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ハワイより近い「中国のハワイ」~海南島(Hainan Dao)・三亜(Sanya)/中国・海南省
広大な国土を持つ中国の最南端に位置する海南島は、「中国のハワイ」として開発が進むビーチリゾート地。日本人がイメージする中国とはまったく違う、白い砂浜と青い海に緑のヤシの木が揃った南の島だ。
日本にはまだ馴染みの薄い観光地だが、中国が観光開発にもっとも力を入れている地域の一つであり、近くて物価も安い南の島として今後注目を集めていきそうだ。
海南島はどんなところ?
中国ではここだけが熱帯に属し、年間を通じて太陽がサンサンと照りつけ、熱帯雨林が茂る豊かな島、それが海南島。
中国の経済特区であり、中国内部からの投資が活発であると同時に自然環境保護地域にも指定されていて、外国からの観光客に的を絞ったインフラ整備が進んでいる。
海南島は日本の九州と同じくらいの広さを持ち、その大半は熱帯雨林。手つかずの自然を抱き、周囲は海。国際的なリゾートホテルが巨大な敷地にプライベートリゾートを作りだしているかと思えば、町は買い物や食事が楽しめるよう適度に発展している。
国が中国であり、出会う人飛び交う言葉が中国人で中国語であるものの、その中身は確かに「ハワイ」似だ。
海南島でできること
熱帯に属する島である以上、ビーチでのアクティビティは各種揃っている。のんびりと日向ぼっこもできれば、サーフィン、ダイビング、シュノーケリング、ウェイクボードなど、各種マリンスポーツが可能だ。
さらに、ビーチから程遠くない場所に本格コースを持つ最大級のゴルフ場が複数あってゴルフ好きにとっては天国。ゴルフ場はそれぞれ、難易度やコース設計に特徴があり、長期滞在してゴルフ場巡りを楽しむ人も多い。
高級ホテルがあり、安い労働力があるとくれば、スパやエステなどがお手頃価格で受けられるのも納得。くすぐったくも、足の角質を掃除してくれるフィッシュテラピーも有名だ。また、火山活動で大陸から別れた歴史を持つ海南島には温泉もある。
ハワイでいうならワイキキにあたるだろう明るい商店街でお土産を選んだり、屋台で南国風中華を楽しむのもいい。マンゴーやパパイヤなどの南国フルーツや新鮮なシーフードは絶対に見逃せない。
歴史や伝説を背景とするいくつかの観光名所もあり、ビーチに飽きれば陸をぶらぶらと観光することもできる。
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ビーチリゾートとして
海南島観光の中心となる三亜湾には約15キロも続く美しいビーチがある。高級ホテルやコンドミニアムをバックにパラソルの下で日光浴を楽しむ観光客で年中いっぱいだ。
ビーチは無料のものもあれば、有料のものもある。波の様子やビーチの広さ、海の深さなどによってできるマリンアクティビティが変わってくるので、目的に合わせて宿を取りたい。また、どのビーチもさほど離れていないので、順番に訪れて違いを楽しんでもいいだろう。
離島で遊ぶ
マリーナ近辺からは、沖に浮かぶ小島でのダイビングやパラセーリング、ジェットスキーなどに向かう高速ボートが出ている。
海南島とともに海南省を構成する島々の中には、観光に力をいれているところも多く、「西島」、「分界洲島」などでは、三亜のビーチよりも活動的なアクティビティを楽しめる。島の周囲はビーチや岩場など変化に富み、内陸部は熱帯雨林でトレッキングを楽しめる。
特に分界洲島は、海南の人々にとっても憧れの島。マリンスポーツだけでなく、美しい熱帯植物やフルーツの木々を眺めるトレッキングと、ホタル観賞のためのナイトトレッキングが有名だ。
ゴルフリゾートとして
ビーチリゾートとして日本での知名度はいま一つでも、ゴルファーたちの間では「三亜」は意外に知られている。世界最大ゴルフリゾート「ミッションヒルズゴルフクラブ」や、ゴルフの公式戦でも利用される「三亜亜龍湾ゴルフ場」などは人気が高く、早めの予約が必要だろう。
もちろん、初心者向けの難易度低めのコースもたくさんあり、お試しハーフコースや、レッスン付きセットなどもあるので、初体験でも安心だ。
ビーチリゾート内のコースならドレスコードのない場合もあるが、本格的なゴルフコースでは、襟のあるシャツの着用がルールだったり、ジーパン不可の場合もあるので、予約の際に確認しておこう。
伝説を味わう観光地として
「天涯海角(てんがいかいかく)」は、三亜市街地の西にある奇岩風景地。海南島のこの辺りは古くは流刑地であり、当時の流刑者にとっては「天地の果て」だったのだ。そこから、海岸沿いにそびえる奇岩に「天涯」、「海角」などの文字が刻まれたという。
沖に浮かぶ孫悟空の生まれた岩など、巨大な奇岩群を全て見て回るには3時間はかかる。
「鹿回頭公園(ろくかいとうこうえん)」は、若い青年猟師に追い詰められた鹿が最後に振り返り、美女に変身したという少数民族の伝説から名づけられた山。山の形が振り向いた鹿の姿に似ているともいわれる。
山に登る前か後に全体像を確認してみよう。また頂上からは三亜を一望できるほか、公園内には海洋動物園があり、イルカやワニのショーが行われている。
グルメ三昧
まずは「海南チキン」を食べたい。塩茹でされたチキンとそのゆで汁で炊いたご飯に、ネギショウガダレをかけて食べるシンプルな食事。海南では、地物のライムを絞って食べることが多い。皮つきチキンなのにあっさりとした味に仕上がっている。
中華料理では、「蟹」は見栄えでも味でも特上の食材。海南では「和楽蟹」という蟹が獲れ、蒸したり揚げたりして食べる。中華料理でよく出てくる蟹よりも大振りで食べられる身の部分の多さが嬉しい。
羊やアヒルなどを使った料理も有名。気になるニオイだが、育て方なのか調理法なのか、ほとんど気にならない。食わず嫌いせず、試してみたい。
フルーツ三昧
マンゴーとライチ―は海南島の特産品。びっくりするくらい安い価格で売られている。ホテルやレストランでも食べられるが、街の果物屋で買うと激安。日本までは無理だが、せめてホテルに持ち帰ってじっくり味わいたい。
ココナッツやランプータン、パパイヤ、ドラゴンフルーツなどのトロピカルフルーツもほとんど年中味わえる。ドライフルーツとしても売られているので、そちらはお土産にいいだろう。
また、豊富なフルーツを使った珍しいスイーツもある。ココナッツジュースに健康に良さそうなマメやタピオカの入ったスイーツは、夏バテや肌荒れに効果あり。暑い時には、フレッシュジュースを凍らせたアイスキャンディやドライフルーツがたっぷり入った餅粉ケーキなどもおいしい。
ショッピング三昧
真珠や水晶などの名産品を購入するのもいいし、少数民族たちによる伝統的な工芸品も味わいがある。
ショッピングモールや免税店では、高級品を買ってホテルや空港に配達を頼んでおくことができるので、お土産の大量買いにぴったり。
地元の食材や生活を覗いてみたいなら、マーケットに足を運びたい。干しエビや干しアワビ、変わったスイーツ、調味料など、食べ物や料理に興味のある人なら何時間いても飽きないだろう。
最後に
海南島は、残念ながら日本からの直行便はないものの、香港・上海・広州などから1時間程度のフライトで辿りつける楽園だ。
中国のほかの地域と比べて治安が安定していること、観光客慣れしているため人あたりが優しいことなどもあり、一度訪れるとまた足を運びたくなる観光地だ。
急速に観光化が進み、物価も上昇しつつある。中国のハワイを安く味わうためにも早めに行動に移したいところだ。
そこを訪れた人しか感じることのできない感動を、写真、動画、そして言葉で表現してみませんか?あなたの旅の話を聞かせてください。
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