バックパッカーで海外の山を登る、おすすめの山一覧

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登山は登山家だけがするものでしょうか? 山は頂上まで登りきらなければいけないものでしょうか? 訓練が必要でしょうか? 完全装備で臨まなければならないでしょうか?

いいえ。登山は山を登ることを意味するだけであり、規則はありません。極端な話、裏山をサンダルで登っても登山、企業をスポンサーに隊を組んでエベレストに登っても登山です。

なぜ登る? と聞かれて「そこに山があるから」と答えた登山家がいましたが、バックパッカーたちの向かう先々にも山はたくさん登場します。

そこに山があるから登ってみようか、そのくらいの感覚もあり、世界の山を登りながら、ついでにバックパッカーとして旅もしてみようでもいいでしょう。

バックパッキングの旅に、登山の要素を取り入れてみませんか?

バックパッカーと登山の相性

バックパッカーはバックパッキングで旅する人のこと。バックパッキングとは、生活のためのグッズを背負って旅行をすることです。

普段旅行用語として使う「バックパッカー」は、旅行グッズを背負って低予算で長期旅行をする人というイメージですが、実際の「バックパッカー」はもっと幅が広く、ハイカーもトレッカーも登山家も含むことができそうです。

バックパッキング旅行と登山の共通点

もともと、バックパッカーたちが背負っているバッグは登山用のものだし、好んで履くシューズは登山靴です。

持ち歩くグッズに、携帯に便利で軽量、折りたたみが可能で壊れにくいものが多い点も似ています。

ある程度の薬や食料を持ち歩くところ、歩けるところは歩くところなど、共通点がたくさんあります。

バックパッキング旅行と登山の相違点

逆に相違点をあげるほうが難しいかもしれません。

強いてあげるなら、薬や食料の種類と量、ザイルやナイフ、ストックなどの登山グッズの有無でしょうか。

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バックパッカーの多くは登山家でもある?

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バックパッカーたちは、興味と足のおもむくままに世界中を旅していきます。そんな目的地の中には、大都会もあれば、歴史ある遺跡や建造物もあります。そして海、山、砂漠、川などの大自然もあります。

どこへ向かうにも、ツアーバスなどに頼ることは少なく、自分の足が何より一番の頼りです。そこは、自分の足で一歩一歩踏みしめて山へと登っていく登山家とかぶる部分がありますね。

また、多くのバックパッカーたちは本人も知らぬ間に、世界の高地や山に登っています。登山として計画をしていることは少なく、特別な装備も用意せず、ルートにも登頂にもこだわりませんが、バックパッカーは登山家たちと同じ山を踏みしめていることも多いのです。

バックパッカーも、旅先に変わった山があり、高い山があれば、目的意識ではなく、興味本位だとしても、登ってみたくなります。バックパッカーの中には、潜在的に登山家としての素質のようなものも含まれているのかもしれません。

バックパッカーと登山家の装備の違い

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雪山登山を行う場合や、酸素供給が必要な高山、崖や絶壁のクライミングが必要な場合、そのほか特殊状況の山へと登る場合には、それなりの装備が必要です。時と場合によっては、専門のガイドやポーターを雇う必要もあるでしょう。

でも、それらのほとんどは現地調達するのが普通。バックパッカーは、すでに歩くという素地を持っているため、登山をしたいと思えば、ほかの観光旅行者とは違い簡単に登山家へと変身できるのです。

登山のすすめ

バックパッカーとして旅する間は、いろいろな体験をしてみたいと考えているはず。

いろいろな街を見たい、建造物を見たい、遺跡を訪ねたい、普段できない体験をしたいと考えているからこそ、見知らぬ世界へと旅立ってきたのです。

その中に、山に登るという行為をプラスするのはバックパッカーにとってごく自然な成り行きです。そう、そこに山があるのだから。

バックパッカーにおすすめの山

そうはいっても、登山経験のないバックパッカーがいきなりエベレストの頂上まで上れるかといえば、話は別です。そこで、何か所かバックパッカーにおすすめの登山コースをご紹介しましょう。

マレーシア「キナバル山」

MountKinabalu

東南アジア最高峰でありながら、バスで登山口までアプローチできる手軽さと、1泊2日で余裕を持って登るコース設定ができあがっていて、失敗がない点も登山専門家でないバックパッカーに優しいですね。

宿泊は頂上近くのロッジになり、食事もまかなわれるため、荷物も最小限で済みます。さらに身軽に登りたいなら、麓で地元の若者たちをポーターのアルバイトに雇うことも可能です。

熱帯の山らしく、登山途中はほとんどジャングル。見晴しがきくのはかなり登り切ってからになりますが、途中で見かけるラフレシアや食虫草などの珍しい草花は十分に目を楽しませてくれるでしょう。

タンザニア・ケニア「キリマンジャロ」

Kilimanjaro

アフリカ最高峰のキリマンジャロもまた、ある程度の体力と時間さえかければ登るのは決して難しくないといわれる山です。

ただし、低地から5000m近い高所まで上っていくには、高山病対策は必須。経験者であれば、個人でも計画的な登山が可能ですが、そこまでの知識のないバックパッカーは、ツアーで参加するのが安心です。

ツアーにはほとんどの荷物を運び上げてくれるポーターがつき、定期的な体調チェックも行ってくれます。もちろん食事や寝床の心配もいりません。ただひたすら歩けばいいだけ。ゆっくりと登っては休むを繰り返し、1週間ほどかけて登頂・下山します。

アラスカ「マッキンリー」

McKinley

北米最高峰のマッキンリーはアラスカの雄大な大自然、デナリ国立公園内に位置します。アラスカ鉄道の通り道であるほか、手つかずの生態系が残り、野生動物の楽園としても知られています。

北極圏間近の高山であり、クマやオオカミなども多数生息している地域だけに、安易な入山はおすすめできません。有名な登山家たちが何人も亡くなっている山でもあります。

バックパッカー的には、マッキンリーは眺めて楽しむものと考え、アラスカ鉄道を楽しみ、麓のデナリ国立公園内でトレッキングやハイキングで自然を堪能するのがおすすめです。

登山の心得がある人で、天候に恵まれれば、登山計画を提出し実際に山へと入ることも可能です。

ベネズエラ・ブラジル・コロンビア・ギアナ「ギアナ高地」

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南米を代表する観光地であるギアナ高地は、山というより岩。

テーブルマウンテンと呼ばれる、円柱型の巨大な岩のような形の山と言ってもいいかもしれません。人だけでなく生物も寄せ付けなかったため、ここにしか存在しない生物なども発見されている、現実の「ロスト・ワールド」です。

ギアナ高地には多くのバックパッカーが登っています。ただし、アクセスが難しく、もっとも近い村まで車でアプローチしたとしても、ジャングルや岩場を往復1週間かけて歩くことになります。

最初は低地をひたすら進み、続いてジャングルを、最後は崖の間の通路をせっせと登っていきます。下界とは天候が全く異なり、真っ白な雲に覆われたり、そこだけ雨が降っていることも多いため、素晴らしい眺望を目にできる確率は低め。もし見ることができれば、それは素晴らしい思い出になるでしょう。

エベレスト

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世界最高峰であるエベレストですが、実は手軽なトレッキングコースとしても知られています。厳しい登山とトレッキングの違いはその目的地とする高度にあります。

登山口となる村や町は既に高度3000m近く、そこからトレッキングで向かうのは5000m程度のキャンプエリアまでとなります。高山病が心配ですが、ガイドとポーターがセットになったトレッキングツアーなら安心で手軽。もちろん個人でも歩いていくのは自由。

高度に慣れるため、10日近くかけて2000mを登っていく必要がありますが、険しい道は少なく、途中にはレストランやバーのある村や町もあり、時間はたっぷりとあるバックパッカーにぴったり。

登山家のように、登頂したいという気持ちが薄いバックパッカーだからこそ、登山の途中経路をゆっくりと楽しめるでしょう。

まとめとして

世界的に有名な山々も、登り方やコース次第では、素人であるバックパッカーでも登れることが分かりますね。

もちろんそれなりの体力と知識、そして準備は必要ですが、極めようと思いつめず、行けるところまでゆっくり行こうと考えられれば、登山は意外とハードルの低い活動です。

バックパッキングの旅に、登山の要素を加えることができれば、旅の目的地は増え、楽しみも思い出も増えることでしょう。

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