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日本人に人気の高いニュージーランドですが、「ホキティカ」の地名に聞き覚えがあるという人は多くなさそうです。
ホキティカは19世紀の半ばから、金をもとめる人が集まり、新しい街を作って暮らしを築いてきました。金の他にもさまざまな鉱物の産地として知られるその顔の裏側に、こんな美味しそうな顔も持っていたのです。ただ、「Wild」の部分が若干気になりますが…。
ホキティカ・ワイルドフーズ・フェスティバル(HOKITIKA Wildfoods Festival)の開催会場・開催日
ニュージーランドの南島内、ウェストコーストにある小さな町の名がホキティカです。その昔ゴールドラッシュで沸き返った河川港があった場所で、今も、その時代の面影を残す古くもおしゃれな建物が残っています。
日本からの直行便はもちろんありません。でも、オークランドやクライストチャーチからはローカルフライトがあるので、アプローチはそれほど悪くないといえるでしょう。
イベントが開催されるのは、ホキティカの街のCass SquareやWeld Streetなど。会場に入るには入場券が必要です。
開催されるのは、3月。南半球ではまだ夏の頃ですね。
ホキティカ・ワイルドフーズ・フェスティバル(HOKITIKA Wildfoods Festival)の歴史
ホキティカは海と川と緑にも恵まれた地域。バラエティに富んだ食材を調理することで、知る人ぞ知る町だったようです。
さかのぼること30年ほど前のこと、ローカルな食材の珍しさ・面白さに目をつけた地元が、そんな食べ物を一挙に集めてみようとばかりにスタートしたのがこのフェスティバルです。
年々、「こんな食べ物もあるよ」「これを知っているか」と持ち寄る人もいて、味わえる料理の数も種類も増えているのだそうです。
ホキティカ・ワイルドフーズ・フェスティバル(HOKITIKA Wildfoods Festival)のイベント
その年ごとに、イベントは異なります。
ワイルドフーズの調理実演などの、ワイルドフーズ・フェスティバルの名に見合ったものもあれば、地元の農産物の即売イベント。なぜか輪投げコーナー、ダンスやサーカス的なエンターテイメント系のイベントもあります。
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ホキティカ・ワイルドフーズ・フェスティバル(HOKITIKA Wildfoods Festival)の記念に買いたいもの
フェスティバル会場で、ワイルドフーズの調理前や調理済みを購入する以外にも、買い物として楽しめるものがあります。
先住民族マオリや、地元の人たちの手作りの小物たちは、好みこそ別れるかもしれませんが、珍しいものが多いので、お土産にはよさそうです。
また、ホキティカは鉱物の産地。金こそ今はそれほど多く採れるわけではなく、特に名産物でもありませんが、今も採掘されているボウナムと呼ばれる緑色の翡翠の仲間の石を加工したアクセサリーがとても素敵です。他の場所ではなかなかお目にかかれない珍しいものです。
昔の繁栄を思わせる金の装飾品や陶芸・木工品なども、会場や街のあちこちの店舗で展示販売されています。ワイルドな食文化に十分触れた後にはショッピングを楽しみに出かけましょう。
ホキティカ・ワイルドフーズ・フェスティバル(HOKITIKA Wildfoods Festival)の食べ物
とにかく、あんなものやこんなものを食べて、「うわ~」とか「ぎょえ~」とか、はたまた「あれ、意外においしい…」といった声を上げるのがこのイベントの趣旨。
B級どころかZ級(!?)レベルのさまざまなローカルグルメが目白押しです。中には、ニュージーランドを離れて世界各地のワイルドフーズも販売されていますが、どこまでがニュージーランドでどこからが異国なのか、その境界線はまったくの不明です。
日本の食文化も、世界的に見れば、それなりに「変わっている」部分もあるはずですが、そんなレベルではないかもしれません。
アヒルの頭の丸焼きなんてのは中華でなら見かけることもあるのでまだ良し? クロコダイルのフライも原形をとどめていないこともあり、気にならず? 意外にも美味しいことを発見できるでしょう。
でも、サソリ、ミミズ、カタツムリ、そして名の知れぬ爬虫類たち…に至ると、小さな生き物たちだけあって、調理された後もさすがにその生きていた時本来の姿を隠しきれません。
味付けうんぬんの問題ではなく、その姿のせいで、手を伸ばし、口に運び、咀嚼するのがつらいのです。
魚眼や動物たちの内臓の煮込みや耳、手先などの丸焼きは、日本や中国などのアジアでもわりとお目にかかる食材なのですが、それがニュージーランドの空の下で見ると、何やら異様だから不思議です。
それではとても食欲がわいてこないという人には、もちろん、ごくごく普通の食事も可能なので、ご安心を。ツナなどの魚を使ったフライや、スモークサーモンなどもサンドイッチやオムレツなどになって登場し、安心かつ美味しくいただけます。
また、イベント会場を出て街に出れば、すぐ近くの港で水揚げされる新鮮な魚介類を扱うレストランやカフェもあります。最高級魚であるホワイトベイトの産地でもあり、鎌倉のシラス丼ではありませんが、ホワイトベイトの稚魚料理も食べられるかも。
一番の見どころ
各種イベントも、ニュージーランドの片田舎の街にしては見どころが多いのですが、やっぱり、どんな食材がどう調理されているか。そして、それを参加者たちがどんな顔で食べているかが、一番の見どころではないでしょうか。
先住民族のマオリたちの伝統的な踊りや料理、手工業品の実演や販売なども楽しみの一つです。
まとめとして
ワイルドフーズ・フェスティバルなので、まずは食が目的です。でも、せっかくホキティカまで来たのです。観光もしましょう。
街には、歴史的な建造物が多く残されています。街の観光案内所では、歴史探訪ルートを紹介していて、ぶらぶらと散策しながら、美しくも懐古的な建物を見ることができます。小さな町なので、そぞろ歩きがちょうどいいはず。
そしてその散策の途中に、緑のポウナムや金細工の店があり、珍しさと美しさにも目が惹きつけられることでしょう。
ワイルドフーズで食欲を満たしたなら、次は歴史探訪欲を、続いては購買欲を満たして帰れる、ニュージーランド都市部から日帰りか一泊で楽しむフェスティバルです。
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