闇夜に輝く熱気球~台湾で素敵な夜を!熱気球フェスティバルに参加

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台湾の夏といえば、皆さんは何を思い浮かべるだろうか。

台北でカキ氷を頬張るのも良し、または北回帰線より南に下ってうだる様な暑さを楽しむのも良し、もしかしたらスコールに悩まされるかもしれない…。夏の台湾は、いかにも南国といった雰囲気を楽しませてくれるだろう。

そんな夏の台湾の新たな風物詩として近年話題となっているのが、台湾東南部の台東(タイトン)で開催される「台湾国際熱気球フェスティバル」(台灣國際熱氣球嘉年華)だ。

闇夜に輝く熱気球に酔いしれる

この熱気球フェスティバル、2011年から毎年夏に設定され、2015年は6/27~8/9の日程で開催された。開催地の台東は、台北(タイペイ)からだと特急電車で3時間半ほど。台北や高雄(カオション)と比べると規模こそ小さいが、歴史に満ちた魅力的な都市だ。

このイベントでは、台湾の国内外から数多くの熱気球が集まり、その美麗を披露し合う。また、有料だが熱気球のバルーンの中に入ってみたり、熱気球に乗り込んで空を飛べる企画もあるので、こちらも是非お試しいただきたい。

しかし、なんといってもこの期間の目玉は、週末を中心に開催される「NIGHT GLOWS」というイベントだ。

2015年は期間中に計7日が設定されたこのイベント。それぞれの日で、日の出や日没に合わせて熱気球を照らし上げ、多くの観光客を魅了した。

筆者は2015年7月18日に開催されたイベントを見学してきたので、その時の様子をご報告させていただく。

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台東の街中の遊歩道には、熱気球を模した灯りが飾り付けられていた。中にはロウソクが仕込まれており、夕暮れの街を優しく彩っていた。

今回の会場である台東県体育場は、台東の市街のほぼ中心に位置する。鉄道を使ってアクセスする場合、台東駅は街のはずれに位置しているので注意したい。台東駅から市街中心部までは、タクシーなら15分ほどである。

イベントは18時30分開演なので、20分前くらいに会場入りした。既にベストスポットは先客に押さえられてしまっていたが、それでも十二分にスペースはある。私も写真が撮りやすそうな位置で腰を下ろした。嬉しいことに、熱気球の見学は全て無料だ。

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萎んでいた熱気球への送風が始まった。巨大なバーナーで熱風を吹き込んでいく姿は、遠くから見てもなかなか迫力がある。

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やがて日が傾き、辺りが完全に暗くなると、司会のお姉さんの「5、4、3、2、1!」のカウントダウンで熱気球に一斉に点火!

バーナーの火加減を器用に調節することで、音楽に合わせて熱気球が点滅する。音と光が一体となった幻想的な光景は、訪れた人々みなを魅了していた。動画でお見せできないのが残念なほどだ。

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熱気球自体は地面に繋がれているので、空に飛んでいくことはない。空に浮かんでいると流石の熱気球もどうも小さく見えるが、地上から仰ぐように見上げると、改めてその巨大さに圧倒される。そして夜空に煌々と輝くその姿に、炎とはこれほどにも明るく眩しいものだったのかと感動した。

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音楽に合わせて熱気球が点滅するので、すべての熱気球が点灯している写真を撮るのはなかなか難しいが、写真を撮るのが好きな方には是非挑戦してみていただきたい。

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帰り道、公園や遊歩道の熱気球飾りも一層明るく輝いていた。熱気球を見終えた家族連れやカップルが、ロウソクの優しい光に包まれて思い思いの時間を過ごしていた。もちろん(筆者のようなに)一人で見学に来ている人も多いので、一人旅の方も御心配なく…。

もはや台東の夏には欠かせない存在となった熱気球、今年はどんな鮮やかな表情を見せてくれるのだろうか。

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