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3大航空連合が発行する世界一周航空券
世界一周航空券はさまざまな会社から発行されていますが、最もよく知られていて利用される機会も多いのは、以下の3グループの航空連合のものでしょう。
【ワンワールド】
ワンワールド(Oneworld)は、1999年2月に設立された航空連合です。14の航空会社が加盟しており、149の国、810の空港に立ち寄ることができます。
世界一周航空券といえばまずワンワールドを思い浮かべるという人も多いかもしれません。
最低旅行日数は制限なし。最大で16回のフライトが可能です。ただし、一度出た大陸に再び戻ることは認められません。そのほか、大陸ごとでのフライト制限もあります(北米大陸では6回まで、それ以外は4回まで)。
特徴的なのは、料金体系が大陸制となっていることでしょう。
たとえばエコノミークラスであれば、3大陸で約33万円、4大陸で約37万円……といった具合で、6大陸までのコースがあります。
多くの国をまわりたい場合には、マイル制よりも強みがあるといえるでしょう。
地域的には、南米に強いです。また、オーストラリアのカンタス航空が加盟しているのはワンワールドの世界一周航空券だけですし、イースター島へ行けるのもワンワールドのみとなっています。この周辺をめぐりたい人にとっては一択ですね。
加盟航空会社は以下のとおりです。
アメリカン航空/イベリア航空/エア・ベルリン/S7航空/カタール航空/カンタス航空/キャセイパシフィック航空/日本航空/フィンランド航空/ブリティッシュ・エアウェイズ/マレーシア航空/メキシカーナ航空(休止中)/ラン航空/ロイヤル・ヨルダン航空
【スターアライアンス】
スターアライアンス(Star Alliance)は、1997年5月に設立された航空連合です。
主要な航空連合のなかでも最大の規模を誇っており、加盟航空会社は28、就航国数は195、就航空港数は1,328にものぼります。
最低旅行日数は、出発日の翌日から10日間以上が必要です。最低3回、最高15回までの途中降機が認められています。ただし、同じ都市には何度も滞在することができません。
マイル制の料金体系をとっており、エコノミークラスは約32万円から、ビジネスクラスは約62万円から、ファーストクラスは約100万円から世界一周を楽しむことができます。設定マイルは、29,000以内、34,000以内、39,000以内の3段階です。
スターアライアンスは利用ルールが明快なので、ルートを決めるときに失敗をしにくいというのが利点でしょう。また、広範囲にネットワークを広げていますから、有名観光スポットをメインにまわる世界一周には向いています。
ただし、マイル制ですからどう頭を悩ませてプランを組んでも5大陸までが限界です。訪れる国の数を重視する人にはワンワールドのほうが向いています。
ほかの特徴としては、全日空が使えることでしょう。追加料金なしで国内線にも乗ることができますので、地方から出発する人にも適しています。
加盟航空会社は以下のとおりです。
アシアナ航空/アドリア航空/アビアンカーTACA航空/エア・カナダ/エーゲ航空/エジプト航空/エチオピア航空/エバー航空/オーストリア航空/クロアチア航空/コパ航空/シンガポール航空/深セン航空/スイスインターナショナルエアライン/スカンジナビア航空/全日本空輸/タイ国際航空/TAP ポルトガル航空/TAM航空/中国国際航空/トルコ航空/ニュージーランド航空/ブリュッセル航空/南アフリカ航空/USエアウェイズ/ユナイテッド航空/ルフトハンザドイツ航空/LOTポーランド航空
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【スカイチーム】
スカイチーム(SkyTeam)は、2000年6月に設立された航空連合です。
全部で19の航空会社が加盟しており、187か国の1,000空港を利用することが可能です。
最低旅行日数は10日間となっており、最低3回から最高15回までの途中降機が認められています。ただし、同じ都市では複数回の滞在は不可能ですので注意が必要です。
こちらはマイル制の世界一周航空券を発行しており、エコノミークラスで約39万円から、ビジネスクラスで約76万円から、ファーストクラスで約146万円からの旅が可能です。
設定マイルは、29,000以内、34,000以内、39,000以内の3段階です。
スカイチームが強いのはヨーロッパと西アフリカです。また、モンゴルやロシアへも渡航が可能です。反対に弱いのは南米で、利用できる空港はたった1か所しかありません。
マイル制ですので、どちらかといえば、どこかの大陸を重点的にまわりつつ合計4大陸程度といったルートに向いているでしょう。
加盟航空会社は以下のとおりです。
アエロフロート・ロシア航空/アエロメヒコ航空/アモイ航空/アリタリアーイタリア航空/アルゼンチン航空/エア・ヨーロッパ/エールフランス/KLMオランダ航空/ケニア航空/サウディア/大韓航空/タロム航空/チェコ航空/チャイナエアライン/中国東方航空/中国南方航空/デルタ航空/ベトナム航空/ミドル・イースト航空
その他の世界一周航空券
【グローバル・エクスプローラー】
グローバル・エクスプローラー(Global Explorer)は、ワンワールドが従来の大陸制のものにつづいて採用したマイル制の世界一周サービスです。
マイル数の段階は、スターアライアンスやスカイチームと同様に29,000以内、34,000以内、39,000以内の3種類となっています。ただし、ファーストクラスは34,000マイル以内の設定しかありません。
利用できる航空会社はワンワールドよりも増えているため、ワンワールドでカバーできない範囲にも行くことができます。もっとも、マイル制ですから、たくさんの大陸をまわるのには適していません。
フライトは全部で16回までです。ワンワールドにあった大陸ごとのフライト制限は撤廃されていますが、今度は大陸ごとの途中降機回数が設けられています。
【シンガポール航空】
シンガポール航空はスターアライアンスにも加盟していますが、単独でも世界一周航空券を発行しています。
日本国内に発着地はないため、ソウルからの出発となりますが、低価格かつ最低旅行日数の設定がないという点が魅力です。
有効期限は6か月と短めです。しかしこの点も、単独航空会社の世界一周航空券では発着地にかぎりがありますから、ちょうどいい長さかもしれません。
ルートは選択の余地がほとんどなく、「ソウル~シンガポール~ヨーロッパ1都市(※13都市から選択)~フランクフルト~ニューヨーク~サンフランシスコ~ソウル」のみとなります。
※選択できるヨーロッパの都市は以下のとおりです。
ロンドン/パリ/ローマ/アムステルダム/コペンハーゲン/マンチェスター/アテネ/イスタンブール/モスクワ/ミラノ/バルセロナ/チューリッヒ/ミュンヘン
料金はエコノミー1種類しかありませんが、シーズンによって変動があります。ローシーズンで約23万円、ハイシーズンでも27万円程度とお手頃なので、短期間の世界一周には向いているでしょう。
ただし、ニューヨーク~サンフランシスコ間の移動およびヨーロッパ1都市~フランクフルトの移動は各自で手配する必要があり、別途料金がかかります。日本からであれば、ほかにソウルまでの往復の旅費も必要ですので、見積もり時には見落とさないようにしたいものです。
準世界一周航空券
ここでは簡単な紹介だけにとどめておきますが、特定区間だけを周遊できる準世界一周航空券をあつかっている会社もあります。
行きたいルート次第では、こちらを上手に利用したうえでそれ以外の部分を自分で手配するようにすると、自由度と利便性を両立した世界一周ができるでしょう。
【ワンワールド サークル・パシフィック】
アジア、オセアニア、北米、南米を周遊できます。
【ワンワールド サークル・トリップ】
アジア、オセアニア、ヨーロッパを周遊できます。
【スターアライアンス サークル・パシフィック】
アジア、オセアニア、北米を周遊できます。
【スターアライアンス サークル・アジア】
東南アジアとオセアニアおよび中国を周遊できます。
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