最適なトランジット時間は?

空港で暇しないために、有効活用しましょう!
一般的に、同じ航空会社の場合、トランジット時間は1時間あれば問題ないようです(遅れなどの際も補填がある)。ですが、他の航空会社を利用する場合は、再度の手続きのめんどくささなどを考え、2時間くらい余裕を見ておく必要があります。
ですが、いざ航空券を取るとなると、そんなにドンピシャでいい時間のトランジットはできないもの。
むしろ、かなり長い時間暇を持て余してしまうこともありそうですね。
長い時間トランジットをする時、空港でゴロゴロしてるだけじゃもったいない!
そこで今回は、空港でトランジットをする上で出来ることを、時間別に紹介していきたいと思います。
A. 1-2時間
前述の通り、けっこうギリギリです。手続きや移動をしていたら時間が過ぎてしまいますので、油断せずにサクサク動くのが吉です。
B. 3-4時間
多少余裕をもって行動できますが、外に出かけるほどか、というと微妙。空港内でラウンジを使ったり、食事を取ったり、シャワーを浴びたりと、長旅の疲れを癒すのに活用するのが最適でしょう。
また、スマホなどの充電も、スリなどに気をつけつつ可能な限りしておくといいかもしれません。
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C. 5-8時間
これだけあれば、市街地に足を伸ばしてみてもいいかもしれません。なんせ空港内で暇になってしまうからです。スーツケースなどなく軽装で出掛けられる反面、トランジット先のことは、旅行先の国よりもよく知らないことがしばしば。最低限の下調べはしておきましょうね。
また、国際線の場合は2時間前、国内線の場合は1時間前までには空港に着き、チェックインなどをはじめておいた方が良いでしょう。
面白かった話を一つ。私の友人が、イタリア、ヴェネツィアへ向かう便のトランジットをロシア、モスクワに指定し、超がつく有名な観光地である赤の広場を訪れようとしていました。

夜はとても美しい赤の広場
ですが、いざ空港を出れば周りはロシア語のみで現地人も全然英語が喋れない。あまり準備をしていなかったため、とりあえず電車に乗ってはみたものの、標識も全てロシア語でどこに何があるか全くわからない…。
迷い疲れたあげく、タイムオーバー。赤の広場は電車から遠目におさめるだけで終わってしまいました。
その彼は今年もリベンジを画策していましたが、短時間のトランジットは計画性が要になります。
特に空港からの交通機関となると、普通とやや勝手が違うこともあるため、事前にしっかりと調べておきましょうね。
D.9時間〜
ここまでいくと、よっぽど安い中国系の航空会社か、敢えて長いトランジットを狙うことでしか生まれなさそうな長さ。
市街地の主要スポットくらいなら観光しておくべきでしょう。予想外に訪れられる国が増えると、けっこう嬉しくなりますよ。
また、もし夜間に到着、朝出発の場合、エアポートホテルや市街地のホテルを予約してゆっくり休むといいかもしれません。
宿泊サービスも

カタール航空のホームページ
また、カタール航空など、お金をめちゃくちゃもっている、いわゆる中東系の航空会社は、長期トランジット者向けに、ホテルや無料シャトルを用意してくれることがあります。
この場合、トランジットはアブダビやドーハなどになるようです。いずれにせよ、かなりラッキーなので、中東諸国でトランジットする方は、事前にホームページで調べておきましょう。日本語ページも次第に増えてきています。
さいごに
いかがでしたか?先ほども説明した通り、トランジットは計画性がものをいいます。時間を有効活用しながら、あなたも素敵なトランジット体験をしてみてください。