今回は、旅行好きの社会人が必ず直面する問題、「如何に円満に仕事を休むか」について考えてみたいと思います。
この記事を書いている筆者はももちろん海外旅行好き、都内の会社に勤める普通のOLです。どのくらい旅行好きかというと、年に2、3回、最も多かった年は4回も海外に行ってしまうほどです。ちなみに4回行った時は、韓国(土日)、香港・マカオ(土日)、カナダ(土日各2+祝日2+夏休み3+有給1=10日間)、台湾(土日+有給1)でした。後にも先にもこれが1年の最高記録。
筆者の職場は残業が少なく、有給消化や時差出退勤も比較的自由、同僚にも旅好きがいるといった恵まれた環境なのですが、やっぱり「休みをください」は多少の遠慮がつきものです。なるべく仕事に差し障りなく旅行を楽しみたいもの。そんな筆者が海外旅行に行く際、職場との関係を良好に保つために実践していることを8つをリストアップしてみました。
①普段から旅行好きをアピール
普段からアピールすることで、「お休みをください」といざ申告した時、周りの驚きが少なくなります。
ちなみに筆者は、モンゴルやブルネイなどレアな国への旅行が好きなのですが、これも日頃から変わった場所好きアピールをしておくことで、いざレアな国を旅行すると伝えた時でも、「へ~、面白そう」くらいのリアクションで済みます。
まとめると、日頃のコミュニケーションが大切なのです。
②同僚に代理をお願いする業務は最低限に
旅行中、同僚に代理をお願いしなければならない業務はどうしても発生します。前倒しできる業務は全て事前にやっておきましょう。
③同僚に代理をお願いする業務をリストアップ
不在時の連絡事項は分りやすくリストアップしましょう。
期限には余裕があるけど、もしかしたらクライアントから連絡があるかも・・・、もしかしたら動きのありそうな案件も同僚に伝えておくのがマストです。急なクライアントからの連絡で同僚がおろおろしないように事前フォローが大切です。
④身の回りはキレイに
不在中、机上やロッカーの中の資料を誰かが探す場合があります。どこに何があるか分かるようにして出かけましょう。
筆者の場合、デスク周りをウエットティッシュで拭いたり、引出の中を開けられてもいいように一通り整理整頓をして出かけます。(あの人の机汚いわぁと思われたくないので。)年末の大掃除以外はつい片付けが面倒になってしまいがちなので、旅行は清掃の良い機会です。
⑤いざという時の連絡先を伝える
今まで一度も旅先に連絡が来た経験はないのですが、万が一に備えて同僚には連絡先を伝えておきます。「ホテルではWIFIが使えるので、分らないことが出てきたらこのEメールに連絡をください」とアドレスのメモを渡しておくと良いでしょう。
さて、ここまでできたら出発です。
仕事のことは忘れて、思いっ切り旅行を満喫しましょう。
【帰国後】
⑥同僚や上司に感謝の気持ちを伝える
「休暇、ありがとうございました」と丁寧にお礼を言います。
⑦お土産は忘れずに
職場へのお土産はマストです。お土産はお菓子やお茶など、その場で消費できるモノが好まれます。職場には色んな人がいるので、形の残るモノだと迷惑だったりするからです。
お菓子でもあまり冒険したモノより無難なモノの方が良いです。あまりにも“地元”っぽいモノだと味が日本人好みでなく、職場での評判がいまいちだったりします。なるべく万人受けする無難なモノが職場へのお土産には適しています。
お土産選びが心配な方は、現地の空港で買い物するのがお勧めです。値段は空港価格なので高めですが、並んでいる品物はどれもお土産に適したモノばかりです。
また、1番お世話になった自分の業務を代理してくれた同僚には+αで何か選びます。
⑧旅行の疲れを顔に出さない
前日遅くに帰宅して朝から会社となると、旅の疲れが残っていたり、旅行明けで現実世界に戻るのに時間がかかったりします。それでも決して態度に出してはいけません。
「あの人、旅行から戻ってくると、いつも疲れて見えるし、ちょっと無愛想」なんて思われてはダメです。次のお休みが取り難くなってしまいます。普段通りに仕事をこなします。
まとめ
旅行をする時だけでなく、普段から職場の人間関係は良好に保ちたいですよね。
何より大切なのは相手への思いやりと感謝の気持ち。自分ばかりでなく、同僚が休みを取りたいと言った時は、快く業務を代理してあげましょう。