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グランドキャニオンに電車で!
死ぬまでに一度は行きたい世界遺産として知られている、アメリカ西部にある岩肌、グランドキャニオン。
もし私たちがグランドキャニオンに行こうとした場合、レンタカーを借りてのドライブやバスツアーを利用するのが一般的。ですが、グランドキャニオンに電車で行くことができるのを知っていましたか?
本記事では、西部劇やカントリーミュージックを楽しみながら訪れる、グランドキャニオンまでの旅について紹介していきたいと思います。
乗車はルート66沿いの小さな町
電車にどこから乗るかというと、ルート66沿いの小さな町、ウィリアムス(Williams)です。ここで西部の雰囲気が楽しめる列車、グランドキャニオン鉄道を待ちます。
ルート66といえば、映画「カーズ」などでも有名な旧国道。大陸を横断するこの国道は、アメリカ西部の開拓・発展のために重要な役割を果たし、たくさんの映画や小説、音楽の中に登場し、今日も、アメリカのポップ・カルチャーの題材となることも多いんだとか。
町はグランドキャニオンへの起点
ではなぜこんな小さな町に人が集まるかというと、まさにグランドキャニオンに行くためです!ここウィリアムズには、グランドキャニオンにあるホテルの系列ホテルがあり、そこに泊まった人が鉄道に乗ってグランドキャニオンに出かけていきます。
また、私のように宿泊しない人でも、ロビーを休憩場として使わせてくれます。
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電車のアクセスがちょっと悪い?
自動車でウィリアムズまで訪れる人は問題ありませんが、全行程を電車で突き進もうとしている私にとっては、少し電車のアクセスが悪かったと言えます。
というのも、ウィリアムズに電車でアクセスするためには大陸横断鉄道のアムトラックに乗る必要があるのですが、そのアムトラックが到着するのが6時。そこから約4時間ほどグランドキャニオン鉄道まで時間が空いてしまうので、かなり暇を持て余してしまいます。
私も、最初はアメリカ人のカメラマンと一緒にカフェでのんびりしていたものの、あまりにもすることがなくなり、お互い散策にでかけました(ちなみに、散策するものもそれほどありません…)。
乗る前から小さな西部劇が
駅の近くには小さな野外劇場があり、電車出発の30分前ほどから、小さな西部劇が始まります。コメディテイストになっていてとても面白かったです。もちろん全て英語なので、一部分からない表現もありましたが…。
乗る前から乗客を楽しませようという気持ちが非常に見えます。
いざ、乗車!
車両がかなり長いので、自分の車両がどこかわからない時は、迷わず駅員さんに尋ねましょう。
車両に入ると2人がけのシートが並んでいて、座っている人のほとんどが2人組の老カップル。車社会のアメリカで、わざわざ電車を選んでグランドキャニオンに行こうとするくらいですから、自然と年齢もあがるのでしょうか。
ちなみに車両内で一人旅しているのは私だけで、やや肩身の狭い思いをしたようなしなかったような。
みんな盛り上げ上手!
一つの車両には一人ずつの添乗員さんがつき、グランドキャニオンについて解説してくれるのですが、その人がまた盛り上げ上手!2.30秒に一度はジョークを飛ばし、乗客を爆笑させていました。また、それに応えるかのように、乗客たちも鋭いボケやツッコミを飛ばし、かなり和やかな雰囲気に。
途中には民族衣装をしたアーティストも登場し、リズミカルな音楽でさらに場を盛り上げます。そこらじゅうの座席で適当に人をつかまえては、一緒に踊りを躍らせていたのが印象的でした。
添乗員さんは、必ず一人ずつ声をかけ、「どこからきたの?」や「グランドキャニオンは初めて?」と会話を楽しんでいる模様です。
そうこうしているうちに、グランドキャニオンに着きそうです。
次回は復路便!
グランドキャニオンまで行ける楽しい列車はいかがでしたか?実はグランドキャニオン鉄道。往路と復路では行われるショーが違うのです!
次回はもっと楽しい復路便についてと、ウィリアムズでの暇つぶしについても説明していきますよ。
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