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波に洗われる鳥居と日の出のコラボ
太平洋に面して長い海岸線を持つ茨城県。たくさんの港や浜を持つが、もっとも知られているのが大洗。
大洗には、泳いで遊べるビーチもあれば、遠く北海道までを結ぶフェリーや大型貨物船の集まる港もある。あんこうを代表とする珍しい海産物が集まる漁港でもある。
楽しく遊んで、大型船を見て、美味しいものを食べる。もちろん素晴らしい景色という眼福も。さらには、アニメの聖地としての地位やパワースポットとしての知名度も獲得した大洗の旅をご紹介する。
荒々しい波に足元を洗われる「神磯の鳥居」で日の出撮影
大洗の海岸に伸びる細い岩の岬に立つ「神磯の鳥居」。水戸光圀公がその景観を褒め称えたと伝えられる。
この鳥居、満潮時には足元が海に埋もれ、波に洗われる。厳島神社の普段は比較的静かな海に身を沈めているような様子とはまた違った、岩場ならではの荒々しい波にもまれる様に感動を覚える。
海岸から鳥居の方向が東になるため、ここでは日の出と月の出が美しい。特に初日の出は、神職総出で迎える神事の場ともなる。
鳥居の足元からオレンジ色の太陽やクリーム色の月が上っていく様子はインスタ映え満点。潮の満ち引きと日の出月の出の時間はしっかりと調査してから現地に向かいたい。
歴史ある神社でアニメ巡礼「大洗磯前神社」
大洗磯前神社は8世紀創建と歴史ある神社。現在の社殿は江戸時代中期のもので、貫禄あるたたずまいを持つ。
海に立つ神磯の鳥居ばかりが注目されるが、この神社には3つの鳥居があり、一の鳥居は、コンクリート製の堂々たる姿で街の道路をまたぐ。かつては、この鳥居の先はすべて神社の境内だった。
二の鳥居は、海に向かって構える、やはりコンクリート製。この鳥居をくぐると100段ほどはあるだろう長い石段が続きその上に社殿が現れる。そこで振り返ると太平洋を見渡す眺めが良い。
最近、ガルパン(ガールズ パンツァー)の巡礼者がこの地を聖地として訪れるようになり、賑わいを見せている。神社側でも、境内でガルパンの絵馬を売り出すなど、サービス精神も商売っ気もある。
また、軍艦那珂の忠霊碑があり、こちらはゲームの艦これレ(艦隊これくしょん)関係者にとっては「那珂ちゃん」のお墓参りスポットとしての注目を集めている。
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海に来たからには海を学ぼう「大洗海洋博物館」
大洗磯前神社の境内にある博物館。海洋に関連する御祭神・縁起などから、海洋国である日本の理解を深めようと設立された。
小規模だが、海洋生物の進化や、人の生活とのかかわりなどが、わかりやすくシンプルにまとめられているので、立ち寄り場所としてはまずまず。博物館の屋上からの眺めが素晴らしいので、そちらを目当てに入館する人もいるらしい。
神磯の鳥居の意外なビュースポット「大洗美術館」
小さな美術館だが、ここの一番の見ものは「窓」。
大きな額縁が取り付けられ、絵画に見立てられたガラス窓には、大洗海岸の風景がばっちりはまり込んでいて、まさに生きた風景画。もちろん、神磯の鳥居も構成物の一つとしてそこにある。
この絵は刻々と姿を変えていくので、見飽きない。撮影も可能。
館内には無料のコーヒーサービスがあり、椅子に座って休憩できる。
鮫がスゴイ!「アクアワールド茨城県大洗水族館」
神磯の鳥居とトップの座を争う観光名所がこの「アクアワールド茨城県大洗水族館」。特に鮫好きにはたまらないスポットだ。飼育される鮫は60種類以上という多さ。
鮫以外のポイントでは子どもが十分に楽しめる作りになっている。マンボウの巨大水槽、カピバラにペンギン、プレイエリアのほか、アシカとイルカの合同ショーは迫力だけでなく愛嬌もあって楽しい。ただし、前列はかなり濡れるので準備か覚悟が必要だ。
海外沿いにあるため、景色が良いのは◎。ただし、外の海沿いエリアは風が強いので天気によっては寒さがつらい。
入館料が安くはないため、大人だけの訪問ならば、鮫好き以外はちょっと考慮が必要かも。
360度ビューにガルパン喫茶「大洗マリンタワー」
海など見慣れている、見飽きた。そんな人には不要かもしれないが、大海原を見渡せる機会に普段恵まれない人には絶対的におすすめなのが、この「大洗マリンタワー」だ。
有料だが、360度のビューからは、海はもちろん、港に停泊している大型船、長く続く海岸線、大洗の市街地などを見渡せる。晴天時を狙おう。
また、ガルパン人気にあずかり、喫茶コーナーがスゴいことになっているのも要チェック。ウェイトレスは当然JKスタイル。喫茶室の机や椅子は学校仕様。ファンなら訪問必須だろうが、ファン以外であっても、この異質な空間、一見の価値がありそうだ。ちなみに、お茶やお菓子は美味しく価格設定もリーズナブルなので、普通に休憩に利用できる。
原子力に限定しない広範囲な科学に触れられる「大洗わくわく科学館」
科学への優しいアプローチが売りの科学館。子ども向けだが、体験型施設や展示が多く、大人も十分楽しめる。
立地的に海と科学にどんな関係が? と思うかもしれないが、近くにある原子力関連施設が開設している。しかし、内容は広く科学を扱っているので、違和感はない。
外にはアスレチックのある広場があり、のびのびと子どもが走り回れる環境になっている。すぐ近くのアウトレット「大洗シーサイドステーション」とセットで行くと、子どもの飽きや大人の疲労を癒してくれそうだ。
シーフードならここが一押し「海・山直売センターいきいき」
大洗まできてシーフードを食べず買わずには帰れない。
大洗漁港を中心に、複数の直売所があるが、「海・山直売センターいきいき」は、スーパーでは見かけないような土地の魚が並んでいる。もちろん、その場で買って焼きながら食べるスペースもあり、いい匂いが胃袋を刺激する。
あんこう汁やカニ汁が350円から、定食各種も500円からと非常にリーズナブル。岩ガキも大きくプルプルしたものがびっくりするような破格値で食べられる。
魚介だけでなく、野菜などの価格も安いので、車で来ているなら、あれもこれもと買い出しツアーをしたくなる。
無料の工場見学「めんたいパーク大洗」
明太子の工場にそれほど興味を持っていなくても、流行の工場見学とあって、それなりに充実しているので、楽しめる。見学の後は試食や食事や買い物を。
多大な期待を持っていくとがっかりするかもしれないが、ちょっとした好奇心と食欲を満たすにはよさそうだ。
まとめとして
大洗へは、海水浴・ドライブ・北海道への途上などとして何度も出かけているが、改めて観光スポットとして見直してみると、目立ちはしないが、ちょっと心惹かれるような、小さいが興味深いスポットを再発見した。
日の出を狙って神磯の鳥居に向かい、朝ごはんを市場で取り、昼間は水族館や神社を巡って観光をする。もちろん、聖地巡りもいいだろう。
そして、日が暮れる頃には再び神磯の鳥居に向かって、今度は月の出を待つ。そんな都合の良いタイミングを見計らい、もう一度大洗を訪ねてみたくなった。
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