Animal Rights Hardcore ≪From the mid-1980s to the early 1990s≫

Animal Rights Hardcore ≪From the mid-1980s to the early 1990s≫

心にアニマルライツの🔥を灯せば、熱かったUK/USハードコアの名曲が無尽の燃料へと変わることでしょう

皆さんおなじみの☮ピースマークが平和の象徴:鳩の足跡という説は間違いです。
Nuclear Disarmament(核軍縮)の”N”と”D”を手旗信号で示すときの動きを
イギリス人ジェラード・ホルトムが1958年に
平和団体CND(Campaign for Nuclear Disarmament)のためにデザイン化しました。
CNDの創設者バートランド・ラッセルは、
1955年にアインシュタインとともに「ラッセル・アインシュタイン宣言」を発表、
これに応えた世界的な科学者達(湯川秀樹ら日本人3人を含む)が二年後に始めた、
核問題を話し合うパグウォッシュ会議は紆余曲折を経ながらも現在も続いています
(ちなみに昨年※第61回は長崎で開催)。
さて☮ピースマークは1960年代後半のヒッピー運動やベトナム反戦運動と共に
平和・反戦の象徴として世界中に広まりましたが、
当のCNDは会員数4千人前後のまま1970年代を過ごし1980年を迎える頃には
若者達から古い考えに固執する団体と見做されかけていました。
しかし
コンフリクトというバンドがCNDの集会に出演するようになると様相は一変し
1984年には10万人を擁する大きな組織へとCNDは急成長を遂げました。
もちろん当時のサッチャー政権やNATOに対する危機感も背景にありますが、
コンフリクトの動向がALF(Animal Liberation Front 動物解放戦線)へも支持を表明するなど
常に利他へと向いていた点が強力な説得力を生んだ事は間違いありません。
現在☮ピースマークも”ALF”も共に版権/標榜フリーとなっている点も偶然ではない気がします。
同じ理由で
コンフリクトは国営放送BBCや大手音楽紙NME、EMIレコードからの様々なオファーを
固辞していた事でも有名です。
版権・著作権・既得権益を組織が主張する事を強く警戒していたようです。
そんな彼らのアティテュードをふまえてこのコンフリクトの動画をご覧いただけたら幸いです。

日本語字幕付 CONFLICT  Tough Shit Mickey

前置きが長くなりました(ごめんなさい)。

念願の『タフシットミッキー』を字幕付き動画にまとめられそうだよ♪」と私が話した時、
20数年来の友は「オ〜ッいよいよか⁉︎」と喜んでくれました。
2005年には理解者を得てFMラジオでも紹介したことさえある大好きなアニマルライツ曲。
映像化に幾つか難点があり先延ばしにしていたけれど、そのうち最大の原因は私自身の迷いでした。
自分にARを啓蒙した80年代の名曲の中で大本命である曲に字幕を付けて広めたい!と感じた20余年前は、
搾取される動物達の悲惨な映像をコラージュしていくつもりだったのです。
しかし、
それが本当に自分がやりたい(やるべき)事なのか?という問いがいつも自分の中にありました。
7-8年前に英語圏の誰かがUPしたyoutube動画で、
❝適切に❞この曲の世界観通りの動物搾取映像をコラージュしたものを観ましたが
その際も自問したのでした、
「これに対訳を付けたら満足か?」「何かが違う。。」
そして分かった、
結局、自分がやりたい事は、’80年代UKハードコアを同時代に体験していながら、
その最重要テーマのひとつだったアニマルライツという概念をスルーした結果、
感動を半減させる損をしてしまった人達と、改めて感動を共有したかったのだ、と。
こう書くと
「そんなんピンポイント過ぎるターゲットやんけww狭っww」
と笑われそうですが、違います(; ・`д・´)。
日本にだってコンフリクトの音楽を「カッコええぞコレ!」と夢中になった人達が
少なくとも過去30年間で1万人はいるはずなのです。
’86年には準大手VAPレコードも対訳付LP(タフシットミッキーを含む)をリリース(更に’93年CD化)し、
カッコいいコンフリクトのマーク(CNDと読める)を身体に彫った日本人も何度か見かけた。
彼らがvegan(当時の言い方でベジタリアン)にならなかったのは何故なのか?
「家畜制度は破滅へとセットされたシステムなのだ」
というコンフリクトからのメッセージが届いていないからではないのか?
ならばカッコいいコンフリクトの姿を通じて呼び醒ますべきではないのか?
そういう思いが、今回の動画編集スタイルにする意志を固めさせました。
画面の隅にアニマルキルカウンターをセットする構図も考えましたが、
コンフリクトのvo.コリンのパフォーマンスと歌詞字幕以外には
目線を逸らしたくないと考えて、併設は諦めました。
意を決して着手すると、
解けていく疑問、タイミング良く入ってくる情報、画像、機器環境の大幅な改善、同志の発見、etc..
今回も
「それ、正しいからドンドンやりなさい」
と言わんばかりの”見えざる手による強い後押し”を感じた約1カ月間でした。
いろいろと、みんな、ありがとう。
毎度、偏った発信をして、ごめんなさい。
そして面白がってくれる人達、ありがとう!
※facebook2016年2月10日投稿記事より転載(一部更新)

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