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カンボジアとタイの間には、両国国境近くにあるプレアビヒア寺院遺跡の周辺地域の領有権を巡る紛争が存在していました。2008年にプレアヴィヒア寺院がカンボジアの世界遺産として登録されると、武力衝突はさらに激しくなり、民間人の死者まで出るような状況になってしまいました。
このような状況だったため、世界遺産として登録はされたものの長い間立ち入り禁止区域に指定されており、安全面から大手のツアー会社も近年までは積極的に宣伝を行っておらず、あまり知られていませんでした。
2013年11月11日に国際裁判の判決でカンボジア側が勝訴し、正式にカンボジア領として落ち着くことになったようです。
シェムリアップからは車で4時間程度。標高500メートルの山からタイ・カンボジアを見下ろせる絶景スポットが人気を集めています。
アクセス方法
一般的にツアーで車をチャーターしなければなりません。多くの旅行会社がツアーを組んでいますが、安さを求めていくなら、日本人宿クロマーヤマトゲストハウスやダケオゲストハウスなどから、一緒に行く参加者を募集して車をチャーターするツアーがあります。掲示板に行きたい日と名前を記入することで、宿泊者や他の宿客がそれに賛同して名前を書き、決定と書けば人数に関係なく催行されます。旅行シーズンでは比較的簡単に参加者を集めることができます。人数が多く集まれば、バス代を人数割出来るのでお得です。
遺跡
山のふもとに車で到着すると、ここからは片道20-30分の山登りが始まります。道中5つのゴープラ遺跡という遺跡を順番に通ります。それぞれの遺跡は違った形をしており、段々と大きくなっていくのでテンションがあがります。寺院の中は崩れ落ちて積み重なった1つ1つの石にも彫刻がほどこされており、それぞれに意味があるようです。
絶景スポット
山の上に位置し雲に隠れている神秘性や寺院からの息を飲む絶景は「天空遺跡」とも呼ばれます。切り立った岸壁から見下ろすタイ・カンボジアの大地の美しさは立ち尽くすこと間違いありません。また、ここには断崖絶壁にもかかわらず、その先に行ってはいけないロープなどがほとんどないためスリルある写真を収めることが出来ます。
写真では少しもやがかかっていますが、晴れ渡るともっと遠方まで見渡せます。また岩の間がほこらのようになっており、小さなお寺があります。現地の人は、線香をあげるように勧めてきますが料金は取られないため安心してください。
天空の城ラピュタの世界を思わせるベンメリアはプレアヴィヒア寺院の道中にあるため、ドライバーが許可すれば立ち寄ることが出来ます。この遺跡の最大の魅力は、崩壊が進んでいるにも関わらずほとんど修復作業がなされていないこと。熱帯樹の茂る密林が遺跡全体を覆っていて、建造物のいたるところに熱帯樹の根が伸張し、熱帯樹の倒壊に伴って建造物も倒壊しているようです。また、この遺跡は遺跡の上に登ることが出来ます。アンコールワットなど他の遺跡では出来ない経験です。
私が行ったときは追加40ドルで行ってくれました。これも人数割り出来るので個別で行くよりも安いため、体力に自身がある人は是非お勧めです。
まとめ
全体を通して道が悪いバス移動が多いのですが、まだまだ観光客はそれほど多くなく絶景スポットを見ることが出来るのでとても行く価値のあるツアーです。日本人宿で募集しているツアーに運良く人数が集まれば格安で行くことが出来ますし、仲間と写真を撮りあったり感動を共有できるため、楽しさも増すことだと思います。
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