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グランドキャニオン鉄道、後編
前回の投稿では、グランドキャニオンを訪れるための列車、グランドキャニオン鉄道について、発着駅のウィリアムズや、往路便で行われる劇などについて紹介しました。
今回は、往路便よりもっと楽しい復路便の西部劇や、ウィリアムズでの過ごし方について書いていきます。
復路便は、ちょっとみんなぐったり
グランドキャニオン鉄道復路便は、みんなちょっとお疲れ模様。それもそのはず。グランドキャニオンの醍醐味は、その雄大な自然の中でのトレッキング。舗装された平地を少し歩くだけのものから、2.3時間のコース、中には3.4日かけて標高1000mを下るトレッキングコースもあり、それぞれに頑張った後にこの列車に乗り込んでいます。
添乗員は笑顔を絶やさない
そんな往路よりもどんよりした雰囲気の車両内でしたが、相変わらず添乗員さんは、元気。そして笑顔とトークを絶やしません。心地よいトークで、全体を和ませ、笑いをとっていきます。
そして、この便でも一人ひとりとのおしゃべりを忘れません。特に復路は乗客が少なかったので、一人に割く時間も増える中、それぞれの乗客に異なる話をして会話に花を咲かせていました。
一人旅かつアジア人の私にも色々なことを教えてくれました。本当にこの鉄道の添乗員さん、ひいてはグランドキャニオンで出会う人々は素晴らしかったです。
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待望の西部劇
往路と同様、こちらでもギターやバイオリンの演奏がありましたが、何といっても特徴的なのが、車両全体を巻き込んだ西部劇。簡単なストーリーを説明すると、車両の外から現れた盗賊たちが鉄道に乗り込み、乗客の有り金を巻き上げて去っていくというもの。順番に追いかけてみましょう。
突然止まる電車、外には…
添乗員さんが「この辺では最近、馬に乗った盗賊が多いから、気をつけましょうね。」と言ってしばらくすると、突然電車が減速し始めます。どうしたのかと思い外を見ると、なんと馬に乗った盗賊が2人いるではありませんか!その後も次第に速度を緩め、ついに電車が停車してしまいました。
盗賊が乗り込む!有り金を奪う!
電車が止まるとすぐに「あいつらは有り金を取っていくわ!少額のお金(チップ)を体のどこかにかくせば、それで満足して去っていくはずよ!」と叫ぶ添乗員さん。急いで小銭を探す乗客。
そうこうしているうちに盗賊がこの車両にも入ってきました。乗客が帽子の縁やシャツの胸ポケット、腕時計の内側などに隠したお金をどんどん奪っていきます(チップを回収していきます)。

車掌さん
一通り回収し終えると、満足げに次の車両へ。その数秒後、車掌が銃を持ちながら「盗賊め!どこに行きやがった!」と叫んで追いかけていきました。
これにて西部劇は終了!列車は荒野を走り抜け、ついにウィリアムズに到着します。
電車を降りると…
駅に到着して電車を降りると、なんとそこには車掌に捕まった盗賊たちの姿が!きっちり縄で縛られ、御用となっていました。それにしても車掌さん強すぎます…。
ウィリアムズでの過ごし方
ウィリアムズは、良くも悪くもルート66しかありません!ルート66を見た後は、お土産屋さんを練り歩く以外、特にすることがなくなってしまうでしょう。
ですが、まさに「アメリカらしい」レストランが道路沿いに立ち並び、私たちの食欲を誘います。ウィリアムズから他の町までの移動の間、ここで食事を済ませても良いかもしれません。
さいごに
2回に分けてお送りした、グランドキャニオン鉄道のお話はいかがでしたか?少しでもグランドキャニオン鉄道旅の楽しさが伝われば、嬉しく思います。
また、ウィリアムズからロサンゼルスなど、大陸横断鉄道アムトラックを使った移動についても紹介しているので、是非ご覧ください。
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