建築家 藤本壮介を知る – アートな作品的建築物とそれを設計する藤本壮介を紹介

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建築はアートなのか? 答えはYesもNoも、どちらもありえそう。建築物がアートとしての価値を持つことは十分に考えられるし、アートというカテゴリーではなく、単純な構造物として見るのが当然な場合もあるでしょう。

では、藤本壮介が手掛ける建築はどちらにあてはまるでしょうか? 本人は、設計して建てられた結果がアートになればアートだという立ち位置。でもきっと、多くの人が、藤本壮介の建築にアートを感じているのは間違いないと思います。

そんなアートな作品的建築物と、それを設計する建築家の藤本壮介をご紹介します。

建築家藤本壮介の作品集

まず建築家藤本壮介の作品を少しだけ紹介いたします。

※写真は公式サイトやファンサイトさんからお借りしています。引用元は各写真下部記載

https://thetokyofiles.com/

https://jp.wsj.com/

https://www.pinterest.jp/

https://www.japanhouse.jp/

https://www.pinterest.jp/

https://www.gizmodo.jp/

https://www.pinterest.jp/

https://www.indesignlive.hk/

建築家藤本壮介の経歴

1971年北海道出身。北海道旭川の高校を卒業後、東京大学に進学します。父親と同じ医者になるか、それともアート系に進むか、それとも? 藤本壮介は、はっきりとした志望を持たずに大学へと進学し、専門課程へと進む時になって、自分の所属する学部内でもっとも「物づくり」に近い場所を選びます。それが建築学科だったのです。

物づくりに関しては、子どもの頃から図画工作がとにかく好きだったと藤本壮介自身が語っています。図画工作以外にしていたのは、北海道のあふれる自然の中で遊ぶことだけだったとか。それで東京大学に進学できるのですから、頭のキレ具合が特別だったのでしょう。

また、藤本壮介の父親は精神科医で、彼もまた医師になるか画家になるか迷った経歴の持ち主だったそうです。彼自身の嗜好と、精神科医という仕事がら、多くの画集や画具が身近にあったことも、息子である藤本壮介の建築家人生に関与しました。

本棚に並んでいたアントニオ・ガウディの作品集を見て「すごいな、これ」と思った記憶と、建築学科での活動が自分に合っていたこと、そんな一つ一つは些細な「これだな」の感覚の連続が今の藤本壮介を作り出しました。

建築家藤本壮介、建築家デビューのきっかけ

大学卒業後の藤本壮介は、ほぼニート状態で数年を過ごしていたそうです。ニートといっても、東京で一人暮らし。ただ、建築事務所などに所属することなく、コツコツと自分で設計をしては、時々作品を発表してみるという生活をおくっていました。収入はほとんどなく、仕送りで賄っていたための自称ニートです。

そんな藤本壮介が建築家として突然脚光を浴びるきっかけになったのが、2000年の青森県立美術館設計競技で2位の優秀賞を獲得したことでした。

大学卒業後6年間のニート状況から、突如建築家として華々しいデビューを果たしたのです。すぐさま藤本壮介建築設計事務所を設立。ここからは、建築家として、アーティストとして、そして大学講師としてなど、各方面で「建築の専門家」として、そしてアートな建築物を想像する「アーティスト」として活動の範囲を広げていきました。

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建築家藤本壮介初期の作品たちと出世作

実は、2000年以前にも、旭川の聖台病院の病棟の設計に携わっています。一方で、優秀賞を取った2000年の青森県立美術館は2位だったため、藤本壮介の作品ではありません。

もっとも初期には、長野県白馬村の栂池の山小屋「しじま山荘」の設計が知られています。冬にはその建物の半分が雪に埋もれてしまうような場所に佇むしじま山荘は、板張りのシンプルな外見の美しさと開放的な空間が広がる内部の心地よさから、登山者たちに人気の物件となっています。

初期には地元である北海道内の仕事が多く、2006年に手掛けた情緒障害児短期治療施設は、地元貢献の集大成といってもいいかもしれません。

「バウムハウス」と呼ばれるこの治療施設の建築群は、白い立方体の部屋が不思議なランダム並びに建てられています。上手に生きることに難しさを感じる子どもたちを守り、成長を助けるための施設は、同じく白く四角い壁に囲まれた病院とはまったく異なり、広々とした芝生の中に立つ美術館のような見た目の雰囲気と内部空間が作られています。

特に内部は、天井が高く圧迫感はゼロ。過剰な照明を抑え、昼間はやわらかな外光が射し込む設計です。室内の壁は白ですが、階段や手すりなどには木が多用されていて、清潔感と同時に温かみも感じられる作りといえます。2007年には、日本建築大賞を受賞し、藤本壮介の一大出世作品として知られています。

あなたなら住める?建築家藤本壮介の建てた家

現在活躍中の藤本壮介を知っているなら、彼が一般住宅を建てることに違和感を持つかもしれません。それぐらい、藤本壮介の建築は奇抜なイメージが強いのです。

藤本壮介は、コンペになるような公共建造物の建築が得意に思われているかもしれませんが、実は多くの一般住宅も手掛けています。そしてそのどれもが、やはり奇抜でアートです。

「House N」は、藤本壮介の妻の実家であり、白く四角い建物の周りにもう一回り大きな白い壁を作って覆った入れ子構造。実際にはさらに入れ子が重なって三層になっています。

入れ子構造なのに開放感抜群なのは、壁があちこち四角く切り取られているから。最も内側の入れ子部分だけにガラスが入っていて、その周囲は半分外庭のような室内テラスのような感覚です。

また、「House NA」は、なんと全面ガラス張り。商店であればアリですが、自分が住むとなるとさすがにプライバシーが気になります。白い柱という線と同じく白い天井と床という平面を無造作に重ねたように見える空間は、どこからでも見通しが最高。もちろん、実際の生活では、カーテンを使うことでプライベートな空間は守られているそうです。

「東京アパートメント」は、東京下町に建てられたオーナー自宅を含む集合住宅。四角い家に三角屋根が乗った「家」を5つ重ねて設計されています。三角屋根の尖がった部分にもう一つの家の床がバランスを取るように乗っかっているという、不安定さあふれる外観はとびぬけて異様です。

それぞれの家は1LDK程度の広さで、その住空間もまた独特のセンスで構成されています。スタジオタイプに作られた部屋は、水回りが1カ所に集められ、それが室内部とガラスの壁で区切られています。もちろん、トイレもお風呂も丸見え。スタイリッシュなのは確かですが、住み心地の良さにつける点数には、かなり個人差がありそうです。

実際に、オーナーが手放すために売却する際、その奇抜なデザインとメンテナンスの難しさからなかなか買い手がつかず、最終的には、住宅リフォームを手掛ける会社が買い取ったそうです。ただ、そのおかげでこのアパートメントは、今の姿を最大限残した状態で少しずつ改善改修されて、今後もアパートとして貸し出される予定です。

アートな暮らしを夢みることはあっても、自分がアートの一部になって人の目にさらされてもかまわないかと問われれば、正直、かまわないと言える人は少ないのではないでしょうか。これらのアートな一般住宅が作品ではなく住宅である以上、今後も残っていくかどうかは、住む側のアート感覚にかかっているのかもしれません。

天井まである本棚が渦まくアートな図書館

東京都小平市の武蔵野美術大学の美術館と図書館も、藤本壮介が設計しました。

この建築物のもっとも重要なポイントは、図書館の中心となる本棚がらせん状に渦巻いているところにあります。

書架は床から天井までの造り付け。しかし、書架がらせん状にぐるぐる巻きに設置されているからといって、人もまたぐるぐるする必要はありません。人が通る空間は、書架をくりぬいて作られ、光も書架をくりぬいた穴から通ってきます。

この図書館は「書物の森」をイメージして設計されたもので、現時点ではその書架のほとんどに本が並ばず空いた状態です。そのため、本棚は巨大でも、ぎっしりと本が詰まった本棚が持つような圧迫感がありません。藤本壮介は、バベルの図書館のイメージを抱えた状態で設計したそうですが、不可思議さと奥深さの点では似ているかもしれません。

この図書館は、限られた日時ではあっても見学が許され、本の森の散策ができます。多くの藤本壮介の建築物が一般公開されていない中では貴重な物件といえます。

建築家藤本壮介の海外での作品たち

海外での活躍として最初に知られたのが、サーペンタイン・ギャラリー・パビリオンです。

これは、ロンドン郊外にあるミュージアムの庭に、毎年夏限定の仮設カフェ兼休憩所を有名建築家に依頼して建てているもの。藤本壮介は、2013年に担当しました。

その時建てたのが、鋼製の棒を組み合わせた格子状の建造物。骨組みだけといった方がわかりやすいかもしれません。巨大なジャングルジムのようにも見えます、

その格子にはポリカーボネートシートが張られ、手摺がつけられることで、階段になったり椅子になったりテーブルにも変身します。展示を終えたこのパビリオンはアルバニアに移築されました。

もう一つご紹介したいのが、フランス・モンペリエに完成したばかりの「白い木」。17階建ての複合施設で、レストランやバー、アートギャラリーのほか、120戸のアパートメントが入っています。モンペリエは12件の革新的建造物を建てると宣言していて、これが1件目となりました。

外空間での生活を大切にする市民たちの嗜好を取り入れたため、住空間はとにかくオープンそのもの。各戸に標準装備されたベランダが異常なほど大きく、そしてたくさん作られているため、その外観は四角い板をたくさんはめ込んだタワーといった感じ。本人曰く「松ぼっくりのような、ブロッコリーのような」という通り、いわゆるマンションやビルが持つ直線的な箱形態とは全く異なる姿になりました。

とっぴで奇抜な上、購入するにはかなり高価。それにもかかわらず、早々に売り切れたといいますから、そのアートなデザインが全面的に受け入れられたのでしょう。

建築家藤本壮介の建築物以外の作品

非常に頭のいい人だということは、数多くのインタビューを見聞きしていると感じ取ることができます。そして、多くの著書で、専門家以外には難解な部分も多い、建築やアートをわかりやすく解析してもいます。

ただ、あくまで建造物を設計するスタイルを貫いているのが藤本壮介。多くの建築家が建築物に付随する家具などのデザインも行いことが多いのに対して、その分野にはあまり手を出していません。

そんな中で、2018年に行ったのが不思議なインスタレーションでした。DESIGNART TOKYO2018の一環として「カナダグース」とコラボしたウィンドウディスプレイです。

カナダグースだけに、使ったのは羽毛。表現の箱となる空間の上下にワイヤーを通し、そこに羽毛を一枚ずつ一定間隔に糊で貼り付けて作られたインスタレーションは、黒い壁に囲まれ、そこに光を通すことで、糊で留められているのに、かすかな動きを見せる羽毛の集合体という不思議な展示が登場しました。

通りかかると、思わず「これは何?」と足を止めるだけでなく、覗き込まずにはいられない空間でした、残念ながら、展示は終わってしまいましたが、動画などが残っているので、興味のある方は見てみてください。

まとめとして

ほとんどの人にとって、家を建てる時には、住み心地や利便性が優先されるのではないでしょうか? 藤本壮介の建てる住宅でも、それらは考慮されますが、それが一般的なアプローチとは少し異なっているようです。

絵が好きな家族には、絵やアートを飾ることで完成する家を、外空間を大切にするなら、たとえ高層住宅でも各部屋に十分なサイズのベランダを。そのように、一般的な住み心地ルールよりも、わがままな感覚のルールを優先させた結果が、奇抜なデザインを生み出しているように思えます。

そうして生まれた建築物を見ると、藤本壮介のアプローチは少し変わってはいても、住み心地や使い勝手を考えていないわけではないのが分かります。だからこそ、出来上がった建築物が「格好だけ」「見栄えだけ」のアートではなく、きっちりと利用価値のあるアートな建築物になるのでしょう。

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