春のフラワーパレード~オランダ・ノールドワイクに参加!

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花でイメージされる国といえば、かなりの人があげるだろう「オランダ」。オランダでは春になると、名物のチューリップだけでなく、各地でさまざまな花が咲き乱れます。当然そこには祭りやイベントも開催されています。

今回は、オランダの比較的新しいビーチリゾートとして注目されるノールドワイクで開催されている春一番のフラワー・パレードをご紹介します。

春のフラワー・パレードの開催会場・開催日

オランダのチューリップといえば、キューケンホフが知られています。これは、公園の名前で、世界一有名なチューリップ畑が見ものです。

春のフラワー・パレードが開催されるのは、このキューケンホフ公園近郊を含む40kmあまりにわたる道路です。このフラワー・パレード、正式名称は「ブルーメンコルソ・ボーレンストレーク(Bloemencorso Bollenstreek)」というそうです。ちょっと長くて難しいですね。実際には「フラワー・パレード」でほぼ普通に通用しています。

スタート地点はノールドワイク。これは近年ビーチリゾートとしても知られつつある北海沿岸の小さな街で、アムステルダムから電車で20分ほどの場所にあります。パレードルートは総距離42kmあまりとフルマラソン並みの長さ。山車はそこをゆっくりと、観客が歩いてついていける速さで1日かけて進んでいきます。

気になるルートですが、ノールドワイク(Noordwijk)・フォールハウト(Voorhout)・サッセンハイム(Sassenheim)・リッセ(Lisse) ・ヒレホム(Hillegom)・ベンネブルック(Bennebroek)・ヘームステーデ(Heemstede)・ハーレム(Haarlem)となかなかの長丁場を、20台ほどの山車と40台ほどの車が行列していきます。

公式サイトでは、それぞれの街の通りの通過予想時間が発表されているため、その時間が近づくと街中の沿道には、場所取りをする人たちが集まってきます。街と街の間の田舎道は人の気配も少なく、山車と一緒にのんびりと歩く村人たちの姿も見かけることができます。

オランダの花まつりの多くが夏に開催される中、このフラワー・パレードは春。国内で真っ先に開催される春のイベントとあり、国内外から多くの観客が訪れます。4月下旬、まだ肌寒いオランダですが、朝9時過ぎから夜の九時過ぎまで、花の山車はゆっくりと春の花を積み込んで進んでいきます。

フラワー・パレードの歴史

このパレード、最初は第二次世界大戦終戦を祝ったものだったそうです。そのため、60年を超える歴史を持っています。

今では、春を迎える華やかな祭りとして、終戦記念の色合いは抜けていますが、世界各地から参加する山車もあり、国際親善カラーのあるイベントとして成長しました。

毎年、パレードのテーマが定められ、それに基づいて、参加者たちは工夫を凝らした山車を創り出します。花で飾り、そこに着飾った人々が乗り込み、観客に花を巻いたり愛想をふりまいたりしながら進んでいくのです。

フラワー・パレードのイベント

長い道のりを12時間かけて練り歩いた行列は、ハーレムに帰り着くとそこで停車します。それぞれの山車をじっくりと観察したい人は、この時がチャンス。

若干花の新鮮さが落ち、乗り込む人の顔には疲れがにじんでいますが、華やかさはまだまだ十分感じ取れます。なにより、いくらゆっくりと進むパレードでも、あらゆる角度から写真を撮ったり、どんな花が使われているのかを見たり、すべての山車を堪能するまで観察するには、動く山車は向いていません。

さらに、パレードの最後にハーレム市内を練り歩いた後は、しばらく展示もされるので、その時も狙い目ですね。

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用意するもの

カメラと防寒具。先にも書きましたが、この時期のオランダはまだ冷えます。沿道で立ってパレードを待っていると、じんわりと体が冷えてくるので、暖かい恰好で待ちましょう。また、場所によっては飲み物が手に入らないことも。暖かいワインなどを用意していくといいかもしれません。

また、カメラは必須アイテムです。ただ、ゆっくりとはいっても動くパレードなので、ビデオカメラのほうが、失敗がありません。

参加できること

山車の制作者や乗組員として参加することも不可能ではありませんが、これはかなりの人数集めや予算が必要となるため、観光客の一見さん向けではありません。

また車で参加するのは、地元の実力者や花の女王、そしてパレードを盛り上げる楽団など。こちらもまた参加は難しいですね。

フラワー・パレードは、見て楽しむのが正解です。

一番の見どころ

パレードを見るために多くの人が集まるスポットは、スタート地点のノールドワイクとキューケンホフ公園のあるリッセ、そしてゴール地点のハーレム。

花の山車そのものに変化はないものの、周囲の盛り上がり方が違うため、ワクワク感を求めるなら、そんな人が多いスポットで待っているといいでしょう。

また、コース沿いでも人の集まりが良い場所では、屋台が出たり小規模ながらコンサートや模擬店などのイベントもあり、より楽しめます。

もちろん、色とりどりの季節の花を見たり嗅いだり買ったりもできます。

まとめとして

オランダは自転車の国です。公共の交通機関も発達していますが、それはちょっと距離のある場所への移動に使われ、多くの人々はあっちへもこっちへもかなりの距離を自転車でスイスイと移動していきます。

このフラワー・パレードの時も、街中の込み合っているところ以外では、沿道を自転車をこいだり押したりしながら進むと、全コースサポートも可能でしょう。

または、自転車の方がスピードが出るので、キューケンホフ公園で地に根を張って咲き乱れる花を楽しみ、途中のカフェで休憩をしたりしながらパレ―ドと追いつ抜かれつするのにもピッタリ。ただ、レンタル自転車はそれほど多くないので、借りるなら早めの手配をしておきましょう。

また、パレードは花でこれでもかとばなりに装飾されていますが、道行く人たちのスタイルは結構地味です。だからこそ、花をたくさんつけた帽子などで、自分なりの春のフラワー・パレードをサポートする方法を見つけて参加するのもいいと思います。きっと、周囲からたくさんのカメラを向けられることになるでしょう。

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