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カメラを首から下げ、世界中を旅してまわる写真家。ある人は動物愛護の方向で、ある人は環境保護の方向で、ある人はジャーナリズムの方向で名が知られているかもしれません。または、スタジオ内で、人や物といった被写体を撮る写真家もいます。世の中にはいろいろな種類の写真家がいます。そして、写真の世界で、デジタルが当たり前となった現在、写真家の範疇はますます広がって、より多くの人にチャンスが!

携帯カメラでも写真家になれる!?

写真家だから、一眼レフを使いこなせて当たり前。そんな時代は去りました。デジカメ一眼レフ、ミニ一眼レフ、手の平サイズのデジタルカメラ、そして携帯電話のカメラ機能さえも、写真家の飯のタネを生み出すキットになりうるのです。

もちろん、雄大なる自然を映し出したい写真家や、野生動物たちのクローズアップやスポーツ選手の躍動感あふれるモーションを写し撮る写真家になるには、それなりの機材もテクニックも必要でしょう。でも、日常的なスナップ写真でも人が見てくれれば、それを撮った人は素人であっても写真家です。今日のご飯、我が家のペット、道端の雑草、そんな被写体をさりげなく撮るだけの写真家もたくさんいるのです。

そして、それらのスナップ写真なら、携帯電話についているカメラでもかなりきれいにしっかりと撮影が可能です。そう、昨今の携帯電話カメラは決してバカにもできなければ、侮ることもできません。もとからかなりの解像度を持っている上、そこにアプリなどで画像をいじれるようにしておけば、人に見せて感心させ、プロとして十分通用する画像も撮れてしまいます。

どこにも行かなくても大丈夫

写真家になるには、孤島やジャングル、古代遺跡に出向かなければならないかというと、もちろんそんなことはありません。自宅にも、毎日の通学通勤散歩路にも、ふと見上げた空にも、見下ろした足元にも、被写体はゴロゴロ。

半世紀前なら、人があまり行かない場所で写真を撮ってくれば、それが愛でられることもありました。でも、今は誰でもどこへでも行こうと思えば行けてしまう時代です。珍しい場所や珍しいものという被写体だけでは、写真家にはなれません。写真家だから、どこか特別な場所に行かなければならない、そんなことはなくなりました。

どこに行っても大丈夫

「どこにも行かなくてもいい」はすなわち「どこに行ってもいい」でもあります。毎日の散歩でも、買い物先でもかまいません。車でちょっと出かけた近場の行楽地でも、世界一周の途中で立ち寄った孤島でも、世界遺産でも、どこでも写真は撮れます。

「どこにも行かなくてもいい」し、「どこへ行ってもいい」。ではなにが必要かというと、場所ではなく、個人の持つ「センス」。どんな場所にもどんなものにも通用する、場所・物・タイミングを見極めるセンスなのではないでしょうか。

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テクニックよりもセンス

プロのカメラマンも今はデジタルを使います。フォーカスもオート、光も動きもズームも簡単オートで撮影が可能です。もちろん、デジタルだからといって、人が操作できる範囲がなくなったわけではなく、より詳細な設定もできれば、アナログチックにフォーカスを合わせたりボケさせたりなんて技も使えます。カメラが勝手にやってくれる操作におまかせすることもできれば、自分なりに工夫することも可能なのです。そのためのテクニックを持っていて、損はありません。

でも、そんなテクニックがなくても、センスがあれば、光る写真を撮ることができます。

同じ景色や物を見て、同じカメラを使って写真を撮っても、その人のセンス次第でまったく違った写真になります。そこには、テクニック的な撮り方が影響する部分もありますが、何よりも、カメラを向ける角度や距離感、組み合わせる背景や小物など、テクニックよりもセンスが影響する部分も大。

こう聞くと、「カメラの学校に通ったこともないし、カメラ小僧でもないけど、自分でもやれるかも?」という気がしてきませんか?

どうやって、写真を売るか

さて、もしセンスがある、もしくはセンスを磨き、人に好まれるような写真が撮れたとします。でも、それをどうやってお金にすればいいのでしょうか?

学校や職場なら、写真を廊下に貼りだして希望者に売りさばくなんてこともできますが、それでは収入とはいえません。最初から、撮った写真の購入を誰かや企業と契約できる人もそうはいません。そこで、利用したいのがネットです。

写真の売り方~ネットの写真販売サイトで

ブログサイトなどを運営する人たちが利用する、写真販売サイトがあります。このサイトは、写真を撮って売る人と、写真を購入して使いたい人との間をつなぐ役割を担っています。20年ほどで、そのサイト数は一気に増え、分野を絞り込んだ写真サイトもあれば、さまざまなシチュエーション写真を広く集めているサイトもあります。

これらのサイトが増えた理由に、著作権があります。ネット内には、写真をアップロードしているサイトは大量にあります。読者の中にも、自分のブログに自分のプロフィール写真を載せたり、旅行記に写真をあげたりしたことのある人がいるでしょう。また、調べものをする時、キーワード検索をすると、関連写真のリストも出てきますね。これらのほとんどは、撮影者やブログ運営者などなどが著作権を持つ写真であり、勝手にダウンロードして再利用することができない場合がほとんど。

でも、写真は欲しいし使いたい、そんな要望に応えるために生まれたのが写真販売サイトなのです。ここで売れる写真を撮ることで、収入を得るという方法があります。

写真の売り方~自分のサイトで

写真販売サイトは、誰もが手軽に自分の撮った写真を売り、必要な写真を買えるサイトです。でも、間を取り持つサイトがある以上、多少の手数料がかかったり、売りたいと思う写真すべてをアップロードできるとは限らなかったりもします。

そこで、たくさんの良い写真を持つ写真家は、自分個人のサイトを立ち上げてそこで自分の撮影した写真を販売することもできます。この場合、写真家としてネームバリューや、実際の写真の内容が購入者のニーズに合っていること、さらにはサイト運営能力なども必要となります。

写真の売り方~旅サイトなどと提携して

また、自分が撮る写真の傾向と一致する既存のサイトがあれば、そこと契約を結ぶことも可能です。よくあるパターンとしては、旅関連サイトなどと提携して、旅先で撮った写真を購入してもらうというもの。

この場合、関連サイト側が要求する写真を撮ることもあれば、自由に撮った写真を買い取ってくれる場合もあります。そこは、写真の腕と営業力次第でしょう。

どのくらいの収入になるの?

ピンからキリまでというのが回答です。せっせと写真を撮ってサイトにあげても、需要にマッチしていなければ一枚も売れない場合もあります。

逆に、そのサイトを利用する人たちの需要を見極めて、ピンポイントで良い写真を撮ってアップできれば、それだけ収入に結びつきやすくなり、月数十万を稼ぎ出す素人写真家もいます。

まとめとして

場所や被写体を選ばない以上、ノマドとして放浪する旅人も素人写真家としてデビューを飾れるチャンスがあります。

以前のように、珍しい場所に行ったから、珍しいものの写真を撮ったからというだけでは、喜ばれない時代にはなりましたが、センスある写真であれば、珍しさというオプションがつくことで、さらに価格設定があがり、需要もアップする可能性はあります。

ましてや、高級なカメラやテクニックも必ずしも必要ではないときます。携帯電話やデジカメをポケットに入れてノマドをしながら、シャッターを切るだけで、写真家デビューでき、それを収入に結び付けることもできるかもしれません。

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