»旅を職業にしたい人募集中!旅を人生の中心にしてよりハッピーな生き方に!「詳細はこちら」
海外旅行三大トラブル予防策&対処法
どんなに旅慣れていても、旅初心者でも、実は同じように襲いかかってくるトラブル。
「旅にトラブルはつきものだし」とか「トラブルがあった方がおもしろい」という旅熟練者の言葉もありますが、それはあくまで小さくてかわいいトラブルの場合の話。
経済的・肉体的・精神的に被害をこうむり、自分や周囲に打撃を与えるようなトラブルはないにこしたことはありません。
でも、トラブルの発生を100%予防することは不可能。そこで、少しでもその確率を下げ、同時に万一の時の対処法を知っておくことは、海外旅行を楽しむうえでとても重要です。
ここでは、海外旅行における三大トラブルである「フライトとホテルのトラブル」「盗難・紛失トラブル」「病気・ケガトラブル」について確認していきましょう。
フライトやホテルの予約トラブルを予防
ツアーやパック旅行など、フライトもホテルも予約を旅行代理店がしてくれている場合には、トラブル自体の発生率が低く、たとえトラブルが発生しても、電話一本でプロが対処してくれます。旅行代理店はトラブル対応になれていること、航空会社やホテルとつながりを持っていることから、トラブルも小さくおさめることができ、アップグレードなどのサービス付で終わる場合も少なくありません。
これが個人旅行だと、予約をするのもトラブルに見舞われるのも対処するのも自分。自分の語学力やコミュニケーション能力がおおいに問われることになります。
まず、フライトトラブルの代表格であるダブルブッキングは減ってきましたが、これを避けるためには早めのチェックインが何より重要です。万一ギリギリの滑り込みになりそうな場合には、オペレーションデスク宛に電話を一本いれる、それだけでも違ってきます。
また、フライトがキャンセルされた場合の振替は、どこでどんなチケットを購入しているかが重要。航空会社直売>大手チケット販売会社>中小販売店という順番でオペレーターの対応が変わってきます。
ホテルの予約では、オンラインでポンとクリックしてメールで確認がきたからと安心せずにもう一工夫しておくことで、「部屋がない!?」というトラブルを回避できます。
それは、1本の電話かメール。予約サイトではなく、ホテル直通の窓口と連絡を取り合うことで、自分という客を相手に認識してもらえば、ホテルトラブルの多くを防ぐことができます。
社会を捨て私たちと共に「旅人」になりませんか?
月収38万円~保障。学歴・性別・年齢・経験 問いません。旅が好きな人、旅人になりたい人を募集しています。
フライトやホテルの予約トラブル対処法
起きてしまったトラブルは最小限の被害にとどめることが大切です。
フライトの場合には、カウンターの人だかりと戦うよりも、購入したサイトなどに問い合わせやクレームをした方が早い対応を受けられる場合があります。この窓口、世界各国に置かれています。当然、トラブルが発生している国の窓口は混雑しているので、離れた国の窓口へと電話してみるのも効果的です。
ホテルの場合には、チェックイン時の担当者と友好関係を結んでおくことが後々のトラブル対処に役立ちます。相手の名前は必ずチェックして、会話の中でも繰り返し呼びましょう。名前を呼ばれることは親近感アップにつながります。
予約時の条件と明らかに異なる場合には、ホテル側だけでなく予約サイトを通してクレームをしましょう。キャンセル不可の予約であっても、ホテル側に非があれば、キャンセルや返金が可能な場合があります。
盗難・紛失を予防
詐欺など間接的な盗みも含めた盗難や紛失も、海外旅行でよく出会ってしまうトラブルです。街を歩いている時のスリや置き引き、ホテルや移動中の輸送機関内での泥棒・強盗など、場所も時も選ぶことなく襲ってきます。
ただ、フライトやホテルの予約トラブルよりも予防しやすいのが特徴です。何よりも有効なのは「用心」。獲られるものを持ち歩かない、見せびらかさない、目立たせないといった用心次第で、盗難の被害はかなりの確率で防ぐことができます。
旅行関連サイトや雑誌などで注意を呼び掛けている犯罪の方法なども、バカにせずよく確認しておきましょう。自分のものは自分しか守れません。
盗難・紛失の対処法
遭ってしまった盗難、失くしてしまったもの、起きてしまったことは元には戻せませんが、損害は最小限にしたいですね。
そこで、まず自分の荷物を整理してきっちりと管理しておくことが大切です。ないことに気づかなければ対処ができません。
次に「ない!」となったら、すぐにホテルスタッフ、駅員、ガードマンなどに声をかけて知らせましょう。続いて、正式な届け出です。警察で書類を作成します。
さて、ここで旅行保険が大きく関係してきます。盗難や紛失に対応する保険に入っていれば、かなりの部分がカバーされます。クレジットカード情報を盗まれて数十万円・数百万円単位の損害が出ても、それを保険でカバーできる可能性が高いのです。
病気・ケガを予防
病気とケガはどんなに気をつけていても避けきれません。最大の予防は、体調と行動をいかに管理するかにかかっています。
旅先ではついつい無理をしてしまいがちです。疲れても十分な休養を取らず、微熱があっても薬でごまかして、小さなケガなど放置。そんな状態が、大きな病気やケガにつながってしまうかもしれません。
疲れたら休む、ケガをしたらきちんと治療をする、そんな当たり前のケアをしっかり行うことが、病気やケガで大きな被害を受けることを避けるのに役立ちます。使い慣れた薬を用意しておくのも忘れないように。
病気・ケガの対処法
日本で「病院行かないと」と思う程度よりも前の時点で病院へ行くべきです。
旅行中の病気やケガは、日本の通常の生活の中で同じ症状が出た時よりも油断をしたり無理をするため、悪化させてしまいます。「まずいかな」と思ったら、ためらわずにホテルに相談し、病院で治療を受けましょう。
そして、病院へと足を向けやすくなるよう、日本で保険に加入しておくことも大切です。国によっては、治療費が桁違いに安かったり高かったりします。どんな場合にも対応できるよう、十分な保険加入は、旅人の義務です。
自己管理と自己責任と自分勝手
楽しいはずの海外旅行を、突然悲しみや苦しみに変えてしまうトラブルたち。その大部分は、発生原因こそ本人のあずかり知れないところにあったとしても、こじらせるのは自分。
「自己管理」には、上で述べた「用心」や「保険加入」といった要素が含まれています。自己管理ができていることがそのままトラブルの予防につながります。
そして「自己責任」は、自分の行動に責任を持つこと。何をするにもどこへ行くにも「自分の責任で行けばかまわない」という意味に取りがちですが、これは誤りです。自己責任とは、自分で責任を取れる行動をすることであって、してしまった行動に責任を持つのでは手遅れです。
危険地帯に「自己責任」で足を踏み入れた結果ケガをすれば、それは救助に向かった人、治療をした人、日本で心配する人など多くに心配や迷惑をかけます。これは自己責任ではなく「自分勝手」。
本当の自己責任とは、自分にも周囲の誰にも迷惑も心配もかけないように責任を持って行動することをいいます。トラブルを予防するのも、被害を最小限に抑えるために対処するのも、自分勝手のかわりに自己責任の示し方をよく理解することが大切です。
まとめとして
トラブルは天災のように、非のない人に降ってわいてくることも確かにあります。それらは完全には防げません。
でも、海外旅行者たちが巻き込まれるトラブルのほとんどは、「不注意」や「自分勝手」から発生して被害を拡大している例が多いのです。
自分が快適に楽しむことだけでなく、自分以外に迷惑をかけないこと、この二つの視野を同時に持って旅の準備と旅の行動をすることが、トラブル発生率を低くし、経済的にも身体的にも精神的にも受ける被害を最小限にすることにつながると知っておきましょう。
社会を捨て私たちと共に「旅人」になりませんか?
月収38万円~保障。学歴・性別・年齢・経験 問いません。旅が好きな人、旅人になりたい人を募集しています。