似た面を持つ場所なのかもしれません。

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