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いくらたくさん作っているからって、コレをかけまくったらもったいない!
スペインでは、全身にワインを浴びて体の細胞の隅々まで酔っぱらう祭りが開催されているのです。

ワインバトル(Batalla del vino)の開催会場・開催日
スペイン北部のリオハ地方にあるアーロという小さな山間の村が舞台となります。もちろんスペインでは名の知られたワインの産地です。
祭りのメイン会場となるのは、セントロと呼ばれる街の中心からは7kmほど丘の向こうの離れた場所にあるSt.Felices教会。普段は人の気配のほとんどないような林の中です。
そこでまずミサが行われ、終了すると、村長によって、教会の外に村旗が掲げられます。これがワインバトルスタートの合図。
ワインバトルの開催日は6月29日に固定されていて、8時ころ始まるミサが終わるのがおおよそ午前9時。ワインバトルはそこから1時間ほど行われます。
ただ、実は前夜からアーロの街はお祭り騒ぎ。前夜祭からすでに酔っ払いたちであふれかえっています。その酔いが冷めやらぬ早朝に山に登ってミサに参加するという流れです。

ワインバトル(Batalla del vino)の歴史
その昔、12世紀頃だといわれていますが、現在ワインバトルの開催地となっているアーロ村と、その近隣にあるミランダ村とは、土地を争うライバル同士でした。
あまりにモメてまとまらず、とうとう裁判沙汰になった挙句、その裁判官は村の境界線を区切った上で、今後揉め事を起こさないように、6月の聖ペドロの祝日と9月の第一日曜日には、新しく定められた境界線に村の旗を掲げるようにと命じたとか。
こうして、アーロ村周辺の人々は、年に一度、山の中にある村境いに建つ教会へと向かってミサに集い、そこで村の旗を掲げるようになりました。
ただそこから、ワインバトルへとつながったのは、偶然だったとされています。18世紀に入ったころ、突然ワインの掛け合いが始まり、それが毎年恒例になってしまったのだそうです。

ワインバトル(Batalla del vino)のパレード
ミサの後、ワインをかけあう1時間の後、教会から少し離れた広場はあっという間にワインまみれ。
この時期のスペイン北部の山間はまだまだ寒く、ワインにまみれて震える参加者たちは、火を起こして洋服を乾かし体を温め、さらにBBQで胃袋を満たして休憩をとったあと、チームごとにセントロまで練り歩きます。
多くの参加者はグループになっていて、音楽係もいます。歌ったり、楽器を弾いたりするのに合わせて、踊りながら進んでいくこの1時間がパレートと呼ばれています。

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ワインバトル(Batalla del vino)のイベント
前夜祭のコンサートやダンス、そして終夜営業をしているバルでの宴会。そのすべてがイベントです。
朝まで酔っぱらった後に訪れる、祭り当日早朝にはシャトルバスが山の上の教会まで運んでくれます。酔っぱらった勢いで歩いていく人も大勢います。
8時ころにミサが始まり、9時からがワインバトル。そしてさらに1時間ほどの休憩の後に1時間のパレードといった流れで、村のセントロへと人々が戻ってくるのはお昼頃。
そこから夜までは、再び小規模なコンサートがあり、宴会があり、夜には花火が上がっての盛り上がりぶりのまま、村人たちは徹夜二日目へと突入していきます。

ワインバトル(Batalla del vino)の食べ物
撒き散らす用のワインは安物で十分でしょう。でも、その後で飲むワインは上等なものをしっかりと味わえるよう、村のバルに用意されています。
さすがワイン産地だけあって、ワインを扱うバルの数が非常に多く、ワインの銘柄の種類も豊富で、ワクワクします。

用意するもの
ワインバトルに参加するには、服装が決められています。それが、白シャツと赤スカーフ。男も女も子どもも大人もおじいちゃんおばあちゃんも、犬も白いTシャツを着て、赤いスカーフをクビに巻きます。
さらには、ワインは原則として持参。好きなだけ、持てる限り持っていきましょう。そして、ワインを効率よく、そして楽しく撒き散らすために必要になるだろう、水鉄砲やバケツ、杓子などの小道具を手にしていきます。猛者は大きなワイン樽を抱えて登場することさえあります。手押し車に積んだ樽からワインをホースで放水(?)している人もいます。
そして、当然必要になるのが着替え。途中、ワインでぐっしょりと濡れた体と洋服を乾かす時間は取られますが、それでも、多くの参加者たちは、すっきりと再び白いシャツに着替えて、街で飲みなおしはじめるのです。
そのほか、防水カメラやゴーグル、タオル、レインコートなどといったワイン対策グッズもあると、ワインが眼に浸みる! とか、ワインで体が冷え切った! とか携帯がカメラがワイン没した! といった難を逃れられるかもしれません。

参加できること
ワインバトルは原則としてはグループやチームでの参加。地元のメンバーたちは、家族や友人などの仲間で集まっています。
もちろん外国人でも個人でも参加は可能です。ただ、前述したように、ワインで濡れてはしゃいでいるうちはいいのですが、よし終わり! と宣言されるやいなや、興奮とともに体の熱も冷め、ガタガタ凍え始めます。仲間がいないと、火を興したり、食べ物を用意したり、音楽を持ち込んだりといった、ワインバトルの後の暖とお楽しみにありつけないわけ。
地元チームの多くは、お願いすればメンバーとして参加させてくれることがあります。前夜祭で仲良くなって頼み込んでみましょう。

一番の見どころ
ワインバトルは、参加せずにみていても十分楽しめます。
最初はピンク、そして紫へと染まっていく人々、足元にできる泥とワインの水たまり、むせかえるような、ワインの香りがたてる甘さと酸味。
近づきすぎると、ワインバトルの飛沫を浴びますが、それもまたご愛敬。ちょっとシミができっちゃったくらいの参加なら、チームに入れなくても、風邪をひかずにすみます。

まとめとして
どうして人は食べ物や飲み物をばらまき、かぶるのが好きなのでしょうか? これはきっと、「ダメだといわれていることだからこその魅力」なのでしょう。
普段、ワインを人にかけることは、軽蔑を意味します。別の祭りですが、トマトを投げつければ、軽蔑だけでなく威嚇や攻撃にも。また、飲食物を粗末にするというコモンセンスに反する行為でもあります。
食べ物や飲み物はこぼさないようにしなければならない、洋服は汚してはいけない、道をよごしてもいけない。そんな戒めをどうどうと破っていいという魅力こそが、これらの祭りのポイント。
それでもなおやっぱり、「楽しい」よりも「もったいない」の気持ちのほうが強く感じられてしまうのは、「もったいない精神」を大切にしてきた日本人だからでしょうか。
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日本人、働きすぎです!
ほんと、気付いたほうがいいよ。今日のあなたに、日本に、仕事に、生き方に、満足なんかしていたら「必ず」後悔するよ!




































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