3分でわかる!自由業・フリーランスになるには

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自由業・フリーランスになるには

「自由業」という職業から、「自由」という言葉への羨望を感じる人は多いのではないだろうか。

また、「自由業」と同じ意味の英単語である「フリーランス」はというと、これだけカタカナ英語や輸入言語がはびこる日本であっても、いまだに横文字の格好良さを感じさせる言葉であるようだ。その自由で孤独で華やかな働きぶりに憧れを抱く傾向は強い。

しかし、現実はどうだろうか? 自由業・フリーランスになるには、どんな段階を踏んでいく必要があるのかまとめてみた。

なぜ、自由業・フリーランスになるのか?

ただ「憧れ」だけで、自由業・フリーランスになる人はほとんどいないだろう。それなりの理由があって、他の職業形態ではなく「自由業・フリーランス」を選んでいるはずだ。

最初に考えられるのは、「好き」な職種が、自由業・フリーランスに向いている場合が考えられる。クリエイティブ系のライター・デザイナー・プログラマーなどは、事務系・営業系職種に比べ、自分がその業種に興味を持っていたり、得意である分野を職業としている場合が多い。

そして彼らの多くは、新卒時には企業に就職したとしても、十分な技能と経験を身に付けさえすれば、働き方に幅を持たせることができる。パソコンと通信機器さえあれば、場所を問わず、基本的な作業ができるからだ。

また、性格やプライベートな事情で、企業勤めが難しい場合もあるだろう。企業という枠組みの中で一つのコマとなって活躍するよりも、孤独な活動をする方が性格に合い、かつ仕事の能率も高いという状況は確かにある。これは、少し前までは、ただのワガママと取られることもあった「個人主義」の一つの形態だが、今では個性として受け入れられつつある。

また、子育て・介護・自身のハンディキャップなどの事情により、会社へ通うことが困難になり、結果として自宅で自由業・フリーランスとして働くことを選んでいるパターンもある。

自由業・フリーランスとなる理由は本当に千差万別なのだ。

自由業・フリーランスになるきっかけとは

企業のリストラ計画の中でやむを得ず、またはこれ幸いなチャンスだと、辞表を出すということもありうるだろう。

最初から、自由業・フリーランスを目指していたわけではなく、求職活動をしながら、パートやアルバイトなどの自由度の高い仕事で生活をつないでいるうちに、それが本業になってしまったという人もいる。

同業者で自由業・フリーランスへと転向した成功者に触発されたり、企業の中で自分の能力を生かし切れないと限界を感じての計画的な行動であったりもする。

自由業・フリーランスになろうとする理由もさまざまなら、そのきっかけもさまざまなのだ。

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自由業・フリーランスになる前に

やむを得ず、自由業・フリーランスへとなるしかない場合には、そんな余裕はないかもしれないが、多少なりとも、時間・金銭・精神的・体力的な余裕があるなら、自由業・フリーランスになる前に、認識しておきたいことがある。

それは、一度、自由業・フリーランスへの道を取ったら、そう簡単には、元いた場所には戻れないということだ。

もちろん、職種や技能の高さによっては、出戻りを受け入れてもらえたり、歓迎されることもあるだろう。しかし、挑戦したが不成功に終わった、という事実は、周囲の記憶からも自分自身の記憶からも消すことはできない。

そこまで深刻に考えなくてもいいのではないかという声も聞こえそうだが、自由業・フリーランスを、後戻りはできないという覚悟を持って臨むべき、厳しい職業でもあると知っておくことは、無謀な賭けをしないためにも有意義だ。

もちろん、給与が自動的に銀行口座に振り込まれてくることはもうない。そのため、ある程度の貯蓄がある状態での転身がおすすめなのは当然だろう。

そして、貯蓄があったとしても無尽蔵でないならば、ある程度の売り上げの見通しも立てておく必要がある。

自由業・フリーランスに必要なものとは

自由業・フリーランスになるとなったら、するべきことは山ほどある。

もう、これまでのように見えない形でも見える形でもサポートしてくれる会社は存在しない。全ては自分の力で実行し、解決していく必要があるのだ。

自宅をオフィス代わりに使ったり、ノマドのように外を転々と移動して働くにしても、それなりの設備投資が必要となる。そして、そのための費用も必要だ。

これらのインフラ整備は、十分な貯蓄があれば、退職後にゆっくりと行うことも可能だが、退職届を出す前に行っておくと、その後の仕事も生活もスムーズに運びやすくなる。

また、住宅・オフィスなどの賃貸契約や、新規クレジットカードやローンの申し込みなどを計画している場合にも、企業の肩書があるうちに行った方がスムーズなのは言うまでもない。

このほか、名刺や印鑑、専用のウェブページなどのビジネスツールも準備しておく必要がありそうだ。

自由業・フリーランスとしての責任

自由でフリーな職業になったからと言って、自分勝手に気ままな生活を送っていいわけではない。それどころか、これまで会社が行ってくれていた大小さまざまな手続きを、自分一人でこなしていく必要があり、そのために割く手間暇の量は半端ではない。

まず、健康保険・雇用保険・年金保険などの脱退・加入手続きが必要となってくる場合がほとんどだ。この手続きは、元勤務先企業や市区町村役場で行う。

さらには、「自由業・フリーランス」という職業に就くにあたり、自身で開業したという報告を、市区町村役場と税務署へ届け出る必要がある。これを怠ると、年度末の確定申告が非常にややこしくなる可能性があるので、避けては通れない。

また、税務署に関しては、「白色申告」で全てを確定申告時に清算するか、「青色申告」で計画的に帳簿をつけて、より控除を受けやすい形を整えるかで、届け出の仕方が変わってくる。自由業・フリーランスとして独り立ちしていく決意があるなら、「青色申告」の手続きも行っておいたほうが良いだろう。

自由業・フリーランスになったら

長期展望を持つことが大切だ。計画とは、夢とは別物であることをしっかりと認識しておこう。

自由業・フリーランスとして生計を立てていくためには、営業活動を行って仕事を受注し、責任を持ってより良い作品を制作、それを客先に提示して認められる必要がある。それらの段階を経て始めて、収入へと結びつくのだ。

また、安定した収入を得るためには、ただがむしゃらに働けばいいわけではない。健康・金銭・時間を管理し、電話やメールに対するレスポンスの速さ、客先との打ち合わせにおけるコミュニケーション能力、交渉能力・決断力も必要となる。

自由業・フリーランスは、個人事業主として、それらを総合した事業計画を立て、現実化していくことが求められる職業なのだ。

フリーランスがつらくなった時には

しかし、どんな仕事であっても、どれほど堅実な計画を立てていても、計画通りにいくことばかりではない。

この契約がまとまらなければ家賃が払えない、次の契約や収入を見越しての活動を行っている、そんな状態では自転車操業と言わざるを得ない。

企業に勤めていると、成功を会社や同僚たちと分け合うことになるが、失敗をも負担し合うため、一人で責任を負うという事態に陥ることは少ない。しかし、自由業・フリーランスは、その成功が自分のものであるように、失敗もまた自分の責任となる。

そのため、自由業・フリーランスとしての活動が行き詰った時には、早めに対処して事を大きくしないように心がける必要がある。自分自身だけでなく、仕事仲間や客先にも迷惑をかける結果となる可能性があるからだ。

生活の無駄を減らすといったプライベートな努力も必要だが、それ以上に、業務内容の見直しが重要となるだろう。場合によっては、一時的にアルバイトやパートで現金収入を得たり、再就職を検討する必要も出てくる。

苦肉の策となるが、自由業・フリーランスは、一度やめたからと言って、再び挑戦するのが難しい職業ではない。立て直し仕切り直しての再出発は、いつでも可能だ。

そういう意味では、少々皮肉ではあるが、自由でフリーな職業とも言えそうだ。

自由業・フリーランスを目指すなら

自由業・フリーランスの世界へと飛び込むに際して、憧れは憧れとして、夢は夢として大切に掲げておこう。しかし現実世界では、着実に準備をし、堅実な事業計画を立てることが大切である。

自由業・フリーランスに転身するということは、業務上のプラスもマイナスも全てが、自分に大きく影響してくる。それを十分に認識し、責任ある自由業経営者・フリーランサーを目指したい。

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