僕らが世界一周の時使った海外旅行保険を紹介。保険の使い方

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「世界一周」と「保険」は切っても切れない関係にあります。

日本人は日本で保険に強制加入していますが、保険という制度が国ごとに異なる以上、海外へ行くには状況に合わせた保険を用意することが求められる場合があります。

「世界一周」に旅立つ際には、どんな保険に加入しておけばいいのでしょうか?

日本で入っている保険

普通に日本で生活している間も、私たちはほとんど気づかないうちに保険に加入しています。その代表的なものが「健康保険」です。

健康保険は、職業や年齢などによって加入する制度が多少異なりますが、日本に住民票を持つ日本人は必ず加入しているはずの保険です。

もっとも一般的な「国民健康保険」ならば、実際にかかった治療費の3割を個人で負担し、残りの7割は保険でまかないます。

健康保険以外にも、入院保険・通院保険・死亡・後遺症などの各種保険が保険会社から販売されていて、こちらは任意での加入となります。

世界一周に必要な保険とは?

旅行に行くからと言って、「これとこれ」の保険に入っていくように、という決まりは少なくとも現在の日本にはありません。

そのため、どんな保険をどの程度かけていくかは、個人の裁量に任されている状態です。

「海外旅行保険」は、細かく分けられた保険の総合名称ですが、その中でも必要性が高いのは、「治療・救援費用」、「賠償責任」、「携行品被害」の3種だと考えられています。

治療・救援費用

病気やけがによる治療費や身動きが取れなくなった場合や、より良い治療を受けるための移動費が補償されるため、ある意味、病気やけがを安心して受け入れることができます。

逆にこの保険に入っていないと、体調を崩しても我慢を重ねて悪化させ、最悪の事態では死亡に至ることもありえます。また、緊急の処置が必要な状態で病院へと運ばれても保険未加入だと、「支払に保証がない」として、十分な治療を受けられない可能性もあるのです。

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賠償責任

自分が加害者として起こした損害を被害者に対して補償するための保険としては、日本では主に自動車運転中の損害補償「自賠責(自動車損害賠償責任保険)」が知られています。しかし、海外ではもっと幅広く損害賠償の可能性が出てきます。

例えば、バックパックを店の商品や人にぶつけてしまい、傷をつけてしまった場合、宿泊先の備品を壊した場合などにも、この保険が適用されます。

日本では実費の弁済で済むものが、それ以上の賠償を求めて訴えられる可能性のある国が海外にはたくさんあるのです。

携行品被害

これも、海外で身近に起こりやすい損害です。カメラを盗まれた、奪われそうになって落として壊れたなど、携行品の受けた損害を取り戻すことができるありがたい保険です。

日本にいる間は、盗難に遇うことが少ないだけでなく、故障に対してもその製品に備わっている保証を使用することが多く、保険を活用することはあまりありません。しかし、海外旅行中はある意味全財産を持ち歩いているようなもの。失った財産を取り戻す方法としての保険加入は重要です。

保険は入るべきなのか?

これらの保険は全て任意加入です。パスポートを見せて出国手続きをする時も、他国へ入国する時も、保険加入の有無はまず確認されません。個人の裁量に委ねられているわけです。

では、保険は入るべきなのでしょうか?

保険は安くありません。そして、必ず使うものでもありません。そのため、加入する必要がないと考える旅人がいるのも確かです。

その一方で、他の予算を削っても保険だけはしっかりとかけていくべきだと考える旅人もいます。

どちらも旅のスタイルとして選択は可能ですが、未加入の場合には、万一病気やけがで治療が必要になった時に、現金やカードでためらわずに高額支払いを受け入れるだけの勇気と予算を持っておく必要があるでしょう。さもないと、家族や他人に迷惑をかけたり、命に係わるという最悪の事態を招く可能性もあるからです。

一般的な海外旅行(半年以内)でつける保険

数か月程度の旅であれば、クレジットカードに付帯している海外旅行保険でも十分な場合があります。クレジットカードの付帯保険は、利用付帯と自動付帯の2種類があり、この二つを組み合わせることで最長6か月まで保証期間を延ばすことが可能です。

また保証期間を終える前に、一時帰国することができれば、再度6か月の保証を受けられる場合もあります。

補償内容は、クレジットカードごとに異なります。また、複数のクレジットカードの付帯保険があれば、多くの場合、補償金額は合算されます。短期間の世界一周であれば、選択肢として有効かもしれません。

中長期にわたる海外旅行(半年以上)で必要な保険

クレジットカード付帯保険のもっとも大きな問題点はその期間が短いことにあります。さらに、半年以上の「世界一周」を計画している場合に加入する保険は、扱う保険会社が限られてくるため、選択肢は少なくなってきます。

「世界一周」に使える保険は、その旅のスタイルによっていくつか種類があります。名称や保険内容は保険会社ごとに異なりますが、大まかに分けると、「留学やワーキングホリデー」を対象とした若者向け滞在型保険、「出張や駐在」を対象とした幅広い年代向けの滞在保険、幅広く「海外旅行」を対象とする保険などです。

それぞれ、加入条件が異なるのはもちろん、補償内容や金額も異なります。

また、これらのパッケージタイプ以外にも、「バラがけ」という保険加入方法もあります。

これはさらに、取扱い保険会社が限られますが、保険のバラ売りとでもいう方法で、「死亡」、「賠償」、「疾病」などを個別にピックアップして自分で組み立てることのできる保険です。

自分の旅のスタイルがはっきりとしている人ならば、バラがけもアリでしょう。

車で世界一周する場合

普通の保険は「飛行機」、「船」、「電車」、「バス」などの公共機関を利用した旅を想定しています。

しかし、「世界一周」者の中には、自動車やバイク、自転車で旅をする人も少なくありません。

日本で加入できる車の保険は日本国内専用であり、海外では通用しません。これは、日本で保険をかけている車を海外に持ち出した場合でも同じ。

そのため、行く先々の国でその国に合わせた保険に加入する必要性が出てきます。国によって大きく条件は変わりますが、強制加入を求められることが多いようです。また、保険に入る機会を逸したままで国境を越えると大きな罰金が待っている場合もあるので要注意です。

危険度の高い行動をする予定がある場合

保険会社が指定する「危険な活動」にあたる行動をする可能性がある場合には、それ相応の保険が必要となります。

登山・カヌー・スキューバダイビングなどの野外活動を行う場合には、個別に保険会社に相談に乗ってもらった方がいいでしょう。

自分にあった保険の見つけ方

第一に、自分の旅のスタイルをある程度決めること。それによって、必要な保険が絞られてきます。

次に、専門家の意見を聞いたり、相談に乗ってもらったりすること。クレジット会社に電話をして付帯保険の条件を聞くのはもちろん、各種保険の取扱窓口へ電話または出向いて直接話すことで解決する問題も多くあります。

最終的に、旅で必要な保障と予算との兼ね合いで絞り込み申し込むことになります。

保険は旅の途中で延長・再加入できるか

クレジットカード付帯の保険は原則延長ができません。保険会社で加入する海外旅行保険は、延長できるものとできないものがあります。

期間がはっきりと決定していない場合には、月単位で延長や変更が可能な保険を選んでおくといいでしょう。

まとめとして

「転ばぬ先の杖」である保険費用を、無駄と考えるか、必要経費と考えるかは、人ぞれぞれでしょう。

長期海外旅行保険の金額が高額なのは、長期の海外旅行にそれだけの危険が潜んでいることを意味してもいます。高額だから、健康だからと無保険であったために命を落とした例もあります。

無事に帰って初めて旅は完成します。義務でも強制でもありませんが、自分の安全と他人に迷惑をかけないために、ある程度の保険は必要なのではないでしょうか。

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