皆さん、フランスと言えば何をイメージするでしょう?
パリやモンサンミッシェル、ワインやお城など、フランスといえば!と言うものはたくさんあると思います。
そんな中、今回はフランスのもう一つの魅力である、自然を楽しめる街について紹介したいと思います。
フランスは食料自給率が129%を超える農業国(農林水産省調べ)で、大きな街を少し離れると、広大な土地が広がっていることも珍しくありません。また、自然に囲まれた生活を好む人々もたくさんいます。
自然の中の街、クレとは?
クレという街は、パリからTGVで約2時間半の、フランス南東部に位置するフランス第二の都市リヨンから、さらに車で南に1時間半の距離にある小さな街です。ドローム(Drôme)という県に属し、小さい街ながらもフランス鉄道SNCFの駅もありアクセスにはとても便利です。
クレ塔
街には、クレの塔がシンボルとして街を見守るように建っています。季節を問わずに見学することができる塔の頂上からは、クレの街並みや、広がっていく自然を見渡すことが出来ます。
ドローム川
街の入り口には県名でもあるドローム川があります。
ドローム川は110Kmの長さがあり、モンテリマールとヴァランスの間にあるロリオルシュルドローム付近で、ローヌ川と合流します。
この川を渡り、クレの街に入ります。
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石畳の街並み
街中に入ると、石畳の小さな小道たちが静かに出迎えてくれます。
少し迷路のような通りをくぐり抜けると、地元の人たちの生活も垣間見れ、まるで物語の中のようです。
クレの大自然
周りを山々に囲まれたこの街は、自然を愛するフランス生活のシンプルさがあります。都会から自然を求めて田舎暮らしを始めたという人々も住んでいます。郊外にはフランスの田舎特有の家々が建っており、多くの家が広大な自然を所有しています。
山中には人が歩くことで自然に出来た散歩道もあり、季節を問わず、森林浴を楽しむことが出来できます。散歩途中には、素敵なラベンダー畑に出合うことも出来ます。
クレの太陽
朝日が昇るころや、夕日が沈むころの太陽の力には、自然の素晴らしさを感じずには入られません。早朝や夕方に合わせて外に出てみることをお勧めします!
この辺りでは、ウーフィング(wwoofing)をしている家もあります。畑仕事を手伝いながら、その土地に住む人たちとその土地ならではの雰囲気を楽しんでみるというのも、素敵ですよ。