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はじめに
ノマドなスタイルを目指す時、年齢制限もなければ、独身に限定されるわけでもありません。時には夫や妻を、時には子どもを、時には両親を連れてノマドワーカーになることもあるのです。
「ノマド=身軽」というイメージこそありますが、それはあくまでスタイルの話。それも主にワーキング面。プライベートな生活では身軽とは限らないわけです。
自分一人を養えればいいのとは違う、家族連れのノマド。どんなメリット・デメリットがあり、どんな注意が必要なのか見ていきましょう。
夫婦ノマドのメリット
たとえば、夫婦でノマドワーカーに転身する場合、どちらかが定職につき定収入を持ったままでスタートすることも可能です。この場合、不安定なノマドの収入をカバーすることができ、それこそ気軽にチャレンジ精神を試すことができます。ノマドが軌道に乗った時には、定職を辞めてノマドに参加するのもそのまま続けるのも自由自在です。
また、どちらかが専業主婦(夫)であり、一方の稼ぎだけで夫婦の生活を成り立たせなければならない場合であっても、夫婦がノマドに同意して協力し合う方向で意見が一致していれば、夫婦二人でのノマドスタートはマイナスにならないことの方が多いでしょう。
人は大人が一人で暮らしても大人二人で暮らしても、最低限のコストはあまり変わりません。世界中を二人旅するとなると交通費は倍かかってしまいますが、オフィスは持たなくても住まいはある程度一定の地に持っているとすれば、生活コストはかえってミニマムに抑えることも可能です。
例えば、一人暮らしでも1ベッドルームは必要です。それが夫婦になったとしても同じスペースで生活は可能なのです。光熱費は二人分だと若干アップしますが、食費に至っては一人だと外食が多くなりますが、夫婦で自炊することで予算を押さえつつ、健康や栄養面もカバーできます。
さらには、安定しているとは言い難いノマドだけに、一人でいると不安やストレスから鬱になってしまうこともあります。それが夫婦であれば半減します。愚痴を言い合える相手がいることがプラスに働くわけです。さらに、パートナーを喜ばせたい、幸せにしたいという気持ちがノマドとして頑張る原動力にもつながります。
夫婦ノマドのデメリット
ノマドというワーキングスタイルは気軽に見えます。そして実際に気軽な面もあります。でも、それまで安定した職に就いていた人がその定位置をなげうってノマドに賭けてでるとすれば、その心境は必ずしも気軽とはいえません。これまでの収入が安定していればその分だけ、思い切るにはそれなりの勇気も実現力も必要となります。
それが独身であれば、たとえ失敗してもまたイチからやり直せばいいやと考えやすいでしょう。アップダウンを体験するのは自分だけです。また、稼ぎ出す必要のある金額もミニマムで済みます。ところが家族持ちの場合はそうもいきません。
夫婦であれば、お互いに協力し合うことでコストは2倍とはならず、一人とほぼ同じ程度に抑えることが可能なのは、メリットの面で触れました。でも、ノマドに転身したいのが一方のわがままである場合は別です。相手を納得させるだけの収入や生活基盤を作りだす必要性が出てくるかもしれません。それを、ノマドへの原動力にできるか、プレッシャーと感じるかは個人差があるでしょう。
ただ言えるのは、夫婦間でノマド転身に前向きな同意が得られていない場合には、夫婦でのノマドはマイナスになる場合も少なくないという現実があるということです。
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子連れノマドのメリット&デメリット
夫婦ノマドの場合はメリットとデメリットが背中合わせなのが分かります。それではそこに子どもがプラスされた場合はどうでしょうか?
子どもに稼ぎはありません。ただ、コストは少なめに見積もって大人の半分程度で済みます。また年齢にもよりますが、幸か不幸か子どもにはノマドを拒否する意思や権限がそれほどありません。
これらを総合すると、子どもを連れてのノマドは親の大きな責任下となるのは当然です。でも、親が子どもに対して責任を持つのはノマドでなくても同じこと。それらを考えた上で、子連れノマドのメリットとデメリットをあげてみました。
子どもにノマドという選択肢を実地で見せてあげられること、海外ノマドになった場合には、国際的な教育を受ける機会を与えてあげられることがメリットとしてあげられるでしょう。
デメリットは、子連れだと安全面によりコストをかける必要性が出てくること、学費がかかってくることなどから、稼ぎ出すべき費用は格段にアップします。それはノマドワーカーにとって良くも悪くも重たいプレッシャーになるでしょう。
両親連れノマドのメリット&デメリット
数多くはありませんが、リタイヤした親と一緒に海外ノマドへと転身する例もチラホラと耳にします。この場合、親の理解や協力は必須です。
ただ、パターンとしては大きく二つあり、一つは、リタイヤして悠々自適な親世代が海外に居住地を構え、そこをベースに子世代がノマドとして働くという、親の膝をちょっと借りるおいしいパターン。もう一つは、ある程度成功をおさめた子世代のノマドワーカーが親を説き伏せて呼び寄せるパターンです。
子世代にとっては、自分の子どもが海外ノマドになることに不安を感じる年老いた親世代と近くにいられるという安心感、親世代にとっては、日本国内で年金生活するよりも優雅に暮らせるというメリットがあり、今後両親連れノマドは増えていくのではないかと思われます。
ただデメリットとして、年老いてはいても元気なうちは海外ノマドの道連れを楽しめても、体調を崩したりさらに高齢になると日本へ帰りたいと考える人が非常に多いため、両親連れノマドは長期間続かないことが多いのです。さらに、数年にわたって自分のノマド生活をある程度支えてくれた親が病気になり日本へ帰りたいと言った時、親だけを帰すことができるのかというと、かなり迷うところでしょう。
家族連れノマドを目指す時の注意点
「夫婦でノマド? 夢のようなことを」、「子連れでノマド? あり得ない」、[親連れ? 親孝行ね]といった周囲の反応から、単独でのノマドと家族ノマドに対する風当たりの違いを感じ取ることができます。
すべての人に理解してもらうことは不可能です。でも、特に無期限に続くであろう夫婦の間ではノマドという働き方・生き方について双方でかなり突っ込んだ理解を持ちあっていることが必要なのは確かです。
子どもの場合には、子どもの教育や影響を熟慮すること、親世代の場合には、来るべき高齢期についても計算しておく必要があることを認識しておきましょう。
まとめとして
どの形であってもメリットとデメリットはあります。ただ、ノマドは自由な働き方・生き方を意味します。夫婦ノマドで上手くいかなければ、結局日本に戻って定職に就くことも、夫婦の別居や別離も可能性としてはあります。ただ、どちらも大人なので、それなりの解決策は見つかります。
子づれであっても、子どもは適応能力が高いので途中で方向修正は意外と可能です。親連れの場合がもっとも慎重さを必要として、数か月から数年単位の現実的で緻密な計画が必要になるでしょう。
それでも、ノマドである以上、その時の状況に合わせて身の振り方はいくらでも変えていけるはず。独身かどうか、子どもがいるかどうかはもちろん考慮すべき点ですが、それが直接ダメ出し原因になるわけではないと思えば、ノマド挑戦できる人の枠が一回りも二回りも大きく広がる気がしませんか?
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