震災からの復興、クライストチャーチを訪れて①~震災の記憶~

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この記事は2015年5月の旅行を基に、最新の情報(2016.8月)を付け加えて書いています。
ニュージーランド南島の玄関口であるクライストチャーチは、オークランド、ウェリントンに次ぎ、国内で3番目に大きな都市。緑溢れる町並みで、市内には多くの公園があり、ガーデンシティーの愛称で親しまれる美しい街です。
そんな美しい街を突然悲劇が襲いました。

 

地震の記憶

2011年2月22日12時51分、マグニチュード6.1の大地震がカンタベリー地方を襲いました。
この地震によって185人もの尊い命が奪われました。(カンタベリー地方は2010年にも震災が起きています。)
特に被害の大きかったクライストチャーチでは、語学学校の入ったCTVビルが崩壊、日本人の若者を含め、多くの方が亡くなりました。彼らと同年代の時期に留学を経験した筆者としては、当時ニュースで流れる映像を見てやりきれない思いでいっぱいでした。
建物の崩壊、停電や断水、液状化現象、地震はこの地に多くの被害を及ぼしました。

震災から4年、(同じ年の3月11日に日本を東日本大震災が襲った影響もあって、)クライストチャーチに関する報道を日本で見聞きすることは殆どなくなり、街も大部分が復興し活気を取り戻しているものだと勝手に思い込んでいました。
しかし、実際に行ってみると想像とはかけ離れていて、街はまだ復興の途中でした。目にした景色は、工事中の道路、半壊した大聖堂、半壊したビルや家屋、建設中の建物、更地、復興には時間がかかるということを思い知らされました。
クライストチャーチは、飲食店が殆どなく、ぶらりと街歩きを楽しむ観光地とは程遠い静かな街でした。かつては観光客や地元の人で賑わっていたのだと、インターネット上の震災前の写真を見て、この街の美しさを知りました。

一日も早い復興を心から願います。

 

未だ癒えない震災の爪あと

クライストチャーチ大聖堂(Christchurch Cathedral)
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街のシンボルであったこの大聖堂は1864年に着工、40年以上の歳月をかけて完成しました。
かつてはこの辺りが最も賑やかで、観光、ビジネスの中心地として多くの人々が集まりました。
大聖堂は被災した当時のまま。2016年8月現在も立ち入り禁止の状態が続いています。修復されるか取り壊すか決定されていないようです。1日も早く修復作業が進むことを願ってやみません。当時の姿を取り戻した時にまた訪れたいと思いました。

遠目からの大聖堂です。震災前の大聖堂の写真や地震に関するパネルがいくつか展示されていました。手前のモニュメントは震災前からあるものです。
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大聖堂広場にある銅像です。
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大聖堂広場にあるこちらの建物は無事でした。震災前は観光案内所(i-SITE)として利用されていました。
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観光名所を巡るクライストチャーチの名物、トラムは復旧しています。
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街を歩いていたら、銅像の土台だけが残ったままになっていました。背景には建設中の建物が見えます。
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大聖堂広場に行く途中にあった建物。
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アートセンター(The Art Centre of Christchurch)
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観光名所の1つであったアートセンターは立ち入り禁止になっていました。
カンタベリー・カレッジ(現カンタベリー大学)の校舎として建造されたネオ・ゴシック建築様式の建物です。国内外から集まる芸術家の活動拠点となっていた場所で、美術品、工芸品、土産物店が入居していました。2016年8月現在も復旧作業中ですが、一部が再オープンされています。2019年には復旧作業が完了する予定です。
更地に建物が建つようです。復興作業は街のあちこちで見られました。
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壊れかけた家屋。震災前はここに人々の日常があったのです。今では人の姿はありません。
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まとめ

1日も早い復興を、クライストチャーチの街は徐々にですが活気を取り戻しつつあります。
日本で報道がされないと、つい関心がそれてしまいがちですが、被災地の現状をこの目で確かめる旅となりました。
震災からの復興、クライストチャーチを訪れて②では、活気を取り戻しつつあるクライストチャーチの街の様子をご紹介します。

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