猿が食べ放題?!御猿様のバイキング祭りの楽しみ方

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猿の食べ放題? 猿が食べ放題!「猿のバイキング祭り」(Lopburi Monkey Buffet Festival)/タイ・ロッブリー

人が猿に大盤振る舞いのご馳走を用意するお祭り。日ごろから我が物顔で街を闊歩し跳躍し、かっぱらいまでしている猿だが、地元住民にとっては観光の目玉であり、タイではよく知られる神の使いでもある。

タイ中部の遺跡と猿の町で開催される、ヒンドゥー教の半猿半人の姿を持つ神「ハヌマン」への信仰を4トン分の食糧で表現するこの祭りには、約1000匹の猿が参加し、数千人の観光客が訪れる。

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猿のバイキング祭りの開催会場・開催日

タイの中部ロッブリー県ロッブリー市の駅前にある遺跡「プラ・プラーン・サーム・ヨート」をメイン会場とする。ロッブリーは首都バンコクからバスで2時間半、電車で3時間ちょっと。世界遺産アユタヤを越えて1時間ほど北上したところに位置する。

遺跡や見どころはいくつもあるものの。バンコクはもとより、アユタヤに比べても田舎であり、普段の町に外国人観光客の姿は多くない。そのかわり、バンコクからの日帰りがなんとか可能な距離であることから、タイ人の観光客が多いのが特徴だ。しかし、祭り当日は別。街の人口は急激に増え、タイ人も外国人も猿見たさに集まってくる。

祭りが開催されるのは毎年11月の最終日曜日。土日を利用して1泊で訪れる観光客もいるが、宿は十分にあり、泊まる場所や食事をする場所に困る心配はなさそうだ。

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猿のバイキング祭りの歴史

町の北側を中心に生息する猿だが、過去には、寺院などにお供えされる食料、残飯などを与えられることはあっても、さすがにバイキング料理を振る舞われることはなかった。

ところが、ある企業が猿をロゴに使ったところ、急激に業績が伸びたという。それを感謝して、ハヌマンの使いである猿へご馳走のお返しをしたのが現在のバイキング祭りへと発展した。

正式に祭りとして、1企業だけでなく町を上げての観光事業となったのは1989年以降。主催者は今も、猿のロゴを抱く企業とロッブリー市だ。

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ロッブリーと猿

ロッブリーには古くから猿が住みついていたらしい。タイの寺院や遺跡に猿の姿を見るのはちっとも珍しいことではないが、ロッブリーの場合は、遺跡や町の規模に似合わず、いくつかの群れの合計2000匹ほどが生息している。

ロッブリー市内に点在する遺跡や寺院のほとんどで猿の姿を見かけるものの、多くの猿たちの行動範囲はそれほど広くないようで、プラ・プラーン・サーム・ヨートを中心とした駅周辺と商店街ウィチャイェン通りが主なエサ場となっている。

日中は、チラホラ見える猿の姿はあるものの、商店街は平常営業。ただし、周辺は夜になると猿の楽園と化す。それというのも、野菜や果物などのエサが置かれるからだ。暗くなった通りを歩くと、道にも看板にも屋根にも電線にも猿・猿・猿。早朝の通りでは人々が猿の残飯や落し物の掃除をする姿が見える。

いい迷惑のように見えるこの光景。実は頭をひねり経験が生み出した住み分けなのだという。猿があちこちに広がりすぎると、被害が拡大するだけでなく、観光名所として猿の存在が薄くなってしまう。だから、夜の間は「軒の下をどうぞ」、ただ「昼間は大人しく遺跡で遊んでいておくれ」というわけなのだ。

猿のバイキング祭りのイベント

猿のバイキング自体は日曜日1日だけだが、前日である土曜日から周囲はそれなりの盛り上がりを見せる。商店街では猿向けのエサが山積みで売られ、猿のお面、猿のマスコットなども並ぶ。特に人気なのはお面。

それというのも、バイキングの前の見ものとして「猿パレード」があるからだ。これは猿がパレードするわけではもちろんなく、人が猿のお面を被り、猿の物まねをしながらパレードするというもの。

このほか、ハヌマンを題材とした劇やダンス、音楽イベントなども行われる。猿をモチーフとする彫刻の展示もある。どれも大きすぎない、町の仲間で作り上げたイベントといった雰囲気がいい。

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猿のバイキング祭りの楽しみ方

猿はひたすら食べ続け、人はひたすら猿を見る。これが正しい猿のバイキング祭りの楽しみ方。

バイキングの会場はプラ・プラーン・サーム・ヨートと近くの公園と路上。これでもかと持ち出された丸テーブルに赤い布がかぶせられ、食べやすくカットされた果物や野菜などが山積みにされる。この日のためになんと20人のシェフが朝から準備をした品々だ。

アイスクリーム、ソーセージ、ジェリーなど、猿の健康のためにはどうなんだろう? と思うようなものも並ぶ。さらには、暑さ対策と知恵比べが狙いなのか、猿が好むエサを氷柱に閉じ込めたものがたくさん並べられている。無心にベロベロと舐め続ける猿の表情は心なしか恍惚感でトロン。

また、協賛スポンサーによるジュースもたっぷりと配給される。猿たちがブランドロゴ入りジュースを飲む姿は数千の観光客が見て写真にとり、世界中に発信される。なんともうまい宣伝方法だ。

猿たちのバイキングテーブルは、その日なんども追加され、その度新しい食事を運びこむ人は猿にたかられて大変なことになる。しかし、見ているほうとしてはそれもシャッターチャンスだ。

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参加の仕方

寄進という形で参加できるほか、仮面を購入してパレードの後方や隣に並んだりすることができる。

しかし、基本は「見る」ことに限る。夢中で食べている猿の様子はどこかコミカル。これでもかとテーブルにご馳走が並ぶこの日は、猿たちも人の荷物にはあまり興味を示さない。少し距離を詰めて観察したり写真撮影する絶好のチャンスなのだ。

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ロッブリー観光

ロッブリーまで来て猿だけで満足して帰るのはもったいない。

まずは猿から目を剥がしてプラ・プラーン・サーム・ヨートを観光してみよう。10世紀にタイ・カンボジア・ラオス・ベトナムなど広い範囲を治めたクメール王朝によって建てられたヒンドゥー寺院。その後タイ国内の多くの寺院が辿ったように仏教寺院へと転用された。

現在のプラ・プラーン・サーム・ヨートは、街の中心で大通りと低層ビル街の中にポツンと3つの塔(プラーン)が残るだけ。内部の仏坐像にも頭がないシュールな姿だ。

塔は、それぞれにブラフマー・ビシュヌ・シヴァの神を現わし、3つで三位一体を表現している。

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お猿さん対策

日本の観光地でも海外の観光地でもあちこちで猿被害が叫ばれている。

猿は賢く手先が器用だ。学習能力も高い。そのため、人はおいしい食べ物を持っていること、図体はデカいが防御がなっていないことなどをしっかりと学んでしまう。

その結果、バックパックをこじ開けて中のお菓子を奪われたり、手に持っていたはずの炭酸飲料入りのペットボトルをもぎ取られたりする。

油断していれば、頭の上にも肩にも背中にも猿がよじ登ってくる。積極的な危害を加えてくることはないが、食べ物の取りあいになれば、多くの場合人が負ける。商店街のおばちゃんなどが箒で追い払ってくれることもあるが、まずは襲われないように身支度と心構えをしておきたい。

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まとめとして

ロッブリーはアユタヤの副都としての歴史を持つ。宮殿を利用した国立博物館には驚くような内容の展示物があり見ごたえがある。ヒンドゥーや仏教の遺跡もプラ・プラーン・サーム・ヨートだけではない。

ロッブリーは猿の町。もちろんここを訪れる第一の目的は猿と猿のバイキング祭りを見学して、豪快かつ奔放な食べ放題の様子に圧倒されることだが、その足で回れ右して去るのではなく、ロッブリーが持つ静かな古い都市の味わいも感じ取っていきたい。

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